今回は更新にだいぶ間が空いてしまった。前回2週間に1回とかいってなかったっけ?…反省しよう。
これからはもう少し更新頻度を上げていこうと思う。あと、記事の品質も上げていきたい。
というわけで、
X-T2を買ったので、ちょっとレビューをしてみようと思う。
X-T2の発売日は2016年9月8日。
僕が購入したのが2017年5月20日。
いろいろ中途半端なうえ、発売から1年近く経っているので今更感が半端ないところだが、まず外観から。
外観

レンズはXF35mmF2 R WR
外観を一言で言うと「オールドカメラライクで古カッコイイ」。
Xシリーズのカメラ全般に言えることだ。このX-T2はモデルチェンジ前のX-T1と外見上はほとんど変化がない。
キープコンセプト、というやつだ。きっとデザインそのものに自信があるのだろう。
また、一貫性を持たせるというのも好感が持てる。
軍幹部に君臨する3つのアナログダイヤルが好きが嫌いかでこのカメラの好き嫌いが完全に分かれると思う。
「あんまり好きじゃないなぁ」と思ったあなたは、悪いことは言わないので富士フイルムのカメラにするのはやめといたほうがいい。
これとかどうでしょうか。未来的だよ。
さて、次は背面だ。
電子ビューファインダー

大きめのファインダー
X-T2には一眼レフに必ず装備されている「光学ファインダー(OVF)」はなくて、代わりに電子ビューファインダー(EVF)が装備されている。
これはEVFとしては大型で高性能なもの(倍率0.77倍、表示タイムラグ0.005秒、ライブビュー100フレーム/秒)だ。
詳しくはこちらで。
なお、EVFは人によって拒否反応を示すことがある。
価格コムを徘徊しているおじいちゃんとかに多いのだが、曰く「世界をあるがままに捉えるOVFこそ至高。EVFなど認めない」そうだ。
簡単に拡大縮小ができたりするので、老眼気味な人の方が恩恵が大きそうなのにね。
特に最近のEVFは解像度も高くて自然な見え方をするし、映像の遅延(簡単に言うとEVFを見たまま高速で左右の運動をするとカクカクする現象)が少なくなっていてすごく快適。
じゃあ問題がないかというとそんなことはなくて、富士フイルムのEVFで、現時点で一番の問題は背面液晶との「色温度」差。
EVFで見た時の色と、背面液晶で見た時の色、撮影後にPCのモニターで見た色が全然ちがう。
EVFの色温度がどういうわけかすごく青寄り。液晶は少し黄色寄り。
「何をそんなに細かいことを」と思うかもしれないけど、これ結構重要で、少しくらいならいいんだけど、上記の傾向は少し覗いただけでもわかるレベルのもの。
モノクロにしてもわかるくらい差が出ていて、撮影した画像の雰囲気に影響がすごく出る。
最終的にはPCのモニターで確認するからいいのかもしれないけど、これは結構気持ち悪い。
これ、個体差だっていう人もいるんだけど、僕が歴代使用していたX-T10、X-Pro2のEVFも同じ傾向があったのでこれは間違いないと思う。
ファームアップで「EVF、背面液晶の色温度を自由に設定できる」ようにしてほしい。
これは本当に切実。富士フイルムさん、お願いします。
まとめ
色々書いていたら少し長くなってしまったので、続きは次回。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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(2020/7/12追記)現在は後継機種のX-T4が発売中。
X-H1もおすすめ!
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