
犬。
もうすぐ、ジメジメしたあの季節…
ちょっと早いが、来月は6月。
そう、梅雨がやって来る。
写真趣味という観点で見ると、雨が降っているというだけで、撮影に出かけるハードル(というか外に出かけるハードル)が上がっていく季節。
ついついこの季節は外での撮影を諦め、ネットばかり見ていた結果、なぜかマップカメラから荷物が届く…みたいなことになりがちだ(普通ならない)。
でも見方を変えれば、雨の日は、いつもは撮れない特別な被写体に溢れている日でもある。
ジメジメした梅雨を楽しむために、雨の日に撮りたい被写体について書いてみよう。
雨の日の被写体
今回、撮影に使用したのはX100F。
撮影モードのあたる「フィルムシミュレーション」は、白黒モードの1つである「ACROS」に統一した。
雨の日の「質感」を出したかったのと、「白黒写真」をもう一度しっかりと勉強しようと思っているからだ。
毎度感じていることだが、白黒写真は難しい。
でも、やっぱりかっこいいのでやりがいがある。
雨と植物

あんまり水玉ない…
定番だが、雨粒が当たった植物というのはなかなか魅力的な被写体だ。
…いや、全然撮れていないんだけど。
修行が必要だ。
傘をさす人

水玉模様と横断歩道。
不審者と間違えられないように注意しつつ、傘をさす人々を撮ってみる。
雨の日は色々な傘をさした人たちが歩いている。
色や柄、形など、注意深く観察していると、面白い被写体に出会えるかもしれない。
オブジェ

泣き出すオブジェ。
街中に展示してあるオブジェも、雨の日は別の表情を見せる。
立川市には「ファーレ立川」という、アート作品が点在するスポットがあるので、雨の日の被写体に困ることがない。
とくに質感が変わるところが面白いと思う。

金属が濡れた質感。

いつもの蛇ベンチ。
ファーレ立川についてはこちら
地面、水たまり

TACHIKAWA CITY。
地面に目を写してみると、水たまりに落ちる雨粒の波紋、濡れて質感が変わった地面など、面白いものがたくさんある。
思い切って姿勢を低くしてファインダーをのぞいてみると、新しい発見があるかもしれない。
雨の日の機材
さて、そんな雨の日にはどんなカメラを持っていけばいいだろう。
まずはじめに思いつくのは「防塵防滴」「防水機能」あたりか。
結論から言うと、防塵防滴や防水機能はもちろんあった方がいいが、必須ではないと思う。
実際、今回持ち出したのも、防塵防滴機能つきのX-Pro2やX-T2ではなく、X100Fだった。
なぜか。
雨の日の撮影でいちばん大切なのは、実は「片手で操作、撮影が出来ること」だ。
なぜなら、普通の人は雨の日に外に出るとき、傘を差しているから。
ストリートスナップを撮るのに街に出かけ、傘を差さずにカメラもバッグも濡らして撮影する…のはまた1段階ハードルが上がる。
何よりちょっと不審だろう。
ぼくが街で雨を撮るときは、基本的に右手にカメラ、左手に傘、というスタイルである。
この場合、大型のカメラや左手でズーム操作をする機器は使いにくい。
片手で操作や撮影が手軽にできる、ズーム操作が必要ない単焦点レンズを搭載した小型のカメラがオススメだ。(片手でズーム操作ができるコンパクトカメラでもいい。)
雨の日の装備

セルフポートレート。
さて、もちろんカメラだけ持って外に出るわけにはいかない。
雨の日には通常、以下の装備が必要だ。
- 傘
- レインコート(雨に強い服)
- レインシューズ
- カメラバッグ
当たり前だ、と思うかもしれないが、これは結構忘れがちなところだ。
とくに雨に強い服とレインシューズは、持っているといないでは雨の日の撮影の快適さに大きな差が出る。
せっかく雨の日に街に出ていって、靴はずぶ濡れ、服もびしゃびしゃではテンションが下がって仕方がない。
持っていない方はぜひ購入することをお勧めする。
ちなみに僕が使っているのは「ノースフェイスパープルレーベルのゴアテックスコート」と「ハンターのレインシューズ」。
…どちらも高額なので、もう少しお手頃な値段のものを探した方がいいかもしれない。
まとめ

金網と、ヤギ。
とにかく、雨の日の撮影は面白い。
いつもの風景が、ドラマチックに変わる。
6月の週末は、ぜひ雨の日の撮影にチャレンジしてみてはどうだろうか。
ところで、
多摩川川畔にイスを持っていって
チャネリングするのはいつですか?
まきさん、記事に関係ないコメントありがとうございました!
チェアリング、チェア、椅子ね
まきさんは何と交信するつもりなのかなー
ロシアの大統領とかなー
それはそうと、チェアリングin多摩川はいずれやりたい…虫がいない季節に