富士フイルムからNikonに出戻りするなら…
新しいメーカーを買うよりも勇気がいる気がするけど、どんな考え方になるか。
ちょっとみてみよう。
過去記事はこちら。
Nikonに対する印象 〜良いところ〜
まずは今現在、Nikonというメーカーに対して感じている率直な感想を。
質実剛健で、信頼に足るカメラ機材。
ニコンの印象はとにかく「信頼性」。
以前Nikonユーザーだった時感じていたのは、「このカメラは壊れないわ」である。
とにかく「どんな撮影でも、大丈夫。」
カメラの前に、自分が脱落する。
クールで玄人に定評がある写真画質。
Nikonを使用していた時にはあんまり意識していなかったけど、Nikonのカメラは堅実でクールな写りをする。
この辺は人によって感じ方が違うと思うけど、「美しい方はより美しく、そうでない人はそれなりに」写る富士フイルムと違って「そうでない人はそうでない人に」写るのがNikon、っていう気がしている。
これ、実はとても大事なことだと思うけど。
無限に近い、豊富なレンズラインナップ(Fマウント)。
レンズ選び放題(Fマウントに限る)。
しかもフィルムカメラ時代からのマニュアルニッコールレンズもマウントアダプターなしでも使用できる(Fマウントに限る)。
シフトレンズとか魚眼レンズとか、キワモノレンズも選び放題(Fマウントに限る)!
Nikonに対する印象 〜悪いところ〜
ZマウントかFマウントか、今は微妙なタイミング。
Nikonはまさに今、マウント移行中。
そのため、今後開発する予定のないFマウントへの投資に躊躇する。
…逆に次から次へと物欲が湧いてこないのでいい、という噂もあるが。
とはいえ、Zマウントのカメラでも、マウントアダプターでFマウントのレンズが使えるじゃないか。と思ったら、マウントアダプタ「FTZ」が不評(特にデザイン面)で、Fマウントレンズの末長い運用に暗雲。
なかなかの悩みどころだ。
異様に高額なZ7の価格設定。
Z7、高い。
2019/9/27現在、マウントアダプターセットの新品が45万円。
…45万円。
α7RⅣが39万円。
流石にそれはないんでない?
あと、もうすぐZ6の下位機種と、Z7の上位機種が出るらしい。
Z7の上位機種って…いったいいくらになるんだろうね。
デザイン(個人の感想です)。
大口径のマウントからカメラが生えてきたみたいな感じのボディデザイン。
肩口のサブ液晶、全体的な質感、ボディの質感に合わない唐突なメタルダイヤル。
他の同格ミラーレスと比較すると、少しデザイン面に「残念さ」を感じる。
「カメラは写真を撮るための道具であり、外見はどうでもいい」という考え方はカッコいいけど、なかなか割り切れない。
こういうところがNikonらしい、とも言えるが(フィルムカメラ「Nikon F3」はかっこよかった。またジウジアーロさんに頼めばいいんじゃないか)。
今買うならこのカメラ
D850
…一眼レフじゃねぇか
とはいえ、個人的には今のNikonならミラーレスではなく一眼レフを買いたい。
レンズ資産を最大限に活かせるし、多分これがデジタル一眼レフを買う、最後のタイミングになる。
D850は「高性能、質実剛健、全部入り」の超優等生カメラ。いかにもNikonらしい。
D4S or D5
プロ用の巨大一眼レフ。
鬼連写・高速AF・絶対的な高感度性能。
…何一つとして自分には必要ない。
つまり、買う理由はない。
「一度所有してみたい」、ただそれだけ。
好きなモノ買うを理由なんて、そんなもんで十分だ。
Z7/Z6
上記のとおり、あまり気が進まないが、Zマウントを選ぶなら他に選択肢がない。
Zを選ぶ利点は画質。
この画質の高さについては疑いの余地がない。おそらく最強だ。
また、Nikonのカメラでボディ内手ぶれ補正が付いている、というのがいちばん気になるポイント。
ただし、今買うならZ6が現実的な選択肢かな…。
今買うならこのレンズ
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR
…大三元じゃねーか。とか言わない。
Fマウントを選ぶなら、標準レンズには手ブレ補正が必要なのだ。
そしてこのレンズ、安心感が半端ではない。
Nikon=安心。
だからこのレンズなのだ。
…まあ、サードパーティで選ぶのもいいと思うけど。
最近のタムロンのデザイン、いいよね。
ZEISS Milvus 2/50M
マクロプラナーを使ってみたいだけの人生だった…
このレンズの良さは、今の自分には語れない。
なぜなら、経験したことがないから。
ので、これはただの憧れである。
ZEISS Milvus 2/100M
マクロプラry)
Zマウントレンズ
- NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
- NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
- NIKKOR Z 35mm f/1.8
揃えるならまずはこの辺のレンズか。
上記3レンズに限らず、Zマウントレンズはすこぶる評判がいい。
画質性能がかなり高いようだ。
だからこそ、ボディにあまり魅力のないZマウントにも惹かれるところがある。
これでカメラ(とマウントアダプター)が魅力的だったら…
デジタル一眼レフか、ミラーレスか。
余談だが、デジイチを選ぶか、ミラーレスを選ぶか。
これを一言で言うと「νガンダムか、F91か。」みたいな感覚だ。
分かっていただけただろうか。
「高性能な機能全部入り最終盤モデル(でかい)」か、「小型の新世代モデル(デザインは奇抜)」か、みたいな感じだ。
ちなみに、個人的にはνガンダムが好きだ。
富士フイルムからの移行について
富士フイルムからの移行によって得られるもの、失うもの。
得られるもの
- 無限のレンズ選択肢
- 安心感
- やる気(これは本人次第だと思うが…)
- ツァイス
失うもの
- 金
- プライド(今までのブログ記事の内容…)
- 未来(Fマウントを選んだ場合)
- フィルムシミュレーション
まとめ
そんなわけで、Nikon編。
実はD850は先週末に3回くらいマップカメラに行って手に入れようと決心したくらい夢中だった。
今は少し落ち着いている。
次回はCanon編。増税までに間に合うのか…?
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