【失敗談】ぼくがニコンを手放した3つの理由③

      2017/08/02

さて、この記事も今回で最終回。あとちょっとだけ、お付き合いください。

前回、前々回の記事はこちら。

【失敗談】ぼくがニコンを手放した3つの理由①
2017年5月中旬、2012年10月から約5年間にわたって使ってきたニコンのカメラ・レンズとお別れした。 今回から不定期連載で3回に...
【失敗談】ぼくがニコンを手放した3つの理由②
前回に引き続き、ニコンを手放した理由について。 前回の記事はこちらから。 では、ぼくがニコンを手放した2つ目の理由のお...

では、最後の理由を書いていこう。

無言のプレッシャー

圧力。

最後の理由はこの一言に尽きる。

どういうことか。

あれこれとカメラやレンズを買っていくうちに、ぼくは高額な機材を買うのにすっかり慣れきってしまった。

"レンズに20万円は普通"

軽い心の病気だ。おそろしい病気。

けっきょくぼくは、特に必要も無いのに(ここが大事)レンズを「経済的に買える」という理由だけで買いあさってしまった。

その結果、ある日とうとう「大三元」を揃えてしまった。

今年の2月ごろの話だ。

AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ

よりにもよって、みんなの憧れ「大三元」だ。

もうこれは、絶景を撮りに撮影旅行に出かけなければならない。

出かけないなんて、罪だ。

こんな素晴らしいカメラとレンズがあるのに、近場でダラダラ週末を過ごすなんてありえない。

撮影旅行に行かなければ。

こんな感じで、良くない精神状態に陥ってしまった。

おまけにF1.4シリーズの単焦点レンズ2本(「AF-S NIKKOR 35mm F1.4G」「AF-S NIKKOR 58mm F1.4G」)まで買ってる。

それなのに、このころ(2〜3月ごろ)は東京競馬場に望遠ズームの試し撮りに行ったくらい。

正直、東京の冬は思ったより寒くて、外出すらほとんどしていなかった。

それはもう、罪悪感MAXだった。

"撮りたくない"

プレッシャーはストレスに変わる。義務感が増すほどに、撮影意欲は下がっていく。

末期には、もうカメラを見たくなくなっていた。

それなのに「写真が趣味なのだから、外出中はカメラを持たなきゃならない」というナゾの強迫観念から、コンパクトカメラの「RICOH GR」や、ミラーレスの「X-Pro2」のどちらかは必ずカバンに入れていた。

けっきょく、ほとんどの場合は1枚も写真を撮らずに帰って来るはめになったが。

"これはやばい"

このへんでとうとう、「このままだと写真そのものをやめることになる」という危機感を覚え始めた。

好きだったはずのことが義務になっている。

どうにかしなければならない。

でも、どうして写真を嫌いになりかけているのか。

写真にもう一度興味を持つにはどうしたらいいか。それをよく考えることにした。

 

結論はすぐに出た。

まとめ

繰り返すが、ぼくは「ニコンが悪い」とか言うつもりはいっさい無い。
これはカメラの「買い方」「接し方」に問題があったことで起こった、1つの悲劇だ。

 

今回の件で失ったもの(金、時間、意欲)は大きかったが、「学び」もあった。

「整いすぎた環境は、ものごとの興味を削ぐばかりか、悪影響を与える」

「みんなの言う"イイもの"が、自分に取っても"良い"かどうかはわからない」

「"ちょっと足りない"くらいがちょうどいい」

カメラに限らず。
これが自分の中での結論。カメラ機材の購入は計画的に。

FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/2.2, 1/75 sec, ISO1250)

…これの話は、また今度。

 

ここまで読んでいただき、ほんとうにありがとうございました。

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