最近、悩んでいることがある。
自分が趣味にしているのは「写真」なのか「カメラ」なのか。
写真とカメラ
わかりやすく言い直すと「写真を撮ることが好き」なのか「カメラやレンズが好き」なのか、ということだ。
「写真を撮るのが好きなのであって、カメラはなんでも構わない」と、迷いなく言える人はカッコいいし、そうありたいと思っている。
でも、現実はまったくそうではない。
カメラ機材、大好き。
新発売した「カメラそのもの」を目的に、カメラを買う。
カメラを買ってから、使うシチュエーションを(むりやり)考えることもある。
そして「同じ写真が撮れるカメラ」が手元にたくさん増えてしまう。
…センスがないカメラの買い方だ。
いい写真を撮るのに必要なのは「使いなれたカメラ」と「被写体にあった焦点距離のレンズ」。あとは必要に応じてオプション(スピードライトやフィルター、赤道儀など)。
極端なことを言えば、カメラは1台あればいい。
そもそも複数レンズマウントを保有したり、カメラの数が増えるたびに「覚えること」や「必要なもの」が増えてしまう。
撮影に集中できないじゃないか。
そんなわけで、今年こそはカメラ機材の断捨離を成功させたいのだ。
断捨離計画
現在のラインナップは以下のとおり。
- コンパクトカメラ(単焦点) 2台
- ミラーレス一眼 2台
- 一眼レフ 1台
- ズームレンズ 4本
- 単焦点レンズ 3本
やはりムダが多い。特にコンパクトカメラとミラーレス一眼は2台いらない。
理想のラインナップは…
- コンパクトカメラ 1台
- レンズ交換式カメラ 1台
- ズームレンズ 1〜2本
- 単焦点レンズ 1本
以下、必要なラインナップを解説していこう。
コンパクトカメラ
コンパクトカメラの用途は主に2つ。
旅行用カメラ
旅行(出張含む)に行くけど撮影がメインじゃないとき、レンズ交換式カメラを持っていけないこともある。そういう時にメインカメラの代わりになる、小さいカメラが必要だ。ポケットに入るサイズならなおいい。(スマホもいいけど使いにくい)
サブカメラ
レンズ交換式カメラと一緒に携行して、レンズ交換式カメラを出せないようなシチュエーションの時に使用する。
…もちろんコンパクトカメラは2台もいらないし、写りに妥協できるならズームレンズが望ましい。
レンズ交換式カメラ
いわゆる「メインカメラ」。作品撮影に使う。
ちなみにぼくが考える、現代のメインカメラに必要とされる要素は以下のとおり。
- Retinaディスプレイ(iPhoneのディスプレイ)に耐えられる程度の画素数
- 意図した表現を実現できるレンズラインナップ(ぼくの場合は35mm判換算24mm〜200mm程度のズーム域と、明るい50mm単焦点レンズ)
これらは主要メーカーのカメラなら、だいたい満たしていると思う。
あと大事なのが
- 自分にとって持ちやすく使いやすいこと(形、重さが自分に合っているか)
- よく撮影するシチュエーションに使いやすいこと(ストリートスナップに適しているか)
ある意味これがすべて。
大型の一眼レフでストリートスナップがしづらいのはもはやどうしようもない事実だ。
まとめ
以上の条件を、今持っている機材に当てはめると、現時点で一番しっくりくるのはラインナップは以下のとおり。
コンパクトカメラ
- RICOH GR(ズームレンズじゃないけど)
レンズ交換式カメラ
- X-Pro2(またはX-T2)
ズームレンズ
- XF10-24mmF4 R OIS
- XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- XF70-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
単焦点レンズ
- XF35mmF2 R WR
…そうなると不要なものは以下のとおり。
- X100F
- Canon EOS 5D MarkⅢ
- FUJIFILM X-T2(またはX-Pro2)
- EF50mm F1.2L
- EF24-70mm F4L
- XF23mmF2 R WR
…
…
…
もう少し、考えてみよう。
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