…Canon編である。
もう増税まで時間がない。
早速行ってみよう。
過去の記事はこちら!
Canonに対する印象 〜良いところ〜
世界トップシェアの実力とメーカーへの安心感。
とにかくユーザーが多い。
アマチュアからプロまで、余すところなく最大のシェアを誇る。
シェアが大きい=みんな持ってる
ということで、いつもはあんまり評価するべきところではないんだけど、これだけプロカメラマンや500pxでの使用頻度が高いと、「総じて評価が高い」ことは認めざるを得ないだろう。
一眼レフ「EOS」シリーズのデザイン。
デザインがいい。
今でも富士フイルムXシリーズこそが最高のカメラデザインだと信じて疑わない自分だけど、このEOSのデザインは好きだ。
富士フイルムのカメラにはない、曲線的なデザイン。
無い物ねだりなのかもしれないけど、ライバルのNikonと比べても、プロダクトデザインはかなり優秀だと思う。
(ついでに言うと、広告デザインも素晴らしいと思う。5D Mark Ⅲと6Dのカタログはかっこよかった。5D Mark Ⅳのは微妙)
EOS Rのデザインには…いろいろと思うところはあるが。
豊富なレンズラインナップ(EFレンズ)
NikonのFマウントと同じで、こちらのEFマウントも無限に近いラインナップ。
シフトレンズでも魚眼レンズでも、なんでもいける!
なんでもいけすぎるのが恐怖ではある。
Canonに対する印象 〜悪いところ〜
EOS Rのコンセプト(手ブレ補正)
手ブレ補正を付けなかった。
…よくわからない。そういうコンセプトなのか。
と思いきや、次のハイスペックモデルには手ブレ補正を付けるかも…。
…やっぱりよくわからない。どういうコンセプトなのか。
と思ったけど、富士フイルムも同じか…(ハイスペックモデルのみ手ブレ補正あり)。
初値からの値引率の高さ(商業主義)
5D Mark Ⅳの初値からの尋常じゃない値引率(初値40万円→32万円)。
さすがにやりすぎではないだろうか。
これでは発売当時に購入なんて怖くてできないだろう。
NikonのD850と比較されて散々叩かれているけど、それも納得。
最初から35万円前後で出していればここまでは批判が出なかったんじゃない?
コマーシャル過剰?
広告費はそのまま消費者に転嫁される。
コマーシャルをしすぎる=広告費がかさむ=商品代金に乗せる=スペックにそぐわない高価格になる
という式が成り立つ。
ある程度はしかたがないと思うけど、この辺は一人の消費者として考えないといけないポイントだと思う。
やりすぎは禁物だ。
今買うならこのカメラ
EOS 5D Mark Ⅳ
世界のプロカメラマンに最も使われている(自分調べ)カメラ。
いや、もしかしたら今現在でも前モデルの「EOS 5D Mark Ⅲ」の方がトップシェアか(持ってた)。
この事実だけでも、このカメラの性能・扱いやすさ・信頼性は説明できる。
あと、デザインがかっこいい(超重要)。
EOS 1DX Mark Ⅱ
プロ用カメラ(オーバースペック)。
ニコンのD5と同じく、自分に必要なスペックではない。
ただ、あったらかっこいいんじゃないか。
それだけ…(それだけで50万円)。
EOS R/EOS RP
未来のEOS。
ボディ内手ブレ補正がない未来のEOS。
自分が嫌いな、バリアングル液晶の未来のEOS。
「まだ本気出してない」感満載の未来に生きるEOS。
「趣味なら本気で(渡辺謙)」スピリットはどうした。
ちょっと今はRへのマウント移行タイミングとは言えないが、完全移行せずにEOS RPでRFレンズを遊ぶ、というのはなかなか面白い選択肢かもしれない。
今買うならこのレンズ
EF24-70mm F2.8L II USM
比較的新しいキットレンズ「EF24-105mm F4L IS II USM」との価格差が微妙なので、どうせなら大三元でいいんじゃないか、みたいな。
手ブレ補正がない、という問題はある。
かなり古いレンズ(2012年9月発売)、というのもマイナスポイントか。
EF50mm F1.2L USM
出戻りレンズ。
EFの単焦点レンズを語る時欠かせないレンズだと思う。
F1.2は魅力的だし、開放時のなんとも言えないソフトな写りは素晴らしかった。
ダカフェ日記への憧れをいまだに忘れられない、わけではない。(自分が撮りたい写真の方向性ではない…)
RF24-105mm F4 L IS USM
EOS Rを導入するなら避けては通れないのが標準ズームレンズ。
RFレンズには他に「RF28-70mm F2 L USM」「RF24-70mm F2.8 L IS USM」という選択肢もあるのでなかなか悩ましい。
とはいえ、前者は値段も大きさも非現実的だ。
大三元は悩ましいけど、とりあえずEOS R(お試し)に、ということであればRF24-105mmかなぁ…。
このレンズは評価も上々。
最高画質のレンズ!ではないが、高倍率ズームレンズに求めるのはそこじゃないよね。
手ブレ補正は必要か?
EOS Rにはボディ内手ブレ補正がない。
発表当時、このスペックにがっかりした人は多かったんじゃないかと思う(自分もその一人だ)。
ただ、冷静に考えると今でこそX-H1で当たり前のようにボディ内手ブレ補正の恩恵に預かっているけど、その前までは「無いのが当たり前」だったんだよなぁ…。
いつから「ボディ内手ブレ補正が入ってないなんてあり得ない」と思ってしまったのか…。
甘えすぎではないだろうか。
いいじゃないか、手ブレ補正がなくったって。
気合いで止めろ!
おわりに
と言うわけで、全4回にわたってお送りしてきた、マウント変更計画。
現時点でまだ行動に移していない…。
あと2日、考えた末に出した結論とは!!
次回「YM死す」
いつも楽しく拝見させていただいております。
どのメーカーも魅力的な点ともう少し、という点があって、悩ましいですね。
個人的に管理人様の建築スナップの記事や写真が好き(安藤忠雄建築も好きなので、関連記事を楽しく拝見しております)なので、一眼レフは以前も書いておられたシャッター音など邪魔にならないかな?という点が気になるところですが……。
私自身は、増税前にという言い訳でXF16-80F4とX-T3を購入してしまったので、富士の樹海から、管理人様の報告記事を楽しみにお待ちしています笑
うっちーさん、コメントありがとうございます!
建築写真、褒めていただいてありがとうございます!
実は昨日一日、SONY、Nikon、Canonのショールーム巡りをしてきました。
おっしゃる通り、「シャッター音」がかなり気になってしまいました…。
特にα7RⅢのシャッター音の大きさにビックリしましたねー。無音シャッターは電子シャッターですし…
今までX-H1 とX100Fのシャッター音の小ささに恩恵を受けていたことを思い出す結果に…当たり前に使っていると忘れてしまうものですね。
今はそのままマウント維持もいいかなーなんて揺れております…どうしよう…