こんにちは。
先日ミラーレスカメラを買ったばかりの友人に「このカメラの上についてるSMAPって書いてあるダイヤルなに?」と質問された。
…ちょっといろいろ心配になった。
というわけで突然だけど、初心者向けのデジカメ講座。
今日は「撮影モード」のおはなしをしたい。
よくデジカメの上の方についてるこういうダイヤル。
RICOH IMAGING COMPANY, LTD. GR (GR LENS, 18.3mm, f/2.8, 1/60 sec, ISO2000)
Canon EOS 5D Mark III (EF24-70mm F4L IS USM, 70mm, f/4, 1/60 sec, ISO3200)
ものすごくざっくり説明すると、それぞれこういう意味がある。
P:プログラムオート
被写体の明るさに応じてシャッタースピード、絞り値ともにカメラが自動で調整する。
失敗せず写真が撮れるが、「ボケ具合」や「動き」を自分で出すことができない。
S(Tv):シャッター優先オート
シャッタースピードを自由に設定できる。絞り値とISO感度を機械が自動で調整する。
RICOH IMAGING COMPANY, LTD. GR (GR LENS, 18.3mm, f/8, 1/2 sec, ISO800)
こういう流し撮りとかするのに使う。
A(Av):絞り優先オート
絞り値を自由に設定できる。シャッタースピードとISO感度を機械が自動で調整する。
NIKON D810 (AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G, 50mm, f/1.8, 1/320 sec, ISO64)
絞りを開けて背景をぼかす時によく使う。
M:マニュアル露出
シャッタースピード、絞り値ともに自由に設定できる。露出についてある程度知識がないと、真っ白・真っ黒な写真になる。初心者は使ってはいけない。
まとめると
初心者はPモードで。(さらに初心者用にAutoモードがある機種もある。)
慣れてきたらA(Av)モードを標準で使う。
流し撮りなど、シャッタースピードの調節が必要な時にS(Tv)モード。
露出計を使って昔のフィルムカメラのように時間をかけて撮影したいドMの人はMモード。
だいたいこんな感じでオーケー。
では今日はここまで。皆さまお疲れさまでした。
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