【撮影散歩】千葉のインテリアショップ「Timber Yard」のナショジオ写真展へ行ってきたはなし

こんばんは。

先週の日曜日、千葉県美浜区にあるインテリアショップ「Timber Yard(ティンバーヤード)」へ行ってきた。
公式ページ

…立川から2時間くらいかかった。遠いよ。

そんな遠いインテリアショップに、いったい何をしに行ったのか。

ナショナルジオグラフィック写真展「美しき地球」を見に行ったに決まっているじゃないか。

ナショナルジオグラフィック写真展「美しき地球」

この写真展はなんなのかというと、

「美しき地球」をテーマに選りすぐりの傑作写真21点を展示いたします。
会場では名作と呼ばれる数々の写真を実際にご覧いただけるほか、写真の販売を行います。公式サイト引用)

というわけだ。

ナショナルジオグラフィックとは

ナショナルジオグラフィック(略称「ナショジオ」)とは

地理学、人類学、自然・環境学、ポピュラーサイエンス、歴史、文化、最新事象、写真などの記事を掲載している雑誌。(ウィキペディア引用)

「一介の雑誌がなんで写真展なんぞ開いているのか」と疑問に思うかもしれない。

実はこのナショジオ、掲載される写真のレベルがとにかく高いことで知られている。
編集者の審美眼が異常に高く、「ナショジオに写真が採用されること」また「公式ホームページの「Photo of the Day」「Editor’s Choice」等に選ばれること」は、写真家にとって非常に名誉なことであり、「世界的な実力の証明」なのだ。

今回はそんなナショジオ掲載作品の大判プリントが展示されているというだけでも価値があるのに、さらにナショジオ日本版の編集者のギャラリートークまであるというのだから行かないわけにはいかなかった。

Timber Yard

会場であるTimber Yardは千葉県の稲毛駅から少し離れた工場地帯にある。

普通は駅からバスを利用するのだが、とりあえず時間があったので歩くことにした

FUJIFILM X100F (23mmF2, 23mm, f/5.6, 1/80 sec, ISO200)
線路

 

FUJIFILM X100F (23mmF2, 23mm, f/8, 1/75 sec, ISO1600)
ジョギング

 

FUJIFILM X100F (23mmF2, 23mm, f/8, 1/45 sec, ISO1600)
壁打ち

…30分以上かかった気がする。
途中、革靴の紐が10回くらいほどけるという意味不明なトラブルに見舞われながらも、ようやく目的地である「Timber Yard」に到着した。

かなりのオシャレ空間だった。

FUJIFILM X100F (23mmF2, 23mm, f/5.6, 1/45 sec, ISO200)
エントランス

 

FUJIFILM X100F (23mmF2, 23mm, f/5.6, 1/120 sec, ISO200)
横から

店内は撮影禁止なのでとってもオシャレな室内の写真はないが「フリッツ・ハンセンのセブンチェア」が印象的な洗練されたショップだった。
ちなみに写真展会場の写真ももちろんない。

…この尋常じゃないオシャレ感は、まわりが普通の工場地帯ということもあり、さらに異質に映った。

FUJIFILM X100F (23mmF2, 23mm, f/5.6, 1/340 sec, ISO200)
小澤産業株式会社

ギャラリートークと展示作品

写真が撮れなかったのでぼくの感想だけお伝えすることにする。

ギャラリートーク、展示ともにすっごい満足できるものだった。
作品選定の裏話とか、撮影秘話とか聞くことができたのは本当に貴重な経験だった。

…2時間(+30分)かけて来た甲斐があったというものだ。

そして展示作品の迫力は圧巻の一言に尽きる。
これらの写真は雑誌やネットでも見ることができる作品たちなんだけど、あの大きさで直に見ると改めてその良さがわかる
っていうか変態的な凄さだ。

展示作品の一部はここで確認できる。
ピンと来たら、ぜひ実際に足を運んでみよう。
っていうかキービジュアルの象の写真がすでにやばいでしょ?

12月26日まで開催中だよ。

写真に行き詰まっている人も、新しい何かがつかめるかも?

まとめ

東京に来てから、興味のある写真展にはできるかぎり足を運ぶようにしている。

横浜のBankART Studio NYKの「ダカフェ日記写真展(のようなもの)

フジフイルムスクウェアの「アンセル・アダムス展

今回のナショジオ「美しき地球展

そしてhama houseの「ルクセンブルクカフェ(写真家の保井崇志さんのルクセンブルクの写真が飾られていた。昨日行った)

東京の何がいいって、ありとあらゆる写真展が開催されているところだ。
札幌時代とは写真展の質と量が桁違いだ。

東京は生活と仕事の質・量については最低の街だと思うけど、こういうところがあるから憎めない。

…なぜか最後は東京の感想になってしまった。

 

今日はここまで。お疲れ様でした。

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