SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Artをレビューするよ。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

α7R Ⅲと同時に購入した、「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art」

今回はこの標準ズームレンズをレビューしてみようと思う。…また大三元レンズ買っとるやんけ、というツッコミは受け入れる。

レンズ

気を取り直して行ってみようか!!

外観

まずは大事な見た目から。

レンズ本体
SONY ILCE-7RM3 (105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 020, 105mm, f/8, 1/125 sec, ISO640)
レンズ本体

いい感じに黒光りしている。フォントも統一されていて、すっきりとしたデザイン。

レンズ本体2
SONY ILCE-7RM3 (105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 020, 105mm, f/8, 1/125 sec, ISO640)
レンズ本体その2

少し横から。フォーカスモードスイッチ、ズームロックスイッチが見える。

レンズ本体3
SONY ILCE-7RM3 (105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 020, 105mm, f/8, 1/125 sec, ISO640)
レンズ本体その3

019というのはエディションナンバー。「2019年に出たレンズ」という意味らしい。

うん、かっこいい。

第一印象

このレンズを初めてみたときの第一印象は…「あ、これ思ったより大きい」である。前々から「フルサイズとAPS-C(XFレンズ)の大きさあんまり変わらない」説を提唱していたけど、いざ実物を手にしてみるとこれは結構大きさが違った。具体的にいうと、XF16-55mmF2.8 R LM WRと比較すると結構大きさに違いがある。同じF2.8だけどこのレンズだけ見ると結構違う。

SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art :φ87.8mm × 124.9mm 830g
FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR :φ83.3mm × 106mm 655g

これはもう慣れるしかないかな。

それにしてもシグマのレンズは質感がいい。複数の塗装・素材をミックスしていろいろな黒で構成されている。特にマウント付近の金属素材の表現がお気に入り。
フォントもいい。SIGMAは専用のフォントを作成していて、各種表示はそれに統一されているらしい。そういうデザインに対するこだわりは好印象だ。

レンズ開発のポリシー | レンズ | SIGMA | 株式会社シグマ グローバルサイト

また、ロックスイッチ付フード、ズームロックスイッチなど、プロが使用することを想定した機能を搭載。現場での失敗を減らすべく配慮されている。私はアマチュアだけど、こういう装備はあるに越したことがない。こういうところは「しっかりしている」と感じる。

レンズ表記
FUJIFILM X-H1 (XF60mmF2.4 R Macro, 60mm, f/9, 1/20 sec, ISO200)
SIGMAレンズのデザイン性。

スペック

いちおう、スペックを。

画角 84.1° – 34.3°
絞り羽根枚数 11枚 (円形絞り)
最小絞り F22
最短撮影距離 18-38cm
最大撮影倍率 Wide 1:2.9 – Tele 1:4.5
フィルターサイズ φ82mm
最大径 × 長さ ソニー Eマウント φ87.8mm × 124.9mm
質量 ソニー Eマウント 830g
エディションナンバー A019
希望小売価格 135,000円
付属品 ケース、ロック付花形フード (LH878-03) 付

最後に、カメラへ装着した状態。

24-70mm F2.8 DG DN | Art
FUJIFILM X-H1 (XF60mmF2.4 R Macro, 60mm, f/9, 1/20 sec, ISO200)
α7R Ⅲ × SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

 

望遠端
FUJIFILM X-H1 (XF60mmF2.4 R Macro, 60mm, f/9, 1/15 sec, ISO200)
望遠端状態。長い。

レンズフードが付くことで一気に巨大になる印象。

ほぼ撮って出しJPEG画像

いちおうレンズのレビューなので、RAW画像からストレートで生成したJPEG画像を貼っておこう。

感想としては「ものすごくよく写る」。何の不満もない。むしろすごい。

旧北海道庁
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art 019, 66.7mm, f/2.8, 1/1250 sec, ISO100)
北海道庁赤れんが庁舎

 

北洋銀行
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art 019, 28mm, f/8, 1/80 sec, ISO100)
北洋銀行 札幌駅南口支店

 

読売新聞札幌ビル
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art 019, 24mm, f/8, 1/200 sec, ISO100)
読売新聞社 北海道支社

 

シャッター
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art 019, 70mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO100)
文化シャッター

 

札幌ファクトリー2
SONY ILCE-7RM3 (24-70mm F2.8 DG DN | Art 019, 70mm, f/2.8, 1/100 sec, ISO100)
札幌ファクトリーの裏通り

まとめ

非常に満足度の高い、いい買い物だった。実はもう1本買っているんだけど、そっちのレンズはまた今度レビューすることにしよう。

次回は札幌市内をスナップした写真をモノクロでお送りしたい。

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4件のコメント

「あれ?大三元買わないのでは?」と突っ込もうかと思いましたのに、先に 笑

管理人様はやはりシグマですよね。6Dの頃から軽さ重視ばかり言っていた軟弱な私は
タムロンに致しました。シグマ派や純正派の方々からは28mmスタートを散々虐められる
わけですが、店頭で持ち比べてみて、どうしても550gの軽さには勝てませんでした。
シグマ・純正・タムロンの大三元を比較した動画も随分と見たのですが、ど素人の私の目
にはどれだけ拡大画像を比較されても違いがわからず 笑

シグマ、タムロン共にそれぞれのポリシーがあって、いいレンズですよね。
むしろ、管理人様と同ボディながらレンズ違いという点が楽しめるのではないかと捉えて
おります。

Hiroさん、おつかれさまです!

タムロンもいいですよね!タムロンの標準ズームといえば28-75mm F/2.8 Di III RXDでしょうか。あれかなり小さいですよね。他のメーカーのF4通しレベルの大きさ…。
そのうちタムキューも出るんでしょうか?そうなったらタムロンはかなり魅力的なラインナップになりますね!

私はとりあえずSIGMAで楽しもうと思っています。ご参考になれば幸いです。ぜひまた当ブログに遊びに来てください!

YMさん、レビュー記事拝読させていただきました。
私も同じレンズを使っておりシグマレンズデビューとなった一本ですが、単焦点を使っているかのような写りの良さを感じます。
特別な意図のある撮影でなければ正直これ一本でいいかなと思ってしまいます。
確かにタムロンと比べるとかなり重くフロントヘビーにはなりますが(笑)その分広角の4mmが使えるのはありがたく、風景や建物までいけるので助かります。
105mmマクロのレビューも楽しみにしております。

kazunoさん、コメントありがとうございます!
このレンズ一本あれば…確かに他に必要なものはほとんどないかもしれませんね。
思ったよりも寄れるし、写りは文句なし。
重さ大きさに目を瞑れば最高のレンズだと思います。

105mmマクロのレビューはもうしばらくお待ちを…

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