そろそろ寒くなってくる。
1日の寒暖差が激しい。日によっては最低気温1度に下がることもザラになってきた。
冬が本格化し雪が積もってしまえば、あまり遠出することもできなくなる。
その代わり、綺麗な雪景色が撮影できる…という生半可なものではない。
マイナス20度とか死を意識する気温になる。
つまり、そろそろ落ち着いて外で撮影を楽しめる季節は終わる。
…まあ、それが北海道というものだが。
今回は、北見市内をミニマリスト・フォトグラフィの手法で切り取る実験。
単焦点レンズで、近所の風景をモノクロで切り取る、そんな持続可能な写真活動に挑戦してみた。
これが習慣化できれば、いちいち絶景を探して車を走らせる必要もなくなる。
まさにSDGsですよ!
ミニマリスト・フォトグラフィ
テーマ
ミニマリスト・フォトグラフィ。
被写体を限定し、構図をシンプルに。
最小限の要素のみを選び取って写真に収める、という手法。
特徴的な被写体、印象的なテクスチャなど、テーマを決めてそこにフォーカスする。
いうのは簡単だけど、これに徹して写真を撮るのはかなり大変だと思う。
ただ、そこを乗り越えて撮影された写真は、一貫性を持った素晴らしいものになる。と思う。多分。
ロケーション
ミニマルな写真を撮るためには、あまりごちゃごちゃした場所は向いていないと思う。
とはいえ、そういう被写体はそう簡単に見つからないものだ。
車であてもなく彷徨って、被写体を探す。
ピンときたところで車を止めた。
「北見水防拠点」。
正直いまだに何の施設だかわからないが、なんか壁の雰囲気が良かったので、ここで少し撮影してみた。
写真
この壁の質感が気に入った。
モノクロにしたことにより、壁の表情がより鮮明になった。
周りの木々にも目を向ける。
できるだけシンプルに、パターン化して撮影するよう心がける。
撮影後記
途中からミニマリストフォトグラフィから遠く離れて行った気がする。
やはり徹底するのは難しいか。
今回の撮影機材は
- SONY α7R Ⅲ
- SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
このレンズは、やっぱり少し不思議な写りをする。幻想的というか。
そこが気に入ってしまい、買い戻してしまったんだけど。
気に入った機材を、安易に手放すものじゃない。反省だ。
さて、肝心のミニマリスト・フォトグラフィだが、継続して撮影を続けることで、もう少し上達していきそうだ。
一見するとつまらない被写体でも、クローズアップすることで魅力的な被写体に変える。
それがこの撮影手法の魅力だと思うから。
がんばっていこう。
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