東京撮影旅行、最終日の様子をお伝えする。
前回の記事はこちら↓
そろそろ疲れてきたが、まだ撮りたい。
東京に住んでいた頃、撮影やカメラの展示を見に行ったりしてお世話になった街、六本木にまだ行っていなかった。
フジフイルムスクウェアがある東京ミッドタウンは、フジユーザーの聖地。
今回はどんな展示があるのか、ワクワクしながら大江戸線に乗った。
六本木
六本木に到着。
荷物をロッカーに預けたら出発だ。
今回、α7R Ⅲはお留守番。LEICA M MONOCHROM(Typ246) とLEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH. を携えて地上へ。
東京ミッドタウン
…フジフイルムスクウェアの展示はディズニーのやつだった。あんまり興味のないジャンルだったので、スルーして出てきた。残念。
あと、機材のタッチアンドトライみたいなコーナーは無くなっていた。
それはFUJIFILM Imaging Plazaでどうぞ、ということだろう。
仕方がないので、外の様子でも撮影しようか。
久しぶりの東京ミッドタウンは懐かしい、実家のような安心感。
ゆっくり歩きながら写真を撮った。
建物内は撮影禁止なので、外観や外にあるオブジェの撮影になるけど仕方がない。
少し撮影してから、近くにあるみんな大好き国立新美術館へ向かった。
国立新美術館
この日は「庵野秀明(エヴァの監督)展」が開催されており、長蛇の列ができていた。
エヴァは好きだけど、いきなり3時間待ちとかは無理。それは無理だから。
結局、行列を横目に見ながら美術館の建物を撮影してきた。
この建物は窓の構造により、斜線の入った独特な光が入ってくる。
それがいい感じに室内を照らしてくれるため、技術がなくてもいい写真っぽいものが撮影できる。
そこがいい。
屋内を撮影するなら、やはり広角レンズが使いやすいと感じる。
標準レンズ・望遠レンズで撮れないということではないけど、私が好きな写真は広角で撮った写真かなぁ。
たくさん写真が撮れて満足だ。
さあ、帰ろう。
浜松町
空港へ向かう道すがら、浜松町へ寄った。
ちょっと遅い時間に飛行機を取ったため、時間が中途半端に空いてしまったのでフラフラと写真を撮りながら歩く。
汐留
歩いていたら汐留に着いた。なんだこれ。
高層ビルが立ち並ぶ街。やっぱり東京いいな。帰りたくないな。
いや嘘、帰る。疲れたので帰る。
帰路
特にトラブルもなく、札幌にたどり着いた。夜10時。
腰が痛い。
荷物を置いて部屋を眺める。脱力感。
…腰が痛い。
ああ、腰が痛い。(この翌日、マジで腰を痛める)
旅のまとめ
機材について
この旅行に持っていった機材は
- LEICA M MONOCHROM(Typ246)
- LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH.
- LEICA SUMMICRON-M f2/50mm (3rd)
- SONY α7R Ⅲ
- SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art
- RICOH GR Ⅲ
だったわけだけど、使用頻度は
- LEICA M MONOCHROM(Typ246) が8割
- SONY α7R Ⅲが1割
- RICOH GR Ⅲが1割
くらいだった。
結果だけ見ると、この旅行に関して言えばα7R Ⅲと24-70mm F2.8 DG DN | Art はいらなかったのかもしれない。
今回は旅行先が前に住んでいた街であり、「観光写真」を撮るスタンスではなかったことなど、カラー写真が必要な場面がなかったのが主な理由だけど、街中で巨大なレンズを振り回すテンションじゃなかったのも一因だと思う。
α7R Ⅲは、北海道に移住してから手に入れた機材。
どちらかと言えば自然風景も撮れるようにという選定基準のもと選んだものなので、東京を撮り歩く用途にはあまり適していない(自分的には)のかもしれない。
かといってモノクロカメラ1台で行こう!と旅行前から覚悟を決める必要もないので、やはり「サブカメラ」としてカラー写真が撮れるGR Ⅲあたりを携行するのはいい選択だと思う。(X100Fでも可。)
写真について
同じような、以前住んでいた時に撮影していた写真の焼き直しみたいな写真も多かった。
ここ数年、写真の腕が据え置きになっている気がする。
東京を撮影することで、モチベーションや技術の再確認ができるかと思ったが、旅行中は疲れや焦りからあまりそういう状況にならず、撮影するのに精一杯になってしまっていた。
もう一度、腰を据えて撮影技術や撮影意図を意識して写真を撮っていきたい。なにより、「その写真でなにを伝えたいのか」を考える必要があるんだと思う。
そんな反省をした、今回の東京旅行だった。
それではみなさま、良いお年を…
ライカM用の35mmレンズが欲しい
コメントを残す