今日もお疲れさまです。
あなたにとって、写真は「趣味」だろうか。それとも「それ以上の何か」だろうか。
ぼくにとって、写真は「趣味」。
でも今後は「それ以上の何か」にしていきたいと考えている。
撮影技術の停滞
カメラを始めて8年、独学で写真を撮ってきたんだけど、最近どうにも停滞感を感じていた。
「ぼくは初心者の頃から、写真が上達しているのだろうか?」
また、自分の写真を評価してくれる人がいないので、自分が撮影した写真が「いいのか、悪いのか」もよく分からないという状況で続けてきた。
これ以上だらだらと続けても、きっと上達しない。
そんな状況に危機感を覚えたので、先月、写真のオンラインサロンに入会した。
数週間、いろいろな講座を受講してみて、すでにいろいろと学びがあった。
ほんとうに入ってよかった。
今回の銀座撮影でも、その学びを生かして撮影することを心がけたので、備忘録も兼ねて書き出してみよう。
サロンでの学び
撮影前に作品のテーマ、イメージを決めておく。
撮影現場では、事前に決めた撮影イメージに近づくことを意識して撮影する。
これは全く実践できていないなぁと感じた。
カメラの性能を試したいとか、とりあえずカメラを持って行くか、みたいな気持ちで撮影していることが多かったので、ここは考えさせられた。
でも、撮影前にテーマとかイメージを作るって結構難しいのだ。
少なくとも行き先の下調べは必要。作品の撮影場所には事前に何度も足を運んでおくとイメージがしやすいかも。
FUJIFILM X100F (23mmF2, 23mm, f/8, 1/17 sec, ISO200)風景写真の基本はパンフォーカス。
前ボケの写真を撮るときは、必ずパンフォーカスの写真も撮っておく。
それからどちらが撮影テーマにふさわしい写真かを選ぶ。
ボカせるからといって、むやみにボカさない。
ぼくはどうも、一眼レフを買ったころからの癖で必要のない時にもボカす傾向があったので、これはなるほど、と思った。
実際のところ、風景写真においては近影から遠影までくっきりと映るパンフォーカスの方が優れていることも多い。
そんなわけで、最近は必ずF値を変えたものを2枚撮るようにしている。
ただしパンフォーカス=F値を上げる=シャッタースピードが遅くなるという式が成り立つので、手ブレには要注意。ISOを上げて対応しよう。
ちなみにこの学びで改めて「大三元いらないな」という気持ちが大きくなった。(ボケが不要なら大口径はいらない。)
RICOH IMAGING COMPANY, LTD. GR (GR LENS, 18.3mm, f/6.3, 1/15 sec, ISO3200)撮影に「次」はない。
その場でできる撮影は必ずその時にする。
これも忘れがちだったけどその通りだ。
その日のその風景は、その時しか記録できない。撮影旅行ならなおさらだ。
そして何回も通うことができるとしても、「次」に来たときはもう「次」の風景。
二度とその時には戻れない。
だからF値を変えて何枚か撮ってみるとか、露出を変えて撮ってみるとか、その場でできることは全部やっておこう。
FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/11, 1/13 sec, ISO200)
ストリートを撮影するときは、人がいたほうがいい。(エキストラの人を用意できればなお良い)
これまでぼくには「ストリートスナップとは偶然が作り出す芸術だ」という思い込みがあったのだが、見事にくつがえされた。
ストリートに限らず風景写真でも、人物が入っている写真が最近のトレンドだ。
確かにただ雄大な自然を写しただけの写真よりも、人物が入っていたほうが面白いと感じる。
FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/11, 1/15 sec, ISO200)でも、そんな場所に「偶然」写真映えする人物が映り込む可能性ってどんなもんだろう。
そんな奇跡を待つ暇があったら、人を雇って立ってもらえばいい。
実際、ナショジオ(National Geographicの略。最高品質の記録写真を掲載してきた雑誌)で選ばれる写真はそういうモデルを使っているものも多いという。
これは確かに理にかなっている。(とはいえ、いきなり実践するのは敷居が高いので、それはこれからの課題だ。)
まとめ
と、そんなわけでサロンにたった数週間参加しただけでこれだけの学びがあった。
これからも定期的に受講して、撮影技術を学んでいきたい。
そして学んだことは、定期的にブログでアウトプットしていこうと思っている。
読者の方と情報をシェアして、みんなで写真が上手くなれたら最高だ。
それともう一つ、アウトプットすることで知識を自分に定着させられればいいと思う。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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