【撮影登山】三頭山とコーヒーとX-H1

木工室
いろいろ
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 55mm, f/8, 1/80 sec, ISO320)
秋といえば、さまざまな色の木々。

11月になって、そろそろ秋も深まってきた。

暑い夏と違い、屋外でも活動しやすい。
っていうかちょっと寒い日もちらほら。

木々の葉も色づいている。

こんな季節はやっぱり紅葉狩りだ。
…というわけで、ちょっと山に登ってきた

三頭山へ

山登りは久しぶりだ。

今回は、ぼくが所属しているコミュニティSUSONOの部活動で「三頭山(みとうさん)」に登ってきた。

なお、部活動名は「コーヒーとアウトドア部」。

アウトドアでコーヒーを淹れて飲む、というのが目的の部活だ(たぶん)。

撮影がメインイベントではないんだけど、なんとか荷物をやりくりして、カメラを持って登山してきた。

機材

今回の機材はちょっと迷ったけど、X-H1XF16-55mmF2.8 R LM WRの組み合わせにした。

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フラッグシップ
FUJIFILM X-Pro2 (XF60mmF2.4 R Macro, 60mm, f/11, 1/10 sec, ISO200)
いまのところ、ぼくのフラッグシップモデル。

登山は出来るだけ荷物を軽く小さくしていきたいところだけど、今回は手持ちの機材の中でいちばん重い組み合わせ。

でも久しぶりのネイチャーフォトだし、X-H1とXF16-55mmF2.8 R LM WRの防塵防滴・プロ仕様コンビがどれくらいタフに使えるか見てみたかった。

まあ、フルサイズ+大三元レンズと比べればこの組み合わせでも全然軽くて小さい部類だ。

カメラ以外のモノを入れるスペースが少ない「Incase DSLR Pro Pack」にもなんとか全ての荷物が入ったし、とりあえずOK。

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設定

今回は秋の山、紅葉。

…ちょっとモノクロでは表現が難しい

いつもはモノクロメインで撮影するんだけど、今回は色を強調した設定で行こう!ということになった。

で、カラーといえばフィルムシミュレーションは「Velvia」

同名のポジフィルムの色を再現したフィルムシミュレーションで、濃厚な色味が特徴

他の細かい設定は撮影中にあれこれいじってしまったので割愛する。

当日の様子

武蔵五日市駅

武蔵五日市駅
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 16mm, f/8, 1/210 sec, ISO200)
武蔵五日市駅。いい色の駅だった。

集合場所は東京都西部にある、武蔵五日市駅

この日は天気も良く、絶好の紅葉狩り日和。

…というわけですごく混んでいた。バス待ちの列が50メートルくらい続く。

一人ならそのまま引き返して帰っていたかもなあ…。(実際は臨時バスが出ていたので問題なく移動できた。)

部活メンバーと合流して、ここからバス2本を乗り継ぎ、1時間程度かけて目的地「都民の森」へ。

都民の森

像
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 16.5mm, f/2.8, 1/1000 sec, ISO200)
都民の森駐車場にあった像。

都民の森駐車場に到着。

ここに来る道中、バスの車内から見えた紅葉した山々にテンションが上がる。

団子売り場
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 55mm, f/2.8, 1/90 sec, ISO200)
登山口入口の売店には団子売り場。

売店に団子が売っていたけど、さすがに登山前に食べる気にはならなかった。

団子
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 55mm, f/2.8, 1/350 sec, ISO200)
焼ける団子がフォトジェニックではある。食べないけども。

XF16-55mmF2.8 R LM WR開放F値2.8。手前の団子にクローズアップすれば背景もこれくらいはボケてくれる

このあとリーダーから登山時の注意点の説明があり、班分けなどを行った。

いよいよ登山開始だ。

三頭山

セラピーロード
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 16mm, f/8, 1/45 sec, ISO200)
序盤のウッドチップが敷き詰められた「セラピーロード」。

「初級レベルの山」とはいえ、登山には変わりない

重い荷物を背負っての山登りはなかなかのものだ。
慣れていないせいか、すぐに息が上がる。

でも、いい景色を見るとそういうことも忘れてしまう

遠景
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 16mm, f/8, 1/240 sec, ISO200)
この日一番の景色。割と序盤だった。

この後は少しずつ道が険しくなっていき、狭くて歩きにくい道、落ちたら死ぬかもしれない高低差のある場所を歩く。

やばい、舐めたら死ぬ

道
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 16mm, f/2.8, 1/400 sec, ISO400)
これはまだ整備されている道。

山頂

景色
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 21.3mm, f/2.8, 1/3500 sec, ISO400)
頂上からの景色。…ちょっと物足りない?

