寒い日が続いて、写真を撮りに行く意欲もそがれる今日この頃。
困ったことに、カメラ断捨離が進まない。
ブログで宣言すれば行ける!…と思ったんだけど、これが全く進まない。
なぜか。
どの機材を残せばいいのかわからない
今回のカメラ断捨離を進めるにあたっては、「主に撮影する被写体とシチュエーション」を考えて、適切な機材だけを残すつもりでいた。
撮影対象や場面によって必要な機材は違う。
必要なら残せばいいし、不要なら売ればいい。
簡単な仕事だ、と思っていたのだが…これがビックリするくらい分からない。
ぼくに必要な機材は、いったいどれだ?
ぼくは主に何を撮影しているのか?
東京都に住んでいるここ1年半は、都内で撮影することが多く、必然的に街中の写真が多かった。
だから「そうや!わいはストリートフォトグラファーや!」と能天気に考えていた。
でも断捨離のためにいろいろ考えるにつれ、疑問が湧いてきた。
果たしてわいはストリートフォトグラファーなんだろうか?
初めて一眼レフを手にしたとき、ぼくは室蘭市(北海道)に住んでいたけど、その時はほとんど街中なんて撮影してなかったじゃないか。
とにかく街中は絵にならない。主な被写体は山や海だった。
なぜなら近くに「地球岬」や海岸、「測量山」や森と、自然風景を撮る環境が整っていたし、なにより移動手段(車)があった。
つまり、山やら海やらを「簡単に」撮影できる環境があるなら、ぼくはあえて街中を撮影したりしないんじゃないだろうか?
そういえば、札幌市に引っ越した後も街中は試し撮り程度で、あとは定期的に森やら川やら滝やらで撮影していた。
本気で撮影する対象は、どちらかといえば自然風景の方が多かった気がする。
唯一、街中をメインで撮影するのは「冬(寒い)」か「旅行(観光名所)」のとき。
もしかしたら街を撮影しているときって、観光しているときだけだったんじゃないか?
そして今も、東京が珍しいから撮影してるだけ?
何のために撮影しているのかわからない
そもそも、ぼくは本当に写真が撮りたいんだろうか?
最近は、ただ撮影に行くことよりも、ブログ記事に使うために写真を撮ることが多くなってきた。
もともとこのブログは「せっかく撮った写真をただパソコンに保存しているだけでは張り合いがないから」という理由で始めた。
その後、富士フイルムXシリーズのレビューなんかも書くようになったけど、順番は「写真」→「ブログ」だった。
なんか最近、ブログ記事のために出かけたりしてないか?
それでも「ブログが撮影に出かけるモチベーションになっている」というならそれはそれでいいと思う。
でもブログ記事を書くために、「嫌々」写真を撮りに出かけてないか?ということは自問するべきだろう。
…それともうひとつ。
カメラが先か、写真が先か
「そのカメラが使いたいだけ」か「写真が撮りたい」のか。
永遠の命題だ。
ぼくがカメラを始めた動機は、「初めて買ったMacBookを有効活用」したかったから。
その後、MacBookよりもカメラの方が優先順位が高くなったけど、「写真が撮りたい」が最初の動機ではなかった。
今はどっちだろう。
確かめてみたい。
というわけで、これからしばらくの間、持ち出すカメラをいろいろ変えて撮影に出てみようと思っている。
最近ちょっとX100Fに偏りすぎていたし。
カメラを変えたときに、自分の写真がどう変わるか。
持っているカメラによって被写体を変えるというのは本末転倒では?という気持ちもある。
でも、「このカメラだから撮れるこの写真」が、ぼくが「ほんとうに撮りたいもの」なのかもしれない。
そういう確認をしてみたい。
予定
- Canon EOS 5D Mark Ⅲ × 海
- RICOH GR × 下町
- FUJIFILM X-Pro2 × 小旅行
- FUJIFILM X-T2 × 山
- FUJIFILM X100F × 都市
…あくまでも予定なので、テーマは変わるかもしれない。
でもまあ、とりあえず久しぶりに海が見たい。
第1弾は海で決定だ。
海の見える場所へ行こう。
コメントを残す