前回、サロマ湖へ行ってきたという記事を書いた。
その際、実はM MONOCHROM(Typ246) も持って行っていたので、こちらのカメラでも写真を撮ってみた。…以前、このカメラでは2度と風景写真を撮らないと言ったな。あれは嘘だ
今回は、M MONOCHROM(Typ246)で撮影した、サロマ湖の風景をご紹介してみたい。
M MONOCHROM(Typ246) で撮影した写真
撮影に使用したレンズは、「LEICA SUMMICRON-M 1:2/50mm」と「LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH.」。
特にLEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH.は、今回の撮影と相性が良かったと感じた。
空を大きく撮影できるので、サロマ湖や北海道の雄大さが表現できたように思う。
それにしても、レンジファインダーで遠景にピントを合わせるのは至難の業だ。っていうか無理だ。
なので、通常はレンズのピントリングを無限遠に合わせるとかで撮影するらしいんだけど、デジタルカメラの無限遠とフィルムカメラの無限遠は少し違うらしいとの話を、SUMMICRON-M 1:2/35mmを買ったカメラ屋で聞いていたこともあり、距離指標は信じずに結局はビューファインダーに頼ることになった。
このカメラが表現するグラデーションは、繊細で奥深い…と感じる。
感覚的なところなので、プラシーボかもしれないけど。
空・雲・波を撮影しているときに、そういう気配を感じるのだ。オーラというか。
実際のところはどうなんだろう?
本当にこのカメラは「優れたモノクロ画像」を撮影できているのか?
今度、M-P(Typ240) のモノクロモードとM MONOCHROM(Typ246) で画像比較するのも面白いかもしれない。
…レンズの差とかあって結構大変だけど。
まとめ
M MONOCHROM(Typ246) で撮影する楽しさ
結局、湖よりも空を撮影していた。
ただ空を撮影するだけでも楽しいと感じる、M MONOCHROM(Typ246) はそんなカメラだ。
緻密なモノクロで描かれた写真は、それだけで感動する。
自分が撮った写真が、なんかいい感じに思えたりする。
このカメラで、何か特別な写真が撮りたい!…と思うけど、残念なことにアイデアがない。
だから今は、身の回りで起こる出来事や事象を、このカメラで記録していくことに集中していきたい。
これからもこのカメラだけではなく、他のカメラも使っていくし、カラー写真も撮る。
だけど、「モノクロしか撮れない」M MONOCHROM(Typ246) は、これからも私の中で「特別なカメラ」であり続ける。
そんな気がする。
追伸
今はまた、東京の街中をこのカメラで撮影する日が来ることを夢見ている。
歩いたことのない街、特に海外の街並みを撮影するのは夢だけど、これは早期に実現しない可能性が高いし、英語喋れないし、流石に夢見すぎかもしれない。
語学って大事だよね…。
YM様、コメントは久しぶりとなってしまいましたが、いつも拝見させていただいておりました。
この度とうとうライカレンズを購入し、沼への第一歩を踏み出してしまいました…
どのレンズにするか迷いながらも、こちらの記事を参考にさせていただき「 SUMMICRON-M f2/50mm (3rd)」に落ち着き、現在はマウントアダプタ経由でGFXに装着しております。
いつかM型ボディが欲しくなるのかと戦慄しつつ、繊細な描写を楽しんでおります。
これからも素敵なお写真に記事楽しみにしております。
Kazunoさん、コメントありがとうございます!
ライカレンズ沼へようこそ!笑
SUMMICRON-M 1:2/50mmの3代目はなんというか、特筆するような特徴がない、本当の意味で標準レンズだと思っていて、そこがお気に入りポイントでもあります。
GFXでの描写がどうなるのかは未知数で面白そうです(試せませんが…)
M型ライカ、万人におすすめできるものではないですが、M11とかこれから出るであろうM11-Pとか
いいんじゃないでしょうか(無責任)