こんばんは。
最近、ボケを生かした写真をあまり撮っていない。
久しぶりに明るいレンズで、背景を大きくぼかす写真が撮りたい今日この頃だ。
思えば一眼レフを買ったばかりの頃は、「いい写真=ボケ」という認識で、被写体に近づいて背景をボケさせる写真ばかり撮っていたような気がする。
初めて買ったレンズが「AF-S NIKKOR 50mm F1.8G」というボケを得やすい明るいレンズだったことも関係していると思う。
なので反射的にF値をできるだけ小さくする癖がついていた。
でも、去年になって方向転換することになった。
原因は去年の9月から入会している写真のオンラインサロンだ。
はじめて本格的に写真術を学んでいるんだけど、そこで教わったことは、
- 風景写真・ストリートスナップなど、場面を説明するような構図の場合、基本的に写真全体にピントが来ていることが望ましい。
- 背景をボケさせるのはあくまでも写真表現の一つ。
- 明確な意図もなく中途半端に背景をボケさせると散漫な写真になる。
そんなわけで、最近は可能な限りパンフォーカスで撮影するようにしている。(ブレやすくなるのが難点)
FUJIFILM X100F (FUJINON 23mmF2, 23mm, f/11, 1/30 sec, ISO6400)
FUJIFILM X100F (FUJINON 23mmF2, 23mm, f/11, 1/3 sec, ISO6400)
でもまあ、たまには被写体にフォーカスして、背景をぼかすような写真を撮ってもいいんじゃないかと思う。
たとえば、ダカフェ日記みたいな写真。
…問題は、ぼくのまわりにフォーカスするような被写体がいないことか。
一般的には人物とかペットとかが一番ボケ表現には適しているし。
ぼくは人物撮影は苦手だし、ペットも飼っていない。
ああ、ペット飼いたい。
でもまあ、家具とか小物とか植物とか、他にもいろいろ代替できるものはあるか。
Canon EOS 5D Mark III (EF50mm F1.2L USM, 50mm, f/1.4, 1/160 sec, ISO400)
今年は「全体を撮影する」ストリートスナップ以外にも、「被写体にフォーカスする」ボケ表現もマスターしてみよう。
このレンズの使い道にもなると思うし…。
FUJIFILM X-T2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/2, 1/50 sec, ISO800)
今日はここまで。ありがとうございました。
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