小一時間ほどで山頂へ。

山頂の景色は、正直そんなでもなかった(周りが高木で覆われていてよく見えなかった)。

まあ、そんなことよりも腹が減った。

そしてそろそろコーヒーが飲みたい

コーヒー

コーヒー
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 45.5mm, f/2.8, 1/950 sec, ISO400)
そうだ、コーヒー淹れよう

さて、いよいよバーナーの登場だ。

今回の登山に合わせて念願のアウトドア用のバーナーを購入した。

SOTO社のマイクロレギュレーターストーブ「ウインドマスター。専用4本ゴトク「フォーフレックス」とのセット品。

ぶっつけ本番だったけど、シミュレーションしたおかげであっさり点火した。操作が簡単でよかった。

…そしてお湯を沸かす。

ヤカンも買った。
なんか評判が良かったロゴス社の「ザ・ケトル

前評判通り、お湯はすぐに湧いた。
平べったい形がポイントらしい。

コーヒーを淹れる。

ペーパードリップ
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 25.7mm, f/2.8, 1/480 sec, ISO400)
ペーパードリップだよ

ちなみにカップはスノーピーク社の「チタンシングルマグ300ml、ドリッパーはミュニーク社の「Tetra Drip02S

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MUNIEQ(ミュニーク) Tetra Drip 01S 09210001000001
MUNIEQ(ミュニーク)

今回の登山のために、というよりも今後ソロキャンプに行くことも見据えて、一通り揃えてみた。

まあ、欲しかっただけ、という噂もある。

下山

昼食とコーヒーで一休みしたらすぐ下山だ。

紅葉
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 17mm, f/8, 1/25 sec, ISO400)
下山中の風景。ここから紅葉に注目してみた。

残り少ない体力を振り絞りつつ、山道付近の紅葉にカメラを向けてみた

いつも思うけど、曇りの日のカラー写真は難しい
モノクロならあまり気にならないけど、色がくすんだり暗めのトーンになるので雰囲気出しが難しく感じる。

紅葉3
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 55mm, f/8, 1/80 sec, ISO640)
紅葉といえば、赤。

そんな中でも、フィルムシミュレーションVelviaははっきりとした色を出してくれている。さすが。

まとめ

登山の感想

そんなわけで、全員怪我することなく下山した。

疲れたけどいい運動になった。
どうしても普段は運動不足になりがちだし、これから寒くなってくるとなおさらだ。

木工室
FUJIFILM X-H1 (XF16-55mmF2.8 R LM WR, 17mm, f/2.8, 1/25 sec, ISO320)
この日最後の写真は「木材館」の木工室。いい光。

登山は久しぶりだったけど、たまには自然風景を撮影するのもいい
適度に気分転換できたし、また次回から都会の写真を撮るモチベーションを得られた。

建築物がメインの被写体なのは変わらないけど、定期的にアウトドアで写真を撮るのはいいかもしれない。

X-H1について

結果的には他の重い荷物のせいか、カメラとレンズの重さはほぼ気にならなかった。

むしろその堅牢性に頼もしさを感じた。

ネックストラップを使用していると、大きめに動くたびにカメラがガチャガチャと動き、膝とかに当たったりしてたけど、特に不安に感じなかった。

大丈夫。

…それはそれとして登山中にカメラが動くのは邪魔だ。

PEAK DESIGNのキャプチャーV3が欲しくなる。高いけど。

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X-H1についてはひとつだけちょっとした不満が。

露出補正が少しやりづらい。

X-H1は他のXシリーズのカメラと違って、露出補正が独立ダイヤルじゃない。

そのため露出補正ボタンを押しながらコマンドダイヤルを回すことになるんだけど、これが地味にやりづらい。
ちょっとしたストレスだった。

致命的でははないんだけど。
ボタン押さなくても露出補正として使える設定がなかったか確認してみよう。

…とまあ、そんな感じの週末登山だった。

それにしても。

…疲れた。

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