私には「おもしろい写真」は撮れないらしい。

 今の私には、写真を撮るために早起きして遠出する気力と体力がない。
 なので、小さめのカメラを持って、近所へ出かけて写真を撮る。

 前回の記事で、「わかりにくい写真に価値はない」「わかりやすくいい写真が撮りたい」と息巻いていた(息巻いてはいない)のだが…。

 …結果から言うと、特におもしろい写真は撮れなかった。
 いつものやつが撮れた。

01FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/1.4, 1/2000 sec, ISO200)
02FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/1.4, 1/320 sec, ISO200)

 どうやら私には、いつもの駅前に出かけ、いつものカメラで、いつものような写真を連発することしかできないようだ。

 まあ、実際に写真を撮っているのが、つまらない「いつもの自分」なのだから当然だが。

03FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/1.4, 1/2700 sec, ISO200)
04FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/1.4, 1/2900 sec, ISO200)

 「おもしろい」というか「意味のある」写真には、やはり目的意識が必要なんじゃないかと思う。これが撮りたい!っていう。

 そして、私にはその目的意識が決定的に欠けている気がする。

 写真を撮る理由の大部分が「好きなカメラで写真が撮りたい」なので、写真そのものへの熱量が低い。

 講評とかで「カメラ機材ではなく、写真に集中してください。」とか真顔で言われたら泣く自信がある。

 まあ、それはそうと今回の撮影に使用したのは、FUJIFILM X-Pro2XF35mmF1.4 Rの組み合わせ。
 (8年前くらいの)FUJIFILM Xシリーズでは王道の組み合わせだ。

 大袈裟になりすぎない、でも確かにちゃんと写真撮影が目的だとわかる。

 そんな「ちょうどいい」見た目の組み合わせ。

 …横道に逸れた。機材の話はいいじゃないか。写真の話に戻ろう。

05FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/1.4, 1/200 sec, ISO200)
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 ひとまず。

 まずは「写真って楽しい」を取り戻す。
 気軽に、自然に、カメラを持って外出するのが当たり前になるように。

 スーパーサイヤ人状態があたりまえの状態にもっていこう。

 …私は超ベジータが一番好きだが。ファイナルフラッシュ撃ちたい。

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