約4年半の「北海道編」の総括をしよう。
2024年8月下旬。
北海道に帰ってきて、4年5ヶ月が過ぎた。
今こそ、この約4年半を総括する時だと思う。なんとなく。
地元「愛する大地、北海道」に凱旋を果たした、誇り高き「道産子」である私の、「充実のカメラ・フォトライフ」について語ろう。
札幌編、スタート!
感動の札幌カムバック。
2020年2月。まだ東京に住んでいたあの頃。
それまで持っていた富士フイルム(あとなぜかSONY)のカメラ・レンズのほとんどを下取りに出し、ライカのM MONOCHROM(Typ246)という、「カラーなし、AFなし、EVFなし」という「ストイック・ドM専用カメラ」を購入した。
俺はこれから、このカメラで素敵な東京モノクロストリートフォトを撮影していくんや!!
その直後、ある日のこと。
職場から衝撃の内示が発表される!!!
「4月から札幌帰れ」
…
…っ???やったぜ!!!!??
地元大好き!!!!
北海道LOVE!!!!!!!
…え?ほんとに?
…こうして、「北海道とライカ」「大自然とモノクロ」という、「ラーメンとチョコレート」並みに食べ合わせの悪い組み合わせが完成。
まったく、俺のライカライフ、幸先いいぜ!!!!
札幌編、開始!!
札幌での生活が始まった2020年4月。
そこは、コロナが蔓延するディストピア。
外出は可能な限り禁止(仕事には来い)。
休日の外出は、人との接触は避け、最小限に。
撮影?
不謹慎な!!!
写真を撮ってネットにあげてやる!!!!
仕方なく人の目を避け、誰もいない河辺で撮影していれば警察からの職質…。
充実したスタート。
最高の札幌写真ライフ。
札幌市での写真撮影
それにしてもこの街、写真が撮りにくい。
なんというか、人がいるようでいない。いないようでいる。
地下街で撮影していれば不審者と間違われる(東京ではそんな目にあったことはない)。
それだけのリスクを冒しても、街中に特に見どころはない。
中途半端な大都市、それが札幌。
それじゃあ仕方がない。
札幌でダメなら。
そうだ、小樽行こう。
バーガーキング行こう。
これはあれだ、機材が悪いよ(いまさら)
街中での撮影に活路を見出すのは無理だ!!
…それなら、北海道という地の利を生かして、大自然を撮りに行けばいい!!おれはネイチャーフォトグラファーだ!!!(嘘)
待てよ?大自然といえばあれだな、一眼タイプのカメラだな。
ライカはきついな。雨降ったら死ぬよな。
そして、自然風景といえばあれだ、高画素機だ。
富士フイルムのAPS-Cじゃ物足りないぜ!!
まったく!!!仕方ねえなぁ…!!!!!!
…気がついたら、SONY α7RⅢ(2回目)を持っていた。
そして、FUJIFILM X-H1がいなくなった。
尊い犠牲はあったが、これでとうとう役者は揃った。
これ以降、SONYとライカの最強コンビで、北海道を満喫…!!!!
…できませんでした。
敗因は。
なんか常に「気が乗らない、被写体に満足できない」とか「寒い、外出たくない」とか、ブーブー文句を言っていた気がする。
実家に住んでいたのも、写真撮影をする環境としては良くなかった気がする(言い訳)。
遠出するのに気を使う。
朝早く出かけるのに気を使う。
気を使う。
ストレスに耐えかねて物欲が暴走(言い訳)。
軽率に増えるRICOH GR Ⅲ。
そして下取りから2ヶ月経たずになぜか戻ってくる、FUJIFILM X100F(ヤマダ電機のアウトレット品)とX-Pro2(フジフフイルムモールのリファービッシュ品)。
俺、もうなにがなんだかわからないよ…
俺、カメラを買ってる瞬間だけは、辛いことぜんぶ忘れられるんだ…
そして、カード会社の請求書を見て、また辛い気持ちになるんだ…。
次回予告
事件はいつも突然に。
そんなこんなで札幌での生活にも適応(?)してきた、2年目の冬のある日。
職場から、衝撃の内示が発表される!!
「4月から道東行ってきて」
っっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!
…最高…っ!!???!?!?
ちょうど、ネイチャーフォトが撮りたかったんだよ!!?いやー分かってるぅ!!!(錯乱)
あ゛ーーーーーーーーーーーーーー〜〜〜〜〜〜ーー!!!!!!!!!!!!!
次回
「感動の道東編」
お前も道東にならないか?
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