LEICA M MONOCHROM(Typ246)で撮影する北海道(4月)

 

2020年4月、3年半ぶりに北海道に復帰した。

せっかくだから、東京ロスの分、札幌をいい感じに撮るぞ…と思ったら例のアレで、街の写真が撮れない。

でも、なんとかして写真を撮りたい。いったいどうすれば…

 

北海道編、静かにスタート…

こんなご時世なので、とにかくできるだけ人のいない場所へ。

北海道なんだからこんな時こそ大自然に行けばいいじゃん、と思うかもしれない。
だけど、実はこの時期(3月末〜5月初旬)の北海道、植物は枯れ果て、かといって雪景色でもなく「基本的に茶色い」という、かなり微妙な時期…。

そんな時に頼りになる、そして「一番撮りたいエリア」である札幌駅や大通、すすきのには行けない。なんか都会っぽい写真をアップするだけで「不要不急警察」の取締りに会うご時世。

でも写真撮りたい。そろそろ限界だ。
焦るんじゃない、俺は写真が撮りたいだけなんだ、撮りたくて死にそうなんだ。

…そうだ、人がいない郊外行こう。

使用カメラ・レンズ

Leica M Monochrom(Typ246)

カメラ
かっこいい…

「Leica M Monochrom(Typ246)(以下「Typ246」と表記)」は1世代前のM Monochromシリーズ(モノクロしか撮れない変態カメラ)。
発売は2015/5。もう5年前のカメラだ。実勢価格は中古で70万円前後。高い。

2020/1に「Leica M10 Monochrom」が発売したことでめでたく型落ちモデルとなった。ちなみにこのM10 Monochromは実勢価格110万円前後。さすがにちょっと引く。

なお、私がType246を買ったのは、つい最近の2020/2/25。

LEICA M MONOCHROM(Typ246) ファーストインプレッション


型落ちになり少し値段が落ちたこと、はじめてのライカM、はじめてのM Monochromということで、M10 Monochromを敬遠して購入。これが英断だった。持ち出した初日にいきなりトップカバーにちょっとした傷が入ったりしていたし、これがM10 Monochromだったら取り返しがつかない絶望感を味わっていたと思う(実際Typ246でもかなり凹んだけど)。デニムジャケットのボタンは凶器。

このカメラの描写については、こういうご時世になってしまったことで全然枚数を撮れていないのもあるけど、「Leica M Monochromで撮影したモノクロ写真、これは次元が違う…!」みたいなのはまだ感じない。
そもそもモノクロームの良し悪しを見抜くだけの審美眼を持っていない。私の能力不足だ。精進あるのみ。

Elmarit-M f2.8/28mm ASPH.

レンズは今のところこれしか持ってないので、Typ246に合わせるレンズは必然的にElmarit-M f2.8/28mm ASPH.になる。
でも、自然風景を撮るなら、ダイナミックに写せる広角レンズは有利だと思うのでいいかな。

広角レンズ全般に言えることだが、主題をしっかりさせないと何を撮っているのか分からなくなるので、そこは気を使うポイントだ(でもやっぱりそんな写真も撮れてしまう)。

レンズ自体はとてもコンパクトでフォーカスリングのノブもついており操作しやすい。非球面レンズを使用していることで描写も素晴らしく良く、今のところ満足感しかないレンズだ。

石狩浜

この日最初に訪れたのは石狩浜海水浴場(通称「あそびーち石狩」)。
北海道全般のネーミングセンスには言いたいことが結構あるわけだが、とりあえずヨシ!

