こんばんは。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 22.3mm, f/5, 1/17 sec, ISO400)
今回はカメラ機材から少し離れて、今年購入した「Apple Watch Series 2」のレビュー(1世代前のモデル)をしてみようと思う。
Apple Watchとは
知らない人はあんまりいないかもしれないが、Apple Watchの説明を。
Apple Watchとは、「健康的な毎日を過ごすための究極のデバイスです。」(Apple公式ページの説明)
…何のことかわからないと思うので補足すると、「腕時計型ウェアラブルコンピュータ」である。
1日のライフログ(運動量、血圧など)を取ったり、ランニングのタイムを計ったりだけでなく、iPhoneに着信した電話に出たり、メッセージを確認したりできる。
購入したモデル
Apple Watch Series 2のアルミニウムケース42mmモデル。色はスペースグレイ。40,000円くらいした。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 35.8mm, f/8, 1/8 sec, ISO200)
「Series 2」というのは「2世代目のApple Watch」という意味だ。
2世代目での一番の改善点は「耐水性」。
泳ぐときに着けていてもOKらしい。FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 22.3mm, f/8, 1/8 sec, ISO200)
のちにウーブンナイロンバンドを追加購入した。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/5, 1/8 sec, ISO400)
購入動機
ぼくがApple Watchを買ったのは2017年8月。
Apple Watch Series 2だ。
理由は以下のとおり。
それまで使用していたBluetoothイヤホン「BOSE SoundSport wireless headphone」の首回りの配線がジャマ
→AC ミラン(イタリアのサッカークラブ)のボヌッチ選手がAirPodsをしている映像がかっこよくてテンションが上がる
→ただしAirPodsはボリューム操作をiPhoneかSiriで行わないといけないことが判明
→AirPodsの音量調節をApple Watchでできることが判明
→前からちょっと興味あったし、買ってみるか
→購入
ちなみにぼくがApple Watchを買ってすぐにApple Watch Series 3が発売された。
単独でネットワークに接続できるようになったらしい。
よく知らないけど。
個人的な感想
半年近く使ってきたので、ここまでの評価を。
デザイン
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/5, 1/8 sec, ISO400)
デバイスのデザインは普通にカッコいいと思う。
ウェアラブルコンピュータなので盤面はモニターにせざるを得ないが、ケースのシンプルでいて高級感のある仕上げはさすがだと思う。
ただし、スーツやキレイ目の服装には合わない。
バンドをレザーにすればいいとかではなく、筐体のデザインが絶望的に合っていない。
これはスペースグレイ色にも問題があったかも。
文字盤
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/5, 1/8 sec, ISO400)
売りのはずの時計盤のカスタム機能が良くない。
もっとかっこいい文字盤はいくらでも作れるはず。
特に、筐体のスクエアシェイプに適したアナログ表示がないのはまったく意味不明だ。(現在選べるのは四角いディスプレイ内に円で描かれたアナログ表示のみ。)
ミッキーの文字盤を入れる前にやるべきことがあるだろう。
快適性
Apple Watchは文字盤表示のオン・オフを筐体を傾けることで自動的に行うのだが、これが問題を引き起こしている。
例えば電車のつり革につかまっているときや、傘をさしているときに縦に動かしても表示されない。
これは地味にイライラするポイントだ。
時計として当たり前の「時間を確認する」という行為にストレスがかかっちゃうのはかなりマイナスポイントだ。
機能性
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/5, 1/15 sec, ISO400)
日常生活において使わない機能が多い。
「アクティビティ達成!」とか「立ちあがって1分間歩き回れ!」とか急に言われても…
iPhoneと比べて「できないこと」が目立ってしまっている。
メッセージは見られるが返信にはiPhoneを使うし、メールも画像添付されると表示すらできない。
なお、一番期待していたAirPodsの音量操作機能。
操作はもちろんできる…のだが、両手を使う必要がある(左手を構えて右手で操作)し、夏の間は気づかなかったが長袖の洋服を着ていると、袖が当たってデジタルクラウン(時計のクラウンに見立てた筐体右のダイヤル)が勝手に動き、いきなり爆音になったりする。
これは使ってみて初めて感じたことだが、メッセージ着信をお知らせしてくれてありがたいのだが、仕事中や作業中に頻繁にやられると気が散る。
かといって着信を切ってしまうとほとんど意味がない…というジレンマが発生している。
まとめ
見てのとおり、Apple Watchについてはネガティブな評価をせざるを得なかった。
Apple大好きなぼくでも擁護しきれないツッコミどころ満載のデバイスだ。
いや、目的がライフログで、健康のために活用したい!という人にはきっと心強い味方になってくれると思う。
ただ、ぼくにとっては「おもしろ未来風デバイス」くらいの価値しか見出せず、これに40,000円はちょっとないかなぁと。
ファッションに合わないのが致命的なので、もっと雰囲気にあった時計を探してみようと思う。
Apple Watchをこれからも使い続けるかどうかは微妙かなぁ…
今日はここまで。ありがとうございました。
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