夏も終わりなのでSIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Artをレビューする

 

夏が終わりましたね。

夏が終わるとあれだよね、レンズ買わないといけないよね。
レンズは秋の風物詩。季節ものだからしょうがないよね。

しょうがないよね

しょうがないよね

…というわけで、今回は最近購入した広角ズームレンズ「SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art」の開封の儀・レビューをお伝えする。

SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art

今回購入したのは、SIGMA 14-24mm F2.8 DG DN | Art
SIGMAの最新広角ズームレンズだ。

α7R Ⅲ用の広角ズームレンズを選んだ経過は以下の記事で語った。

その結果、選ばれたのがこのレンズである。

開封

久しぶりの新品レンズの購入なので、開封の儀をやってみたいと思う。

SIGMA製品のパッケージは白い箱に黒帯というデザインが共通。
シンプルでかっこいいよね。

hako
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 67.6mm, f/11, 1/10 sec, ISO100)
外箱

 

じゃあ、開けまーす

開封1
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 67.6mm, f/11, 1/10 sec, ISO100)
上蓋オープン

 

開封2
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 67.6mm, f/11, 1/6 sec, ISO100)
横蓋オープン

 

開封3
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 60.4mm, f/11, 1/20 sec, ISO100)
説明書オープン

 

開けると、黒くて太いナニかが出現した。

中身
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 64.1mm, f/11, 1/10 sec, ISO100)
レンズポーチ

 

なんだこれ。

レンズポーチ1
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 64.1mm, f/11, 1/6 sec, ISO100)
斜めから

 

後ろにベルトループ
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 64.1mm, f/11, 1/6 sec, ISO100)
後ろにベルトループ

 

後ろ
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 64.1mm, f/11, 1/6 sec, ISO100)
立派なポーチ…

 

なるほど。
これが14-24mm F2.8 DG DN | Art か…かっこいいな。

サイコー…!!

…開けますよ。開ければいいんでしょ

 

梱包
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 70mm, f/11, 1/8 sec, ISO100)
レンズ登場

 

内容物
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 70mm, f/11, 1/3 sec, ISO100)
かっこいいレンズ

 

高級感のある外装が素晴らしい。(実際、高いからね)

スペック・外観

このレンズについて紹介していこう。

スペック

まずはスペックから。
SIGMA公式サイトから引用する。

レンズ構成枚数 13群18枚
画角 114.2 – 84.1°
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)
最小絞り F22
最短撮影距離 28cm
最大撮影倍率 1:7.3
最大径 × 長さ φ85.0mm × 133.0mm
質量 795g

数値だけ羅列してもピンとこないと思うが、ここで特筆すべきはそのサイズ。
小さくて軽い。

カメラ機材において、小さい・軽いは絶対正義だ。

つまり、このレンズは絶対正義だ。

外観

続いて外観。

レンズ単体で見ても惚れ惚れするようなかっこよさだ。

レンズ外観1
SONY ILCE-7RM3 (105mm F2.8 DG DN MACRO | Art, 105mm, f/22, 1/4 sec, ISO100)
レンズ外観(キャップ付き)

 

レンズ外観2
SONY ILCE-7RM3 (105mm F2.8 DG DN MACRO | Art, 105mm, f/22, 1/4 sec, ISO100)
レンズ外観(キャップなし)

 

同じDNの大三元レンズ24-70mm F2.8 DG DN | Art と共通のデザイン。
105mm F2.8 DG DN MACRO | Art とも同じ。

 

出目金
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art, 67.6mm, f/11, 1/5 sec, ISO100)
これが噂の出目金レンズ

 

スイッチ
SONY ILCE-7RM3 (105mm F2.8 DG DN MACRO | Art, 105mm, f/16, 1.6 sec, ISO100)
スイッチ類

 

アート
SONY ILCE-7RM3 (105mm F2.8 DG DN MACRO | Art, 105mm, f/16, 1.6 sec, ISO100)
Artレンズの証

 

ビルドクオリティが高い

本家のソニーのズームレンズは持っていないので比較できないが、質感がかなりいい。
ただ、その分傷がつくと目立ちそうだし、デザインがミニマルで洗練されている分、擦り傷との相性は悪そう。

 

カメラと
FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO500)
出目金レンズの主張が強い

 

カメラと2
FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF1.4 R, 35mm, f/11, 1/18 sec, ISO500)
小型なので、α7R Ⅲとの相性はいい。

 

カメラとレンズのメーカーが違うが、マッチングは悪くない。
もちろん同じSIGMAのカメラの方がデザイン面の相性がいいと思うが、こればっかりは仕方がない。

でも、カメラのデザインに対してレンズが浮いてしまうような違和感は感じなかった。

使用感

まず、AFは遅い
これは体感できるレベルで遅いので、AFを重視する被写体(動きもの)や動画撮影には向いていない気がする。

なお、どういうわけかわからないが、「AF-SよりもAF-Cの方が速い」という謎の仕様となっている。静物を撮影するなら気にならないかもしれないが、AFの遅さは初期不良を疑ってしまうくらいには遅いので注意が必要だ。

ズーミングは特に問題なし。…というか、問題があるレンズがあったらやばいよね。

ハンドリング面はスペックのわりにかなり小型なので良好だ。
かつて所有していた「AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED」と比べるとかなり小型で、気負わずに気軽に持ち出せるのがいい。

写真

札幌駅前に試し撮りしに行ったので紹介する。最近同じところにしか行っていないのは内緒だ。

 

ビル1
SONY ILCE-7RM3 (14-24mm F2.8 DG DN | Art, 14.6mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
いつものビル

 

ななめ
SONY ILCE-7RM3 (14-24mm F2.8 DG DN | Art, 14mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
斜めから

 

ビル
SONY ILCE-7RM3 (14-24mm F2.8 DG DN | Art, 14.6mm, f/8, 1/320 sec, ISO100)
ビルと空

 

リフレク
SONY ILCE-7RM3 (14-24mm F2.8 DG DN | Art, 14.7mm, f/8, 1/800 sec, ISO100)
リフレクション

 

ビルを見上げる構図ばかりで申し訳ないが、どうだろうか。
いいパース出てるんじゃないだろうか。

特に比較対象があるわけではないのでわからないけど、画質は申し分ない。

これから色々なところへ持っていって撮影したいと思える。

評価

まだ2回ほどしか使用していないが、超広角のパースの効いた写真が撮れるレンズとして、一家に1台必要なレンズだ。

画質もよし、取り回しよし。

これはいいレンズだ。今度は手放さずに、長期的に活用していきたい。

 

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