【機材レビュー】XF18mmF2 R




レンズ

FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 33.2mm, f/8, 1/50 sec, ISO250)
買っちゃった

レンズを買った。

…また買ってしまった。
今年に入って4本目

今回購入したのはXF18mmF2 R
「みんなの防湿庫」マップカメラの中古美品を楽天ポイントなんかも併用して買ったので、払ったのは2万円くらい。

うん、安い(末期)

XF18mmF2 R

XF18mmF2 Rは2012年2月、初代X-Pro1と合わせて発売された、最古参のXFレンズ

主なスペックは以下のとおり。

型番 XF18mmF2 R
レンズ構成 7群8枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離 f=18mm(35mm判換算:27mm相当)
最大口径比(開放絞り) F2.0
最小絞り F16
最短撮影距離 18cm
外形寸法:最大径×長さ(約)
※先端よりマウント基準面まで
ø64.5mm×33.7mm
質量(約)
※レンズキャップ・フード含まず
116g
フィルターサイズ ø52mm

なぜ買ったのか

そもそも、本当はXF23mmF1.4 Rを買い戻したくて機を伺っていたんだけど、これがなかなかタイミングが合わなかった。

中古美品を狙ってたんだけど、買おうとしたらすぐ売れるし、売れ残っているやつはどう見ても美品じゃないし。

それに値段が少し高い。
っていうか前に買った時よりもだいぶ値上がりしている

中古美品が、以前新品で買った時と変わらない値段である。

それに欲しいとはいえ、X100Fと同じ画角のレンズを8万円くらいかけて購入するのはなかなかハードル高い。

…なんで売っちゃったのかなあ…。

で、そんな折に対抗馬として出てきたのがXF18mmF2 R

小さい、安い、かっこいい

これはいいんじゃない?ということで今回の購入となった。

…いや、XF23mmF1.4 Rを諦めたわけじゃないんだけど。

X-Pro2活用計画

ここ最近は、スナップならX100F、本格的に撮るときはX-H1でほぼ固定していた。

…この2台があれば、正直X-Pro2は不要

とはいえ、かっこよすぎてX-Pro2は手放せない

カメラ

FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 55mm, f/8, 1/80 sec, ISO1000)
このカメラを持ち出したい。

っていうか、もっとX-Pro2を持ち出したい!と思っていた。

ただ、所有しているXF35mmF1.4 RXF60mmF2.4 R Macroはどちらかというとやや望遠寄り。

気軽なスナップといえばやっぱり広角レンズである。

XF18mmF2 Rの画角は35mm判換算で27mm

王道の35mmよりもやや広角になるが、スナップに最適な画角である。

レビュー

外観

レンズ2

FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 55mm, f/8, 1/80 sec, ISO800)
小型のレンズ。

XF18mmF2 Rは小型軽量。
XF35mmF1.4 Rをそのまま短くしたようなデザインだ。

XF35mmF1.4 Rと

FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 53.3mm, f/8, 1/80 sec, ISO500)
同じデザインコンセプト。

金属製の外装を持ち、金属製のレンズフードが付属している。

一言で言うとかっこいい

発表当時のXシリーズのコンセプトを体現するレンズの一つであり、とても魅力的だと思う。

デザイン的に、X-Pro2にジャストフィットだが、X-H1にも、これはこれでいいかも。

X-H1

FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/8, 1/80 sec, ISO400)
これはこれでかっこいい。

機能

なお、AFはそんなに速くない
ピントをあわせるときに、筐体の前部が伸び縮みする

あと、すでに色々な場所で語られている通りAF駆動音もそれなりに大きい(駆動部分に指が挟まらないか心配)。

個人差があると思うが、ぼくはAF速度・駆動音ともにそこまで気にならなかった

画質

描写も周辺の画像が甘く、収差が大きい…らしい

ビル

FUJIFILM X-Pro2 (XF18mmF2 R, 18mm, f/11, 1/400 sec, ISO400)
ビルを見上げる写真が多いなぁ…

スナップ用途のパンケーキ(と言うほど薄くはないが)レンズなので、ある程度はしょうがないんじゃないだろうか。

幸い、今のところそのへんはあまり気にならないが。
今後使っていくと気になってくるのかもしれないけど。

作例

以下、X-Pro2とXF18mmF2 Rで撮影した写真を。

ビル1

FUJIFILM X-Pro2 (XF18mmF2 R, 18mm, f/8, 1/500 sec, ISO400)
汐留のビル。パースの付き方がいい。

35mm判換算27mmは、それなりにパース(遠近感)が強調される。
24mm以下の超広角ほどは強調されない、ほどほどのパースだ。

ゆりかもめ

FUJIFILM X-Pro2 (XF18mmF2 R, 18mm, f/8, 1/160 sec, ISO400)
ゆりかもめのレール。立川にもあるので、モノレールには親近感がある。

