今日もお疲れ様です。
先週末に引き続き、今週も六本木に行ってきた。
今回の目的地は「フジフイルム スクウェア」だ。
フジフイルムスクエア
FUJIFILM X-T2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/5.6, 1/160 sec, ISO800)
フジフイルムスクウェアとは、東京ミッドタウン内の富士フイルム本社ビル1階〜2階に設置された施設である。
以下、公式サイトの引用。
”FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は、東京ミッドタウン(六本木)にあり、写真展・写真やカメラの歴史を学べる 写真歴史博物館・最新のカメラを手にとっていただけるコーナー・スキンケア・サプリメント商品のショップなどのアイテムが多彩にそろっています。”
先日、昭和記念公園で強風が吹くなかレンズ交換を繰り返したX-T2と、しばらくケアしていないX-Pro2。
センサーダストを確認してみたら案の定、盛大にゴミが写り込んでいた。
そんなわけで、センサークリーニングを依頼しにはるばる行くことになった。
立川からだと結構時間がかかって面倒なのだが、札幌にいる時はどう頑張っても来れなかったのだから贅沢は言ってられない。
それに今回は行きたい理由もあった。
現在フジフイルムスクウェアでは、「アンセル・アダムス展」が開催中なのだ。
アンセル・アダムスとは
アンセル・アダムス(Ansel Adams)は1920年代後半から約60年にわたりアメリカで活躍した最も著名な写真家の一人。
アメリカの広大な自然を、精緻なモノクロ写真で表現した。
史上初めて写真を「芸術」として世間に認知させた人物、と言われている。
まあ、とにかく偉大な人なのだ。
…とか知ったふうなことを書いているが、ぼくはこの写真家、つい先日まで知らなかった。
最近買った「BRUTUS No.853 自然写真入門」の特集で初めて知ったのだ。
お恥ずかしいかぎり。
ちなみにこの雑誌の表紙は「井上浩輝」さんという写真家の写真。
ぼくが入っている「ケント白石の科学的写真講座」の講師の一人で、美瑛在住の写真家だ。
最近写真集を出したので、表紙に感動した人は要チェックだ。
富士フイルム 東京サービスステーション
立川から1時間程度。
フジフイルムスクウェアに着いて、本当はすぐに写真展を見たかったのだが、まずは2階の「東京サービスステーション」に向かった。
センサークリーニングの受付をするためだ。
で、事前の調べではだいたい1時間くらいでクリーニングできるはずだったんだけど、提示されたのは3時間半。
土日は混み合うので、時間が長くかかるそうだ。
それにしても2倍以上とは。
…だが背に腹は変えられない。
しぶしぶオッケーした。(ついでにレンズ2本の無料点検もお願いした。)
…土日・祝祭日に利用しようと考えている方は気をつけて。
ちなみにセンサークリーニングは1台1,620円だ。(税込、2017/11/26現在。)
(2020/7/13追記)六本木の富士フイルムスクエアのサービスステーションは閉鎖しており、今は丸の内にある「FUJIFILM Imaging Plaza東京」で受け付けている。
写真展
カメラを預けて、1階のアンセル・アダムス展へ。
写真展の展示物はもちろん撮影禁止なので写真はない。(カメラもないし)
感想はというと、
やはりプリントしたものを見ると写真が持つ力、というか「凄さ」がよくわかる。
構図とか、白と灰色、黒のバランスとか、現像とか、もういろいろ。
明らかにレベルが違う。
さすがである。
とか言っているが、写真展で一番印象に残ったのは写真ではなく、彼の言葉だった。
「ネガは楽譜であり、プリントは演奏である」
つまり、撮影で作品は完成するわけではなく、プリント(現像→プリント)を経て初めて作品となる、というわけだ。
まあ最近はデジタル化したこともあり、必ずしもプリントをする必要があるとは思わない。
ただ、「撮影しておしまい」ではなく、撮影してきた画像を現像して「作品にする」ことが必要、というわけだ。
なかなか実践できていない。
オンラインサロンで少しずつ取り組んでいるとはいえ、もっと勉強しなければと思った。
ちなみに、20分の映画の上映とギャラリートークもあったのだが、あれはちょっと退屈だった。(途中で寝てしまった。)
別に歴史探訪をしたかったわけじゃないし。
東京ミッドタウン
イルミネーション撮影
午後5時、やっとカメラたちが戻ってきた。
どうやらレンズも問題がないようで何よりだった。
さて、日も暮れてきたので、ついでに夜の東京ミッドタウンを回ってきた。
Apple iPhone SE (, 4.15mm, f/2.2, 1/30 sec, ISO80)
まずはイルミネーション散策。
FUJIFILM X-T2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO6400)
FUJIFILM X-T2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/4, 1/30 sec, ISO3200)
…イルミネーション撮影なのになぜモノクロなのかって?
アンセル・アダムス展に影響されたに決まっているじゃないか。
FUJIFILM X-T2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/4, 1/25 sec, ISO3200)
FUJIFILM X-T2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/4, 1/40 sec, ISO3200)
夜景のモノクロも、なかなかいいもんだ。
東京ミッドタウン館内
ついでに、ミッドタウンの建物内も撮影してきた。
FUJIFILM X-T2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/4, 1/45 sec, ISO800)
FUJIFILM X-T2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/16, 1/2.5 sec, ISO200)
FUJIFILM X-T2 (XF23mmF2 R WR, 23mm, f/11, 1/2.5 sec, ISO200)
個人的には俯瞰写真がお気に入りだ。
やはり六本木の商業施設は絵になる。
まとめ
こんな感じで六本木を1年分くらい楽しんだ2週間だった。(お金はほとんどかかってないが)
もうしばらく六本木はいいかな…
来週は
秋葉原UDXで開催されるイベントに行く。
がんばろう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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