先日、特に用事もなく富士フイルムスクエアに寄ったら、「X-H1」の展示がされていたので触ってきた。
(実はヨドバシカメラとかにも置いているようだが)
今回はその感想を書いてみようと思う。
サイズ
X-H1は、APS-Cセンサーを採用したミラーレス機の中では大きい方だと思う。
でも今回、一緒に並んでいるX-T2と比べても、そこまで大きいとは感じなかった。
そのへんは「GFXを見たときに、中判カメラの割に大きく感じなかった」感覚に似ているような気がする。
ちょうど一回りくらい大型化しているから、もう少し大きく感じると思ったんだけど…
まあでも、XF35mmF1.4 Rが小さく見えるので、それなりに大きくはあるようだ。
なお、隣にバッテリーグリップ付きのやつが置いてあったけど、そっちは絶望的に巨大だったことを追記しておく。(レンズはXF16-55mmF2.8)
機能
手ぶれ補正
手ぶれ補正の良し悪しは…正直わからなかった。
故意に手ブレさせて確認しようとしたけど、見事にブレていた。
5.5段の手ぶれ補正なので、他メーカーの現行最上位機種と同等クラスなはず。
ぼくのブレ方が無茶振りだったか。
シャッター
まず、シャッターの形が従来のXシリーズと違う。
GFXとそっくりの形になった。
一眼レフユーザーは歓迎しそう。
…っていうかシャッター音小さい!
これは本当に小さい。
シャッターショックほぼ皆無だと思う。
シャッター音フェチはがっかりするレベルなので、実際に一度確認してから購入を検討することをお勧めする。
フェザータッチシャッター、おそるべし。
上面液晶
上の写真は見づらいと思うけど、カメラ上部の液晶にはSS(シャッタースピード)、F値、露出補正、ISOが上から順に表示されている。
正方形に近い珍しい形の液晶で、かなり見やすい。
なお、反転表示(黒の背景に白字)もできる。
この辺はXシリーズの当初の売りだった「クラシカルなデザイン」からは外れつつある気がするけど…。
ETERNA
新フィルムシミュレーション「ETERNA」。
映画のような雰囲気を出すためのモードである。
このフィルムシミュレーションからも分かるとおり、X-H1はかなり動画ニーズに軸足を置いたカメラだ。
DCI 4K(デジタルシネマのアスペクト比の4K動画)が撮れるらしい。
…よくわからんけど。
なお、富士フイルムは動画撮影用のレンズ「シネレンズ」(不穏)をラインナップしている。
動画に適した機能を持つレンズなのだそうだ。
…よく知らんけど。
ただ、ETERNAで撮影した写真は、色味が薄くなって「映画的」と言われればそんな気がする、雰囲気がある写真になった。
おもしろいフィルムシミュレーションだと思う。
スタッフの人の談
今回は近くにスタッフの方がいたので話を聞いてきた。以下まとめ。
- 実機を触った人たちからは「意外と小さい」という感想をもらうことが多い。
- シャッターの位置、上面液晶など、「GFX」の技術をフィードバックしている。
- 今回のモデルはかなり動画性能に力を入れている。
- フェザータッチシャッターはかなりこだわって作られている。
- 「触らなきゃ良かった(褒め言葉)」という人、多数。
まとめ
じゃあ買うのかって?
いやいや、カメラ減らすって言ってるじゃないですか、買わないですよ。
3月1日発売で、マップカメラでの予約価格は2月20日時点で232,794円。
マップカメラはこのタイミングで下取り15%アップとか殺しにきてるけど、買わないですよ。
思ったより早く手に入るし、EOS 5D Mark Ⅲとキヤノンレンズ2本とX-T2とブースターグリップとXF18-55mmとGRを下取りに出すと、X-H1とXF16-55mmF2.8をセットで買ってもお釣りがくるけど、買わないですよ。
このカメラを買ったって写真の腕は上がらないって言ってるじゃないですか、当然買わないですよ。
ほんと、いい加減にしてくださいよ。
お願いしますよ。
…あれ、これ結果的にカメラ減ってねぇか?
いやいや、お金お金。
結局かなり損してるって。
そろそろやばいって。
…ほんとお願いしますよ
追記
結局買いました
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