35mm判換算27mmはわりと広角なので、周囲に気をつけていないと意図していないものが映り込む
上の写真も、左側のよくわからないセンサー的なやつが写り込んじゃっている。
…スナップだからいいけど。

通路

FUJIFILM X-Pro2 (XF18mmF2 R, 18mm, f/11, 1/17 sec, ISO3200)
通路。こういう奥行きのある写真では、広角レンズが楽しい。

エスカレーター

FUJIFILM X-Pro2 (XF18mmF2 R, 18mm, f/11, 1/30 sec, ISO1250)
エスカレーター。…まあ、普通のエスカレーターだ。

ゆりかもめ2

FUJIFILM X-Pro2 (XF18mmF2 R, 18mm, f/8, 1/125 sec, ISO400)
ゆりかもめのレールその2。このエリアは道が広くて好きだ。

この辺は絞って撮影(F8〜F11くらい)。
個人的には、特に周辺画質は気にならない。

日テレ

FUJIFILM X-Pro2 (XF18mmF2 R, 18mm, f/8, 1/450 sec, ISO400)
日テレの隣ビル。このへんでバッテリーが切れた…

ビルの窓の直線もしっかりと写っている気がする。
何よりも、雰囲気のいい描写をしてくれている気がする(フィルムシミュレーション「クラシッククローム」のせいかもしれないが)。

余談だが、久しぶりに予備バッテリーを忘れ、バッテリー切れで撮影終了の憂き目にあった。やるせないったらない。

まとめ

本当は今月買うつもりだったXF8-16mmF2.8 R LM WRは、かなり高価(実売約24万円!)で即決する勇気はなかった。

それにやや大型で重いレンズなのでX-H1専用になるし、どうしても機動力が落ちる。

いつかは買うかもしれないけど、とりあえずいろいろ散財してしまった今年中に買うのはやめておこう、と決めた。

そういう背景もこのレンズ購入の後押しになった。

それと、35mm判換算27mmという画角は、RICOH GRとほぼ同じ画角。

RICOH GR

Canon EOS 5D Mark III (EF24-70mm F4L IS USM, 70mm, f/4, 1/60 sec, ISO400)
RICOH GR。

カメラを始めてからずっと使い続けている画角で、個人的には使いやすいと感じる。

それにしても、これでXFレンズ最初期のレンズ3本が揃った。

3兄弟

FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 53.3mm, f/8, 1/80 sec, ISO500)
3兄弟、揃い踏み

X-Pro2に合わせたいレンズを選んだらこのラインナップになった。

初期のラインナップにこの3本を選んだ富士フイルムはすごいなぁ…。




4 件のコメント

  • Xシリーズ初期のレンズはそれぞれ独特の雰囲気やクセがあるレンズばかりなので、そこが好まない人は甘いなどの評価があったりしますね。

    個人的には絞って使えばなんら問題ないですし、最近のレンズはシャープさ優先なので、あの独特な空気感のある初期レンズは大好きです。
    (それにしても18mm F2.0の付けっ放し時のサイズ感はかなりのメリットですね)

    • RINさん、コメントありがとうございます!

      初期のレンズの中でもXF18mmF2 Rは厳しい評価をしている人が多い印象ですね。

      記事にも書いたとおり個人的には画質が気になることは(今のところ)ないですけど、むしろ開放で甘くなるとか周辺減光が大きいとか、そういうレンズの個性をうまく使えるようになりたいと思ってます。
      その方が楽しく写真が撮れそう…みんな同じくシャープな描写じゃあ面白くない気がしますよね!

  • いつもながらの明快で興味深い機材レポートをありがとうございます。

    ある写真家の文章に
    「古いレンズのピントが甘かったり、周辺減光したりすると自称マニアは『やはり最新レンズは違う』と声高に言うが、これが高名なオールドレンズとなるとピントの甘さその他について途端に『やはり味がある』などと言い出す」
    「皆が写真をディスプレイ上に思い切り拡大して『うーん、やはり周辺の写りが』などとやっている訳ではない。ある程度絞って撮影した場合に高級レンズとキットレンズの違いを見分けられる人がどれだけいるのか」
    というものがありました。

    管理人様のキレのいい文章を拝読していると、いつもその写真家のコメントを思い出します。
    もちろん機材に凝るのも楽しみの一つですが、積極的に外に持ち出してどんどん撮るというのも大切ですよね。

    これからも楽しみにしております。

    • Hiroさん、いつもコメントありがとうございます!
      ぼくの場合はどちらかというとレンズの良し悪しがよく分かっていないだけという噂もありますが…

      今まで買ったレンズで解像感が低いとか、画質が悪いとか感じたことはあんまりないんですよね…大抵は自分の腕が悪くてブレてるだけという

      ちなみに開放付近で周辺減光はむしろして欲しい派です。

      これからも気軽に持ち出せるこのレンズは出動回数が多くなりそうです…!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください