古いデジカメと廃駅 -ライカM-P(Typ240) と「ライカの色」-

 

旧国鉄 相生線 北見相生駅跡

道の駅あいおいに併設された「旧国鉄 相生線 北見相生駅跡」へ、思いつきで行ってきた。

目的は、「特に映えない、現実の道東を撮影しよう」というテーマのお試し。

天気は曇りときどき小雨。車で1時間。なかなか遠かった。

 

そんなに有名ではない。
どちらかというと近くに阿寒湖があるのでその通り道にある場所という印象が強い。

阿寒湖は映えそうなので、今回はここで。

汽車

旧駅舎前に展示されている列車を撮影する。

おそらく展示用に塗装し直されているのか、非常に鮮やかで綺麗な状態だった。

M-P(Typ240)とSUMMICRON-M 1:2/50mmで撮影した場合、どんな色に写るのか興味があったので試してみた。

なお、カメラの設定はWBは太陽光に固定している。

以下の写真は特に加工していないJPEGデータだ。「ライカの色」は再現できているだろうか

01Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/4.8, 1/1500 sec, ISO1000)

 

02Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/3.4, 1/3000 sec, ISO1000)

 

03Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/5.6, 1/750 sec, ISO1000)

 

04Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/3.4, 1/350 sec, ISO200)

こういう被写体を、印象的に撮影するのは難しい。寄っても引いても難しい。

ライカの色?この日は曇り空だったんだけど、思いのほか発色がいい気がする。
そんななかでも色気のあるカラー描写…?かな?

しらんけど。

駅舎

続いて、保存されている駅舎を撮影した。

駅舎はカフェとして利用されている…らしいけど、休業中となっていた。

中に人がいる気配はするが、営業はしていないようだ。残念。

 

05Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/2.8, 1/350 sec, ISO200)

 

06Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/2.8, 1/90 sec, ISO200)

 

07Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/2.8, 1/500 sec, ISO200)

こういう古い建物はなんだかノスタルジーを感じてとてもいい。

使用しているレンズと同じ世代の、いわゆる昭和の香りがする。
…昭和に営業していたかどうかしらんけど。

線路

最後に線路をメインに撮影してみた。

すでに廃線になっている線路なので安全だ。あたりまえだけど。

08Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/3.4, 1/1000 sec, ISO200)

 

09Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO200)

 

09Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/2.4, 1/1000 sec, ISO200)

SUMMICRON-M 1:2/50mm の立体感、けっこう激しくボケる。

F2でも侮れない。

今日の機材

ライカM-P(Typ240)

私の2台目のLEICA。

いまだにこれを買ったことは「頭がおかしい」とは感じている。

でもいまはもう少し前向きに、このカメラを楽しんでいこうと思っている。

…売るのはもう少し先で。

ライカSUMMICRON-M 1:2/50mm

私の2本目のLEICA。

このレンズが実は一番安く手に入れている。標準50mmの定番レンズ。これは3代目のレンズ。だいたい1990年代初頭のモデル。

1990年代初頭はいいぞ。
逆襲のシャアとかアイルトンセナとかマイケルジョーダンとかの時代。

とってもいい。だからこのレンズも好き。

11SONY ILCE-7RM3 (85mm F1.4 DG DN | Art, 85mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO800)

 

結果としては「映えない」写真を撮った、という事実だけが残る結果だった。

あと、この写真を撮るのに1時間以上かけて行くのはちょっときつかった。次回はもう少し近場にするか。

もしくはもっとありえないほどの遠出をしたい。

一緒にM MONOCHROM(Typ246) とSUMMICRON-M 1:2/35mm のセットも持って行ったのだが、これまた映えない写真が出来上がったので、これはそのうち雑談の時にでも掲載しようと思う。

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2件のコメント

YMさんこんにちは。いつも素敵な写真のアップ,ありがとうございます!

「北見相生駅跡」の写真は,少し前までの賑わいが過ぎ去った感じが好みです!「駅舎」の一枚目の写真が特に好きです。YMさんがおっしゃる「LEICAの色」というのは僕にはピンと来ませんでしたが綺麗な色の写真だなぁと思いました。

今回のSUMMICRON-M f2/50mm (3rd), 50mm, f/2.8と一つ前のSIGMA 85mm F1.4 DG DN | Artの写真を見比べて「ボケ方が良く似ているなぁ」と思いました。これだと僕には二つの機材で撮影した写真を取り混ぜていてもパッと見は区別できません(^-^; SIGMAはLEICAのレンズも製造しているので似ていて当然なのかもしれませんね。

YMさんの写真と記事,いつも楽しみです。無理のない範囲で続けていただけたら嬉しいです!

JYさん、コメントありがとうございます!
最近更新できていなくてごめんなさい…。

ライカの色…もはやプラシーボ以外の何物でもない気がしてきていますが、これからもM-P(Typ240) が手元にある限りは追求していこうと思います(嘘)

最近はまたSONYを続けるか富士フイルムに戻るかなんてことを毎週末無駄に考えながら撮影もしないで一日が終わるという無為な日々を過ごしていますが、たまにはカメラを持って街に出てみようと思います!

そして記事を更新したいと思います!!

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