はじめに
今回は標準単焦点レンズ「XF35mmF1.4 R」を持って、冬の街へ出掛けた。
それにしても寒い。
カメラを持つ手が冷たい。
それはそれとして、この日はとりあえず南青山へ向かった。
XF35mmF1.4 R
スペック
今回のレンズ、XF35mmF1.4 Rのスペックは以下のとおり。
型番 | XF35mmF1.4 R |
レンズ構成 | 6群8枚(非球面レンズ1枚) |
焦点距離 | f=35mm(35mm判換算:53mm相当) |
最大口径比(開放絞り) | F1.4 |
最小絞り | F16 |
最短撮影距離 | 28cm |
外形寸法:最大径×長さ(約) ※先端よりマウント基準面まで |
ø65.0mm×50.4mm |
質量(約) ※レンズキャップ・フード含まず |
187g |
フィルターサイズ | ø52mm |
特徴
XFレンズ最古参の3本のうちの1本で、おそらく最も人気があるXFレンズ。
手頃な大きさ・重さと値段。
F1.4と明るいレンズで、開放絞りでは少し描写が甘くなる特徴があるらしい。でもそれがいい。
付属の金属製のレンズフードもかっこいい。
使用カメラ
今回の撮影にはX-H1を使用した。
ボディ内手ブレ補正機構が搭載されていて、XF35mmF1.4 Rについては約5.5段分の補正効果がある。
富士フイルムの単焦点レンズは評判がとてもいいけど、手ブレ補正が付いているものはほとんどない。
明るいレンズが多いのでそこまで不便はないけど、手ブレ補正はあるに越したことはない。
街中で人を流したい時なんかは特に。
そんな時はX-H1との組み合わせが最適だ。(見た目的にはX-Pro2との組み合わせが最高だけど)
街中を撮影
南青山
南青山へ行ったのは、ダウンジャケットを見に行く用事があったから。
立川からまあまあな時間をかけて表参道駅へ。
そこから撮影開始。
ブランドショップが並ぶ一角で撮影。
ファッションスナップを撮影している人もいた。
さすがは南青山。
(失礼だと思ったので撮影風景をじろじろは見なかったが)
目的地での(ウインドウ)ショッピングを終えて、街の撮影を続ける。
定番のプラダブティック青山店。
いつ見てもすごいデザインだ。
少し歩いて、表参道へ戻る。
ここからどうするか迷ったけど、いつもは行かない方角に、とりあえず歩くことにした。
特徴的な建物を発見。
ポルシェセンター青山。全景を撮り忘れた。
印象的なデザインの建物なので、お近くを通りかかった際はぜひ。
さらに道沿いに歩く。
神宮外苑エリア
さらに歩くと、神宮外苑の近くに出た。
そろそろ歩き疲れてきたけど、休む場所も知らないし外は寒いし。
もう少し歩く。
知らない駅に来た。
信濃町駅。…どこ?
ふと駅前通りを見ると、印象的な建物が。なんだあれ。
信濃町煉瓦館っていう建物らしい。
何の建物かは不明である。
でもいいや、もう疲れたし。ここで撮影終了。
まとめ
撮影について
この日の東京は真冬並みの寒さ。
寒さが身に染みた。
…とは言っても真冬並みの寒さでここまで普通に歩けることをありがたく思うべきかもしれない。
札幌なら死んでた。
それにしても、いくらなんでも今回の撮影はノープランすぎた。
結果、翌日に足腰がだるくなるほど歩いたけど、撮れ高が少なかった。
目的地の選定と事前に撮影イメージを作ること。
やっぱりこれが大事だと思う。
レンズについて
XF35mmF1.4 Rは描写能力が高いレンズ。
ピントの合った場所が鮮明なのはもちろん、アウトフォーカスの美しいボケ。(とか言ってあんまりボケを生かした撮影はしてないけど)
ボケを生かした近接撮影はもちろん、遠景の撮影もしっかりと写ってくれる。
オートフォーカスが遅いという欠点を差し引いても、素晴らしいレンズだ。
ただ、個人的には少し使いにくさを感じることもある。
これは完全に好みなんだけど、35mm判換算53mm相当は自分には少し狭く感じる。
自分的には35mm判換算35mmあたりが使いやすい、と改めて感じた。
とはいえ、ボケも美しく、取り回ししやすいXF35mmF1.4 Rで撮影するのはとても楽しい。
これからも積極的に使っていこう。
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