写真作品を作るにはテーマが必要、という話を何回かブログに書いたことがある。
…自分で書いているくせに、自分の写真には一貫したテーマがなかった。
でも最近、これをテーマに写真を撮りたいというものが分かりはじめてきた。
建築物を撮りたい
今、ぼくがいちばん撮りたい写真は建築物(特に内部)、または建築物が含まれた写真だ。
建築物のある景色を写真におさめて、アートとして作品に仕上げたい。
被写体について
建築物と言ってもいろいろ種類がある。
仏閣や神社などの歴史的建物とか、今にも崩れそうな廃墟も建築物だ。
で、ぼくはそういうものが撮りたいかというとそういうことではない。
どちらかといえば現代的で洗練された近現代の建築物を撮りたい。
なかでもデザイン、パターン、質感、を表現したい。
とはいえ、ぼくには建築についての含蓄やら知識やらは一切無い。それはもう皆無と言っていい。
純粋に「いいなぁ」と感じて、写真作品の被写体として魅力あるものを撮影するだけになるだろう。
とりあえずはそれでいいと思っている。
建築物の「デザイン」「パターン」「質感」
ぼくが被写体を探すときに目印にするものは何か。
過去の写真を見返してみて分かったのは、
整然としているもの
法則性のあるもの
なんかさわりたくなるもの
ぼくはそういうものに魅力を感じて、美しい、と感じている、ということだ。
周辺環境と建築物
ぼく好みの建築物は街中にあることが多いけど、対象の建築物と周囲の雰囲気とのマッチングも気になるとポイントだ。
周囲の環境と同調している(または浮いている違和感)雰囲気、みたいなものを写真に収められるといいなぁ…と思う。
これは広義の風景写真でもあるので、そっちの技術も磨かなければ。
明暗、濃淡で表現すること
で、具体的にどう表現するのか、という話だが、
これは基本的にモノクロ写真で表現したい。
建築物のデザイン、パターン、質感をもっとも強調して表現できるのがモノクロ写真だと考えるからだ。
…けっして「白黒写真にするとなんかかっこいいから」ではない。
ほんとだよ
でも、カラーで表現することをが適切な被写体もあると思うのでその辺はある程度柔軟に。
その場合も「形、パターン」が主役、ってことにしよう。
ちょっと頑張ってみよう
少し調べてみたら、なんか建築物は権利問題とか許諾がどうとか色々うるさいらしい。
…まあ、ネットの片隅で細々とアップしてるうちのブログにはそんなに関係ないか。
形とパターン、質感。もちろん構図に露出。
少し頑張って、写真作品を作ってみよう。
大丈夫、できる。
…そう、Xシリーズならね。
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