秋とモノクロ

10月も終わり。すっかり秋も深まってきた。
秋といえば、主に風景写真を撮影する人たちにとって特別な季節。

そう、秋といえば紅葉。

でもこのブログ、基本的には色がない。そんな絶望的な状況の中、「モノクロでどこまで秋を表現できるか。」に、自分なりにチャレンジしてみた。

いつも以上に写真を構成する要素に気を付けなければならない。果たして…。

モノクロで秋を撮るには?

葉
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/2.8, 1/3000 sec, ISO320)

とにかく、わかりやすく「秋」である必要がある。

秋を感じる被写体を捕らえる

秋を感じるアイテムをメインテーマにする。

風景なら枯れ葉、どんぐり、すすきなど。
食べ物ならカボチャ、モンブラン、団子、さんまとか?

イベントものを撮影して、否応なしに季節感を醸し出すのはどうだろう。ハロウィンとか、お月見(満月)とか。

秋を感じる場所で撮る

この時期、秋を感じられる場所。

公園、山、渓流あたりか。

朝焼け・夕焼けもなんか秋っぽい気がする。

秋の雰囲気を感じるシチュエーションを狙う

寒くなってくるので、秋服(ジャケット、コート)を着た通行人をフレームに入れる、なんていいんじゃないだろうか。

街ゆく人の白い息とかもいい雰囲気だ。

煙突の煙は…もうそんな家ないか…。

作例

とりあえず、お試しで撮影してきた結果を載せてみよう。

百合が原公園

まずは札幌市北区の百合が原公園へ。お手軽気分で撮影に行ったら風が強くて風邪引いた。

ちなみに、前日まで雨が降っていたので、一部水滴ができていたりいい雰囲気…だった。多分。

ベンチ
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/4, 1/350 sec, ISO320)
ベンチ

 

枯れ葉
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/3.4, 1/1500 sec, ISO320)
枯れ葉

 

葉2
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/3.4, 1/3000 sec, ISO320)
落ち葉

北海道大学

その後、札幌市中心部にある北海道大学構内へ。引き続き寒かった。風邪引いた。

ベンチ2
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/4, 1/125 sec, ISO320)
ベンチ2
また落ち葉
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/3.4, 1/125 sec, ISO320)
また落ち葉

 

黄色
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/3.4, 1/180 sec, ISO320)
黄色

 

並木道
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/3.4, 1/250 sec, ISO320)
並木道

 

カラフル
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/2.8, 1/250 sec, ISO320)
カラフル

 

紅葉
Leica Camera AG LEICA M MONOCHROM (Typ 246) (LEICA ELMARIT-M f2.8/28mm ASPH., 28mm, f/2.8, 1/180 sec, ISO320)
紅葉

天気が悪いせいか、あまり人通りが多くない状況ではあったが、自撮りやスマホでの撮影に勤しむ人々が見られた。今週末あたりはもっと人がいるかもしれない。

まとめ

…要リベンジ、と思っているけどもう冬かな。

 

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2件のコメント

こんばんは!
「秋」と言えば、紅葉、落葉という「色!」が前面に出るような題材が定番な中、「敢えてモノクロ!」という各作品を愉しく拝見しました。
自身でも「ACROSのフィルムシミュレーション」で「秋らしい(?)景色」を撮ってみようとしているので、こちらの各写真の試みを興味深く拝見していました。ベンチの板の質感が強調されたものや、重なって溜まっている落葉の質感が際立っているものが秀逸だと思いました。
何時も素敵な画を御紹介頂き、嬉しく思います。

モノクロで秋を表現する試みでしたが、なかなか勉強になりました。
とりあえず落ち葉を絡めて撮影すれば秋っぽいという短絡的な発想でしたが、季節と関係のないベンチの質感が秋っぽい。
写真は奥が深いですね…。
でも次に挑戦できるのは来年かなー(もう冬ですね)。

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