Canonと私 第1話「EOS R5」

Canon遍歴

出会い

私が初めてCanonを手に入れたのはの2017年。
鈴鹿サーキットで使用したFUJIFILM X-T2に頼りなさを感じ、Nikon D810を手放したことをさっそく後悔。

そして、「一眼レフ」への出戻りを画策。
立川市のヤマダ電機で安売りしていた「EOS 5D Mark Ⅲ」を購入したのが始まりだ。

なお、Canonにした理由は「前はNikonだったから次はCanonかな」程度。
特別な思い入れはなかった。

FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/11, 1.7 sec, ISO200)

別れ

レンズも3本購入し、使用頻度はそれほどでもなかったが楽しく使っていた。
が、その程度の気持ちだったので、別れはすぐ、唐突に訪れた。

2018年7月。
X-H1購入の生贄として下取りに出された。
なお、この時手放した理由は「シャッター音がうるさい」だった。

シャッター音って一眼レフの魅力の一つじゃないのか?
…まあ、今にして思えばX-H1を買う理由を作りたかったんだろうと思う。

カメラ
FUJIFILM X-Pro2 (XF60mmF2.4 R Macro, 60mm, f/4, 1/60 sec, ISO200)

後悔

これ以降、EOS 5D Mark Ⅲ売却を後悔し続けることになる。

FUJIFILMからLeica、SONY α(SIGMA)買い増し、またFUJIFILM出戻り。
繰り返されるマウント移動、買い増し。

ミラーレス時代に突入してからもずっと「あのカメラ(5D Mark Ⅲ)かっこよかったな。もっと使いたかった」という後悔の念。自分で売っといて。

でも今さら一眼レフに戻るのも…今はミラーレス全盛だし。
じゃあEOS R?うーん値段高いし、なんか評判が微妙…

そうこうしている間に品薄になるEOS 5D Mark Ⅳ。
特にこの2年くらいは中古美品がとんでもない速さで売り切れている。
新品価格の半額と割安感が強いことから、根強い人気があるのだろう。

そして新品価格がなぜか上がった(約35万円)。
円安さぁ…。

FUJIFILM X-H1 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/1.4, 1/50 sec, ISO1000)

あーーーーーーーー

再会

そして魔が差した2024年2月

FUJIFILM X-H1 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 1/20 sec, ISO200)

とうとうEOS R5に手を出すのであった

EOS R5導入。

なぜEOS Rだったのか。

「Reimagine optical excellence」=「光学性能の追求」
EOS Rの「R」には、このような意味がある。

…いや、それだけですけど。

なぜEOS Rを選んだのかって?
それは、いつものこんな感じのやりとり(脳内)によるものだ。

「最近、真面目に写真に取り組んでいないなぁ。」→「このままじゃだめだ。もう一度、ちゃんと写真をやろう。」→「そのためには、ちゃんとしたカメラが必要だ!!」

→「どのメーカーにしようか。NikonとSONYは一度メインで使用していたし、今更買い戻すのはなんか悔しい。」→「そういえばEOS 5D Mark Ⅲを手放したの一生後悔していたよな…。」

→「よし。なんか評判のいいCanon EOS R5を導入だ!!!」

…ちゃんと選べよ。
結局「撮影機会が激減する季節(1月〜3月)に、写欲と機材欲が爆発する」という、いつもの悪い癖が出ただけ。
北海道に帰ってきてからというもの、毎年そうだ。

EOS R5

さて、このEOS R5。
公式HPによると「第2世代EOS Rシステム」とのこと(第1世代はEOS RとEOS RP等だろう)。
そして、このカメラは「5」という数字を強調する。

「5であることが、すべて。」

「your 5, your EOS.」

これは、このカメラが一眼レフ時代のメインストリームだった「EOS 5シリーズ」の正統後継機であることを示唆しており、つまり「プロ仕様に耐えるレンズ交換式カメラとして本気で作ったよ」という意気込みの表れだ。

FUJIFILM X-H1 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 1/15 sec, ISO200)

全世界が待望したEOS R5。
その特徴は「すべての撮影を高次元でこなせること」だろう。

高画素・高画質。高速AF。8K動画。
そしてEOS 5シリーズを踏襲する操作性・堅牢性。

余談だが、このカメラが発売した2020年、私はLeica M MONOCHROM(Typ246) に狂っていたので、当時は選択肢に上がらなかった。
その後「フルサイズミラーレス導入戦争(2020年11月)」で最強カメラ「SONY α7RⅢ」に敗れた(この時購入候補に上がっていたのはEOS R6だが。発売直後で在庫がなかったらしい)。

EOS R5は発売直後の値段も高かったし(EOS R5の発売時の定価46万円)。
…あれ?なんか安いな?感覚バグってる?(EOS R5 Mark Ⅱは定価65.5万円

作例

Canon EOS R5 (RF24-105mm F4 L IS USM, 105mm, f/4, 1/80 sec, ISO200)
Canon EOS R5 (RF24-105mm F4 L IS USM, 105mm, f/4, 1/1250 sec, ISO100)
Canon EOS R5 (RF24-105mm F4 L IS USM, 70mm, f/8, 1/250 sec, ISO100)
Canon EOS R5 (RF24-105mm F4 L IS USM, 24mm, f/8, 1/640 sec, ISO100)
Canon EOS R5 (EF50mm F1.2L USM, 50mm, f/1.8, 1/8000 sec, ISO100)

まとめ

現時点(2025年1月)で、このカメラには非常に満足している。
これからも、このカメラシステムでできることを模索していこうと思う。

余談だが、最近は別メーカーのカメラの情報を意図的に遮断している。
意図せず、いつの間にかマウント変更をするかもしれない。
物欲というのは、どんなに現状に満足していても、止まることを知らない魔物だ。
あいつは制御不能だ。

Canonの機材についてはこのカメラを皮切りにいくつか揃えたので、今後また続編を書こうと思っている。

Canon EOS R5 (, 24mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO100)
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1件のコメント

全マウント揃えよう!
これでマウント問題解決ヨシ!
お金は・・・ヨシ!

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