これが(たぶん)最後の風景撮影。ライカMモノクローム × 自然風景 〜 神威岬 〜

緊急事態宣言が発令されて以来、街で写真撮影をしていない。

もちろん「コロナの感染拡大が怖いし、かかりたくない」という気持ちもある。
でもどちらかと言うと「宣言が出ているのに人混みに出ていって写真を撮るなんて」と言われたくない、万が一コロナにかかってしまった時に「街で写真を撮っていたからかかったんだ」と言われたくない、という社会的なバッシングに対する恐怖から、行動が制限している。

正直言って、コロナより人間が怖い。

いきなり脱線したので本題に入ろう。
上記のような事情があるので自宅で物撮りするか、人のいない場所に行って写真を撮るしかないのが現状なので、せっかくだからと有給で休んだ日に、早朝から神威岬に行ってきた、という話だ。

神威岬は北海道の北西部(でいいんだっけ?)の端にある岬。積丹半島に位置しており、その海の色は「シャコタンブルー」とか言われているとかいないとか。

今回、モノクロで自然風景を撮影する楽しさを見出そうということでライカMモノクロームを持ち出して撮影に臨んでみた。

…シャコタンブルー関係ねぇ。

船
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (Elmarit-M 1:2.8/28 ASPH., 28mm, f/8, 1/500 sec, ISO320)
モーターボート

 

札幌から神威岬まで約2時間。思いつきで行くのはけっこうキツい距離だ。道中、ドライブを楽しめるような車でもないし、なかなかテンションが上がらない。出掛けにセブンイレブンのホットコーヒー(L)とセイコーマートのホットシェフのおにぎり(ベーコンおかか)を買う。ちょっとした遠足気分を演出して出発。

途中、小樽市、余市市を通過。既に興味が失せているのでスルーする。だいたい朝の7時台に寄ったところで何もない。

結局、目的地の神威岬までほぼノンストップで車を走らせた。
カーナビ兼カーオーディオにしていたiPhoneの充電は20%を切っていた。

 

海
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (Elmarit-M 1:2.8/28 ASPH., 28mm, f/8, 1/1000 sec, ISO500)
透明な海

 

この日、ライカMモノクロームに使用したレンズはLEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH. 一本のみ。レンズ交換はリスクが高いのと面倒くさかったのでSUMMICRON-M f2/50mm (3rd) は持っていったけど使用しなかった。

まあ、そんな日もある。

レンジファインダーによるピント合わせはどうかと思っていたが、撮影対象が遠いので基本的に無限遠に合わせっぱなしだった。絞りもほぼF8。お手軽撮影だ。

ちなみにこの日は他に2台カメラを持っていって撮影した。その写真もそのうち紹介するかも。しないかも。

神威岩
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (Elmarit-M 1:2.8/28 ASPH., 28mm, f/8, 1/1500 sec, ISO500)
神威岩

 

神威岬といえば神威岩。というわけでもちろん撮影するわけだけど、正直この岩は誰がとっても同じ神威岩なので面白みにかける。っていうか正直つまらない。
観光名所に来るといつも思う。この写真、自分が撮る必要あるんだろうか、と。

さて、ここから神威岬の根元に戻るまでが撮影だ。(既にこの時点で30分以上歩いていて消耗している。)

 

神威岬
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (Elmarit-M 1:2.8/28 ASPH., 28mm, f/5.6, 1/1500 sec, ISO500)
神威岬

 

神威岬の山肌。今からここを歩いて帰るのかと思うと気が滅入るわけだが、来てしまったものは仕方がない。帰りましょう。

ライカMモノクロームのモノクロ表現の好きなところはこの美しいグラデーションだったりする。山肌のなんかざらざらしてそうな質感。つい触りたくなる。(嘘だけど)

自然の中を歩いていると、日々人間に囲まれたストレス社会から解き放たれ、リラックスできる…と思ったら大間違いだ。
大小さまざまな虫たちがお出迎え。耳の近くを不快な音を奏でながら通り過ぎるよ。あと、2回くらい蜘蛛の巣に引っかかったよ。

 

山肌
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (Elmarit-M 1:2.8/28 ASPH., 28mm, f/8, 1/1500 sec, ISO500)
山肌

 

ライカMモノクロームの美しいグラデーション表現(2回目)。
神威岬の上に作られた小道は「チャレンカの小道」というらしい。名前の由来は…知らないので、真相は皆さんの手で掴み取ってほしい。
小道は一部が金属製の網(格子?)で出来ている。下が見える。つまり高所恐怖症の人には向いていない。ちなみにこの金属製の網は一部錆びていて脆くなっているように見えた。スリル満点な演出だ。素晴らしいね。さすが北海道。自己責任の試される大地。

 

チャレンカ
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (Elmarit-M 1:2.8/28 ASPH., 28mm, f/6.8, 1/1500 sec, ISO500)
チャレンカの小道

 

ちなみにこの日、なぜ神威岬に来たのかといえば、珍しく気温が高くて晴れの天気予報だったからだ。予報の通り、気温は30度近くなっていて非常に暑かった。カメラリュックを背負っていた背中はびしょ濡れになった。
ただ、空は常に雲で覆われていて、晴れてはいなかった。これにより、風景写真のクオリティが下がってしまった気がする。…もともと私に風景撮影の素養はないが。

なお、北海道に帰ってきてから、「週末に天気が悪くなる」というマジックが起き続けており、非常にストレスが溜まる。思えば昔から北海道はそうだったような気がする。

北海道って普通にいつも天気悪いよね。風強いし冬寒いし。

 

水平線
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (Elmarit-M 1:2.8/28 ASPH., 28mm, f/8, 1/1500 sec, ISO500)
水平線

 

もっと水平線をぼーっと眺めてリラックスする…みたいな休日を予定していたが、神威岬に着いてからチャレンカの小道を行って帰って1時間弱。
かなり疲れたので、車に戻って一息ついたあと、自宅へトンボ帰りした。
家に帰ってきたのはちょうど正午過ぎ。お疲れ様でしたおやすみなさい。



今回、久しぶりに自然風景を撮影してみた。
感想としては、やはり私にとっては自然風景の撮影は非常に困難で厳しいものだった。
また、どの被写体であったとしても、時間帯による写真の出来の差が大きいと感じた。日の出・日の入りを狙えないならあまり効果的で魅力的な写真は撮れないんじゃないだろうか。

それ以上に、私が自然風景に興味がないことがよくわかった。今後はコロナだからって、無理して自然撮影するのは控えよう。
合計4時間の移動時間をかけて分かったのは、「ネイチャーフォトに興味がない自分」だった。疲れたけど、ためになる休日(有給)だった、ということで。

 

さて、閃光のハサウェイでも観に行くか…。

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2件のコメント

タイトルで「え?」と驚きましたが、なるほどそういうことですね。釣られました 笑
確かに、何より怖いのは人間ですよね。これは間違いない。

お言葉通りのほぼf8しばり。28mmであれば、どんなシチュエーションでもいけるものですね。
その都度細かく設定するのも有りなんですが、こうして設定を固定した上で被写体選びと撮影とチャンスに専念する手法も大いに参考になります。

そもそも、ライカMで風景撮影が無謀なうえ、モノクロ縛りで風景撮影はさらに無謀…というのが本当のところだったと思います。

とはいえ、私はやっぱり街中を撮影することに喜びを感じるんだなあ、ということを実感した遠征でした。

絞りを細かく設定できればもっと上達するのかもしれないですけど、今後の過大ですね…

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