Canon遍歴
出会い
私が初めてCanonを手に入れたのはの2017年。
鈴鹿サーキットで使用したFUJIFILM X-T2に頼りなさを感じ、Nikon D810を手放したことをさっそく後悔。
そして、「一眼レフ」への出戻りを画策。
立川市のヤマダ電機で安売りしていた「EOS 5D Mark Ⅲ」を購入したのが始まりだ。
なお、Canonにした理由は「前はNikonだったから次はCanonかな」程度。
特別な思い入れはなかった。

別れ
レンズも3本購入し、使用頻度はそれほどでもなかったが楽しく使っていた。
が、その程度の気持ちだったので、別れはすぐ、唐突に訪れた。
2018年7月。
X-H1購入の生贄として下取りに出された。
なお、この時手放した理由は「シャッター音がうるさい」だった。
シャッター音って一眼レフの魅力の一つじゃないのか?
…まあ、今にして思えばX-H1を買う理由を作りたかったんだろうと思う。

後悔
これ以降、EOS 5D Mark Ⅲ売却を後悔し続けることになる。
FUJIFILMからLeica、SONY α(SIGMA)買い増し、またFUJIFILM出戻り。
繰り返されるマウント移動、買い増し。
ミラーレス時代に突入してからもずっと「あのカメラ(5D Mark Ⅲ)かっこよかったな。もっと使いたかった」という後悔の念。自分で売っといて。
でも今さら一眼レフに戻るのも…今はミラーレス全盛だし。
じゃあEOS R?うーん値段高いし、なんか評判が微妙…
そうこうしている間に品薄になるEOS 5D Mark Ⅳ。
特にこの2年くらいは中古美品がとんでもない速さで売り切れている。
新品価格の半額と割安感が強いことから、根強い人気があるのだろう。
そして新品価格がなぜか上がった(約35万円)。
円安さぁ…。

あーーーーーーーー
再会
そして魔が差した2024年2月。

…とうとうEOS R5に手を出すのであった。
EOS R5導入。
なぜEOS Rだったのか。
「Reimagine optical excellence」=「光学性能の追求」。
EOS Rの「R」には、このような意味がある。
…いや、それだけですけど。
なぜEOS Rを選んだのかって?
それは、いつものこんな感じのやりとり(脳内)によるものだ。
「最近、真面目に写真に取り組んでいないなぁ。」→「このままじゃだめだ。もう一度、ちゃんと写真をやろう。」→「そのためには、ちゃんとしたカメラが必要だ!!」
→「どのメーカーにしようか。NikonとSONYは一度メインで使用していたし、今更買い戻すのはなんか悔しい。」→「そういえばEOS 5D Mark Ⅲを手放したの一生後悔していたよな…。」
→「よし。なんか評判のいいCanon EOS R5を導入だ!!!」
…ちゃんと選べよ。
結局「撮影機会が激減する季節(1月〜3月)に、写欲と機材欲が爆発する」という、いつもの悪い癖が出ただけ。
北海道に帰ってきてからというもの、毎年そうだ。
EOS R5
さて、このEOS R5。
公式HPによると「第2世代EOS Rシステム」とのこと(第1世代はEOS RとEOS RP等だろう)。
そして、このカメラは「5」という数字を強調する。
「5であることが、すべて。」
「your 5, your EOS.」
これは、このカメラが一眼レフ時代のメインストリームだった「EOS 5シリーズ」の正統後継機であることを示唆しており、つまり「プロ仕様に耐えるレンズ交換式カメラとして本気で作ったよ」という意気込みの表れだ。

全世界が待望したEOS R5。
その特徴は「すべての撮影を高次元でこなせること」だろう。
高画素・高画質。高速AF。8K動画。
そしてEOS 5シリーズを踏襲する操作性・堅牢性。
余談だが、このカメラが発売した2020年、私はLeica M MONOCHROM(Typ246) に狂っていたので、当時は選択肢に上がらなかった。
その後「フルサイズミラーレス導入戦争(2020年11月)」で最強カメラ「SONY α7RⅢ」に敗れた(この時購入候補に上がっていたのはEOS R6だが。発売直後で在庫がなかったらしい)。
EOS R5は発売直後の値段も高かったし(EOS R5の発売時の定価46万円)。
…あれ?なんか安いな?感覚バグってる?(EOS R5 Mark Ⅱは定価65.5万円)
作例





まとめ
現時点(2025年1月)で、このカメラには非常に満足している。
これからも、このカメラシステムでできることを模索していこうと思う。
余談だが、最近は別メーカーのカメラの情報を意図的に遮断している。
意図せず、いつの間にかマウント変更をするかもしれない。
物欲というのは、どんなに現状に満足していても、止まることを知らない魔物だ。
あいつは制御不能だ。
Canonの機材についてはこのカメラを皮切りにいくつか揃えたので、今後また続編を書こうと思っている。

全マウント揃えよう!
これでマウント問題解決ヨシ!
お金は・・・ヨシ!