今日もお疲れ様です。
さて、今日はカメラバッグの話。
以前「カメラバッグは普段着に合わないから、普段使いのバッグにインナークッションを入れて使おう」という記事を書いた。
そんなぼくが今回、なぜカメラバッグのレビュー記事を書いているのか。
それは
- 普段使いのバッグに入れていたX100Fに、バッグの金具が直撃して傷がついた
- ぼくが使っているバッグは入口が小さくて、カメラが出し入れしにくいことに気がついてしまった
という、涙なしには語れない深い理由があったからだ。
やせ我慢して普段のバッグを使い続けていてもしかたがないので、さっさとカメラバッグを買うことにしたのだ。
まあ、前置きはこのくらいにして、今回購入したのはこのバッグだ。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 35.8mm, f/8, 1/30 sec, ISO800)
FUJIFILM×DOMKE
このカメラバッグは「DOMKE F-803」。
以下、公式サイトの商品説明。
“最小サイズのサッチェル・バッグで、カメラ1台とレンズ数本が収納できます。F-802同様のデザインですが、こちらはバッグ側面フックでF-2に取り付けが可能です。長めの交換レンズを1本収納できる、FA-280というコンパートメントを標準装備しています。”
サッチェルバッグってなんだ。
まあ、とにかくDOMKEのラインナップでは一番薄いバッグ、ということになるだろうか。
ぱっと見、カメラバッグに見えない。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 35.8mm, f/8, 1/30 sec, ISO800)
しかし、これはただのF-803ではない。
正直、普通のやつなら買っていなかった。
これは「北米限定」のFUJIFILM×DOMKEのコラボバッグなのだ。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 1/30 sec, ISO800)
主な仕様は
- 幅34.3×奥行8.9×高さ25.4cm
- 900g
- $229.00(¥26,000)
このバッグを知ったきっかけは、X-Photographerの公式サイトの記事。
Xシリーズ Domke F-803 カメラバッグの中に -Bryan Minear || 富士フイルムXシリーズ
控えめに言って、かっこよすぎ。
買うしかない。…で、気がついたら手元にあった。
もう病気だ。
北米限定のカメラバッグをどうやって買ったか
北米限定なので、当然日本には売っていない。ではどうやって購入したか。
個人輸入だ。
個人輸入は色々な方法があると思うが、今回は「B&H」という通販サイトを使った。
アメリカの映像機器を中心とした通販サイト。
ここは数多のブログでも紹介されていて、日本でも有名なサイトだったので不安がなかった。
また、PayPalが使えるのも安心ポイントだ。
PayPalは香港のEXPANSYS(海外版iPhoneが買える)でも使えるし、気軽に個人輸入をするのに非常に便利なので、ガジェット好きはアカウントを作っておくことをお勧めする。
ちなみに、海外から輸入されてくるので、商品代金とは別に手数料・送料がかかる。5,000円くらいかかるので注意。(配達時にいきなり徴収されるので焦る)
外観・容量
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 35.8mm, f/8, 1/30 sec, ISO800)
さっきも書いたとおり薄いバッグだけど、X-Pro2が縦でも入る。X-T2も入ったのでXシリーズを持ち運ぶなら申し分ない容量だ。
通販サイトでは「Holds 2 X-Pro 2 Cameras & 2-3 Lenses」と書かれていた。
X-Pro2を2台とレンズ2〜3本。
とにかく、見た目以上によく入る。
ただし、他のDOMKEと同じでクッション性能は低い。横から直撃を受けた場合無事では済まないだろう。ただの布だし。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 31.5mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO800)
前面のフラップを開けると、マチのある収納×2。
財布とか日用品はここに全部入りそう。でも調子に乗って入れすぎるとフラップが閉まらなくなるし、見た目も悪くなるのでほどほどに。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 32.9mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO800)
中にレンズ用インナーが入っていて、ここだけ四方守られる。(底面はなぜか守ってくれない。)
メイド・イン・アメリカを強く主張。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 35.8mm, f/8, 1/30 sec, ISO800)
上面。ハンドルにさりげなくDOMKEの刻印。
全面フラップにもチャック収納がある。スマホとかメモ帳とか、薄いもの収納に使えそう。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 35.8mm, f/8, 1/30 sec, ISO800)
背面。カバンの後ろにもスリット型収納。
鬼の収納ポケット数。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 1/30 sec, ISO800)
生地はWAXWARE(ワックスウェア)。ある程度雨を弾いてくれるハイテク生地だが、定期的なメンテナンスが必要。(メンテナンス用ワックス同梱。)
ワックスウェア社が言うには「もっとも効果的なケアは、仕舞い込まずにどんどん 使い込むことだ」とのこと。
洋服にワックスが付着するというウワサあり。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO800)
DOMKEといえばこのストラップ。2本のラインはゴムを織り込んだもので、滑り止めの効果がある。
シンプルな機能美。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO800)
タグプレート。シリアルナンバーが入っている。
他にも色々書いてあるけど読んでない。バーコードとかも見える。
まとめ
FUJIFILM X-Pro2 (XF35mmF2 R WR, 35mm, f/5.6, 1/75 sec, ISO3200)
FUJIFILM×DOMKE F-803の紹介は以上だ。
まだ持ち出していないので使い勝手は未知数なんだけど、使いやすそうだ。
ただし、機能性だけを求めるなら一般販売しているF-803でいい。
機能的には全く同じだからだ。(FUJIFILM×DOMKEは送料もろもろ込みで30,000円以上。正規品は25,000円くらいで買える。)
「差額でデザインを買う」と思えるかどうか。
「DOMKEのバッグが使いたいけど人と被りたくない」「FUJIFILM Xシリーズのファンで、カッコいいカメラバッグがほしい」「コスパより希少性」という人向けの製品だ。
ぼく個人としては、とりあえずは気に入っている。
しばらくはこのカメラバッグで撮影に行きたい。
(FUJIFILMをやめることになったらどうしようコレ…)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
B&Hサイト
Fujifilm Domke F-803 Camera Bag (Tan)
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