石狩エリアで数少ない海水浴場であり、札幌市民の憩いの場だ(夏限定)。冬はめっきり人が来なくなる、というか来ても何もできない。ちなみに結構砂浜にゴミが落ちていたりしていて、あまり環境的によろしくない印象だった。

まあ、この日は冬のような寒さに加えてありえない強風が吹いていて、ほぼ罰ゲーム状態だったよ。当然人もほとんどいなかった。

海
冬の海。

そんなわけで冬(4月)の海を撮影。
とりあえず海!とわかる写真を選んでみたけど、我ながらなんだか取り留めのない写真になってしまった。状況説明写真というか。自然を広角レンズで撮影するって難しい。
あと、この日の写真は現像時にコントラストをけっこうキツめにつけて、さらに明瞭度を上げている。そのためLeica M Monochrom本来のグラデーションではないことに留意してほしい。

波紋
石狩浜の砂の波紋。

とにかく、パターンが撮りたかった。
こういう写真、こういう被写体の方が心が落ち着く…。

…おかしいだろうか?

もう少しこういう「自然界のパターン描写」について追求してみたかったのだが…この日は寒すぎたので退散。風邪ひいちゃう。

このあと、石狩浜近くにある公園、「はまなすの丘公園」に移動。

本来ははまなすを代表する植物の群生地らしい…のだが、この日私の目の前に広がっていたのは、季節が早すぎて、まだ枯れた草で覆われた空間。そう、オフシーズンである。

はまなすの丘公園通路
はまなすの丘公園の木製デッキ。

この公園は初めて来たのだが、上の写真のような木製デッキがどこまでも続く。植物を踏み荒らさないための通路なのだが、これが果てしなく続いていた。これ作るの大変だっただろうなぁ…。この公園、敷地がありえないくらい広いのに。

はまなすの丘公園木道2
どこまでも続く木製デッキ…

結局敷地が広すぎて、終点にたどり着く前に寒すぎて退散(2回目)。虚弱体質な自分がちょっと心配である。

百合が原公園

風が異常に強くて凍えてしまいそうだったので、石狩浜エリアを早々に退散して車で南下する。このまま帰ってもよかったんだけど、もう1箇所くらいどこかに行きたかった(撮れ高が微妙だった)ので、札幌市内にある大型の公園百合が原公園に行ってみた。

…市内の公園だけど、3密してないからいいよね?
いいってことにしておこう。

公園、ベンチ
冬の公園、ベンチを発見。

とはいえ、シーズンには花でいっぱいのこの公園も、現在は特に何も咲いていない。
まるっきり冬である。

仕方がないので特にこれと言って何の特徴もない公園内のベンチを撮影してきた。

ベンチ
ベンチで立体感を楽しむ

他にもサイロっぽい建物とかあったけど、施設老朽化で近づけなかった。

そしてやっぱり寒い。風が強い。寒さが限界だ。
…さらに疲れも出だしたので、この日の撮影は終了。お疲れ様でした。

まとめ

ああ、街を撮りたい。

自粛のせいで、一番撮りたい被写体写真が撮れない。
北海道復帰後、札幌の街中を全く撮影できていないので、なかなかストレスがたまる…。

仕方がない。
ここは一つ、発想を転換しよう。

今後は部屋でできる有意義な撮影についてでも研究するかな…。

記事が気に入ったらシェア!

2 件のコメント

  • おはようございます!
    4月前半辺りの「海岸の寒さ」は承知していますが、そういう風の感じが何となく伝わる写真が好いと思いました。風音が聞こえそうです。
    浜の砂が描く紋は、何か哲学的な感じもしますが、流石に名機と銘レンズの描写という感です。
    <はまなすの丘>の木道の雰囲気は秀逸です!「こういう時季でもなければ絶対に撮れない!!」という独特な雰囲気だと思います。
    何か「気儘にカメラを手にその辺を」ということはやり悪いでしょうが、こういう「可能な範囲」ということで愉しめば好いのだと思います。
    札幌近郊であれば、5月に月が改まると少し温かく感じが好い日も増えますね。北の方は更にもう一息だと思います。

    • この時期の北海道、久しぶりに体験してますが寒いですねー…それでも5月に向かって少しずつ過ごしやすくなっている印象です。でも道央や道北はまだまだなのかもですね…

      色々と撮影したいところはあるんですが、例のアレで撮り歩けない…カメラ好きの皆さんは同じようなストレスを感じているんだと思います。

      でも今は我慢…!
      撮れる範囲の撮影で工夫していきましょう!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください