「ストレス発散行動」によるストレス
最近、自分の中で良くないトレンドが生まれつつある。
「ストレス発散のための機材購入欲」が止まらない。
大量の機材に囲まれて生活しているにも関わらず、私の物欲が尽きることはないようだ。
以下のような負のスパイラルに落ちてしまっている。
- ストレスが溜まる(仕事)
- やる気がなくなる
- だるいので撮影にも行かずにネットで欲しいものを物色するだけの生活
- 物欲に負けてモノを買う
- モノが届く(一瞬だけ楽しい気持ちになる)
- モノが増える(使わない、管理できない、貯蓄できない、無駄遣いの罪悪感)
- 私生活でもストレスが溜まる
- ストレスが溜まる(仕事)
- 以下繰り返し(ストレス増加スパイラル)
ここ最近の無駄な散財
上記のように非常にまずい状態なわけだが、ここ数ヶ月でも完全に要らないモノが大量に家に到着している。
- 写真集5冊
- プラモ2個・アクションフィギュア3体
- レンズ3本(SIGMA1本、FUJIFILM2本)
特にレンズ。
FUJIFILMに戻るのか、SONY・SIGMAを続けるのか、どっちもやめてLEICAに絞るのかについて毎日日替わりで結論が変わっていることもストレス増加に拍車をかけている(一部ではLEICAの高価なオールドレンズを購入する計画を立てていたが失敗したとも言われているが、真相は定かではない)
抜け出せない「ストレス沼」の始まりはライカ
約4年前くらいからずっとこんな調子だった気がする。
4年前といえば、LEICAを(なぜか)現実的な選択肢として検討し始めた頃。
やはり、あれを手に入れてしまったことで一気にバランスが崩れた気がする。
そこからさらに加齢とマンネリから来る思考能力の低下から現実を見ることができなくなり、使用する予算に際限がなくなってしまう。
10〜30万円前後の散財に罪悪感がなくなり(LEICAのレンズよりは安い、という考えかた)、社会情勢による供給不足が追い打ちをかけた(今買わないとなくなる・高くなる)。
そのくせ、平日の朝になると将来への不安、仕事に行きたくない気持ちが作用して散財に対して異様に否定的になり、懺悔の時間が来る。
なんでこんなモノを買うんだ。老後のために貯めておかないと!FIREしようぜ!!
…非現実的な将来を思い描き、さらなるブルーに。
そろそろ決めないといけない
カメラ機材については、ここ1年くらいずっと考えていることがある。
SONYかFUJIFILMか
SONYαとSIGMA Artの組み合わせを使いたくて機材を変えたにも関わらず、ずっとFUJIFILMに未練が残っている状態なのはなぜか。
しかも、LEICAを別格のメインに据えているはずなのに、である。
手放した直後にX100FとX-Pro2を買い直し、今じわじわとレンズを買い足していっている(ブログでは紹介していないが、現在XFレンズは4本)。
おそらく本音ではFUJIFILM Xシリーズに戻りたい(っていうかX-H1買い戻したい)と感じているのだろう。
自分で思っていたよりも、SONYとSIGMAの組み合わせに魅力を感じられなかった、というのも理由としてはある。
この組み合わせはカメラメーカーの推奨していない、サードパーティとの組み合わせであり、したがって最大の能力は発揮できない。カメラ側の連写制限、レンズ側のテレコン使用制限など、萎える情報も多い。かといって、シグマのカメラはメインにするには脆弱で尖りすぎている(SIGMA fp、お前のことだぞ)。
LEICAを続けるか、やめるか
LEICAに関してはもう少し単純だ。
本命のM10-Pを買えなかったことで、強制的に玄人向けラインナップになったことが、ずっと胸の奥につっかえているのだ。
M MONOCHROM(Typ246) にM-P(Typ240) というニッチ全開のカメラ機材。
SUMMICRONのデジタル設計世代レンズ2本と最新ASPH.レンズのELMARITという、統一感のないラインナップ。
最高!とは言い難い。もちろん悪くない。ちゃんとそれらを積極的に選んでいれば。
行動に移さない理由
ただ、私の中で以下の葛藤があるために、かろうじて思いとどまっている。
- せっかく買ったSONYαとSIGMA Artの「購入価格」と「下取り価格」の驚きの差額(ドラクエの装備品以上の差額が出る…)
- デジタルライカと中途半端な不人気ライカレンズたちに至っては目も当てられないリセールバリューで全くもって手放す意味がない。
- X-H1を買い戻したところで、FUJIFILM Xシリーズの今後が不安(Youtuberたちのための最新モデル、他メーカーに劣るスペック、X-T5のチープな質感、大型化するレンズ群)
- ただの懐古厨なんじゃないか(今が辛いから、楽しかったあの頃に戻りたいだけ。機材を戻したって帰ってくるものではない)
- そもそも撮影対象がない(都市や建物はない。風景撮影等、なんとか捻り出しているが、そもそも興味がない被写体なので費やす時間や労力の割にリターンが少ない)
- 「縮小」することに臆している(手放したモノは同じ条件ではもう手に入らない可能性が高いし、写真趣味そのものをやめるきっかけになりそう)
8月をタイムリミットにしよう
いずれにせよ、この状態を長く続けるのは良くない。
最近、時間があればマップカメラやカメラメーカーのサイト、X(旧ツイッター)を除いては、「あの機材がいい、この機材が売ってない、今買えばお得・損」みたいなことばかりやっていて、全く建設的ではない。
時間は有限だ。
せっかくの余暇の時間に、全く無意味な「購入イメトレ」をし、何も得られずに自らストレスを溜め込むなんて、完全に時間の無駄だ。
8月中に方針を決めよう。
- 被写体を探す(撮影したい被写体を再検討。撮りたいものがなければカメラをやめる)
- 上記に合わせてカメラ機材の縮小。必要のない機材、使用頻度の低い機材は手放す。
- 8月中にガンプラを完成できなければ完全にやめる(全部売る)
もし、なにもしたくならないのなら、いっそ全てやめてみるのもいい。
マップカメラの本日の入荷商品を毎日見るのはやめよう。
カメラ系Youtuberの動画をだらだら見るのはやめよう。
プレミアムバンダイのアプリを削除しよう。
写真・カメラ・ガンプラ以外のことも色々見てみよう。
最近、趣味の選択肢が狭くなっていたし。
で、本当に撮影したくなったら、本当に撮影しくなったものを、一番使いたい機材で撮影しに行こう。
それが趣味ってもんだろう。
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