先日購入したAppleのイヤホン「AirPods Pro」が素晴らしいので簡単にレビューしてみたい。
カメラ機材じゃないので、あっさりめ。
外観とか使用感がメインのレビューだよ。
より詳細で機能的なレビューは、専門のブログやサイトで見た方がいいかな…。
AirPodsについて
AirPodsとは、Appleが発売しているBluetoothワイヤレスイヤホン(左右独立タイプ)のことである。
初代AirPodsは2016年12月発売。
発売当初は「耳からうどん」とかなんとかいろいろと叩かれていた記憶がある。
…今となっては遠い昔話だけど。
結局このイヤホンはiPhoneがトップシェアを誇る日本ではかなりのシェア率を誇っている(通勤電車調べ)。
2019年3月、第二世代AirPodsが発売。
多少の音質向上とワイヤレス充電が可能なケースが売り…。
今思えば、このタイミングで第二世代を出す必要は全くなかったと思う。
これを買っちゃった人、今は怒ってるんじゃないかなぁ。
そして2019年10月30日、第三世代として、ノイズキャンセリングイヤホン「AirPods Pro」が発売された。
今回紹介するのはこのイヤホンである。
AirPods Proの外観レビュー
本体
モノクロ撮影しているけど、そもそもイヤホン自体が白と黒なので問題ない。
初代・二代目との外観の主な変更点は、以下の通り。
- 短くなったステム(うどん)部分
- 選べるイヤーチップ
- 外部の音をキャッチするためのマイクロフォン(外側の黒い部分)
カラーバリエーションはなく、白一色のみ。
リーク情報段階では多色展開という話もあったらしいけど、無難でいいんじゃないだろうか。
自分は「選択肢は少ない方が迷わないで済む」と思う派である。
そしてここはかなり重要なポイントだと思うんだけど、このイヤホンは小さくて自己主張をしないので、
どんな服装にも合う。
通勤時のスーツ姿にも合うし、週末の普段着にも合う。
ジョギングスタイルにも合うし、何なら部屋着でも違和感がない。
ファッションスタイルも選ばない。
ストリートスタイルにもモードスタイルにも問題なく合わせられる。
実は少し前にノイズキャンセリングヘッドホン「QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II」を買ったんだけど、普段の服装やスーツにあまりにも合わないし、そもそも顔に似合ってない(これが致命的)ことで使わなくなってしまった。
(ヘッドフォンは丸顔には似合わない…。)
「何にでも、誰にでもそれなりに似合う」というのは素晴らしいことだと思う。
ケース
充電ケースは初代・二代目の縦長のものとは逆に横長に。
重さは大差なし。
大きさ自体は一回り…も違わないくらい。
端子はLightning。
USB-Cが採用されなかったことを残念がる人もいるけど、一緒に持ち出すiPhoneと別の端子だと充電用ケーブルをシェアできないので、これでいいと思う。
初代・二代目と同じく、マグネットが内蔵しているのでピタッとハマる。
真っ白なので汚れやすいと思われる。
ワイヤレス充電ができるはずだけど、充電機器を持っていないので試していない。
iPhoneXSも対応していたはずなので、そのうち買ってみるのも楽しいかもしれない。
プチ開封の儀
せっかく撮影したので、プチ開封の儀をやってみた。
以上。
お付き合いいただきありがとうございました。
使用感レビュー
装着感
初代の装着感に慣れていると、最初は異物感があると思う。
これは「カナル型(耳栓型)」と呼ばれるイヤホンを装着した時に感じるやつに少し似ている。
カナル型が苦手な人は初代・二代目の方の装着感をより好むかもしれない。
ただ、カナル型ほどぴったりと耳を塞がないし、イヤーパッド(3種類の大きさから選べる)が優秀なのか、数回使用していくうちに慣れてしまった(個人差あり)。
多少の違和感の見返りとして、初代・二代目と違って、「耳の形の合わなくてポロポロ落ちる」という事態は発生しにくくなっているはず。
イヤーチップが適切かどうか判別するモードもあったりする。親切。
操作
初代・二代目は本体をダブルタップすることで再生・早送り等のあらかじめ割り当てた動作をさせることができた。
AirPods Proはステム(うどん)部を押し込む(タップではない)ことで4種類の動作をさせることができる。
(※ちなみに、買ったばかりの時、本体を必死にタップしても何も反応せず「なんだこれ初期不良か?」と憤った記憶がある。説明書はしっかり読もう…。)
動作は以下の4種類。
- 1回:再生/一時停止
- 2回:早送り
- 3回:巻き戻し
- 長押し:ノイズキャンセリング/外音取り込み切り替え
あと、Siriも音声呼び出しできるらしいけど、恥ずかしいのでやっていない。
ノイズキャンセリング機能
この製品の目玉機能。
そして、この機能はすごい。
ありきたりな表現だけど、「思っていた以上に音を遮断してくれる。」
外音取り込みモードから長押しでキャンセリングモードにするときの「スッ…」と音が無くなっていく感覚は最高だ。
騒音(環境音)を優先的に遮断している傾向があり、人の声の方が聞こえやすい(この辺は他社のキャンセリング機能と同じかな?)。
通勤電車で絶大な威力を発揮する(通勤電車でしゃべっている人はあんまりいない)。
前述した「BOSE QuietComfort」と同等…かどうかは判断できない(多分そこまでではない)けど、必要十分の外音遮断機能だ。
ただ、この辺は感じ方に個人差がかなりあるので、不満がある人もいるかもしれない。
店頭で確認してから購入するべき…と言いたいところだけど、普通試せないよね。
感覚的な感想だけど、「普通の人は満足できるレベル」だと思う(普通の人ってなんだ、という話はある)。
でもまあ、この大きさの本体にノイズキャンセリング機能を盛り込んだのは本当に凄い。
BOSEのノイズキャンセリングイヤホン「Bose QuietControl 30」なんて、首に大げさなリングみたいなのぶら下げないとキャンセルできてないんだから(BOSEも2020年には完全ワイヤレスタイプのノイズキャンセリングイヤホンを出す予定らしいけど)。
ちょっと気になるところ
最後に、ちょっと気になるところを。
- 使いはじめの頃、左側のイヤホンだけ充電されていなかったことがあった。接触不良?
- 以前のAirPodsでは特に問題がなかったエリアで通信がブツブツと途切れることがあった。
- 充電ケースへの収納が少しだけやりにくくなった?(慣れの問題かも)
- できればマイクロフォン部分も白に統一して欲しかった(多分汚れとか目立つから黒になってるんだと思うけど)
買い?
「買い」一択。
値段以上の満足感がある。
少なくとも5万円程度の交換レンズより満足度はかなり上だ。
まとめ
最近のApple製品(無駄に増殖するラインナップと代わり映えしない性能)には正直ガッカリしていたところもあったんだけど、この製品のおかげですっかり評価が持ち直した(富士フイルムと同じ感じ…)。
やっぱりAppleはいい。
とはいえ、もっとAppleを脅かすような良デザインな製品を発売するメーカーの登場にも期待したい。
余談
このイヤホン、かなり人気があるようだ。
今回、発表直後の朝に予約を入れたので、発売日に手に入れることができた。
少しでも予約が遅れると、一気に2〜3週間待たされることになっていたらしい。
危なかった…。
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