FUJIFILM X100F (FUJINON 23mmF2, 23mm, f/2, 1/50 sec, ISO200)
今回の記事とは全く関係ないX100Fの写真。

ぼくは現在、X-Pro2とX-T2の2台を所有している。
同じセンサー、同じプロセッサのレンズ交換式カメラ。
同じ画質の写真が撮れる。

正直、ムダだと思う。

しかし「カメラ断捨離」を掲げて機材の整理をしているにも関わらず、一向にどちらも手放す様子がない。

何だこれ。

本当は2台とも必要なのか?

いや、やっぱり「趣味100%」のX-Pro2は手放すべきじゃないのか?

むしろX-H1が発売した今、X-T2ってどうなの?

そもそも今のXシリーズのラインナップに、X-Tシリーズって必要?

XシリーズのラインナップとX-T2

X-H1がリリースされた今、従来の「X-Pro2とX-T2のダブルフラッグシップ」という立ち位置は崩れてしまった。

公式ページ

最高性能を求める人たちX-H1を買う。手ぶれ補正が欲しい人X-H1一択だ。

じゃあ小型軽量な一眼タイプのカメラを求める人には、というとX-T20がある。

…とにかくXシリーズのレンズ交換式カメラが欲しい人はX-A5だ。

変態、もしくはX-Proシリーズのデザインに惚れた人が買うのがX-Pro2

…使い勝手や価格を考えたときに、どこにもX-T2が(X-E3もだが)入る余地がない気がする。
(X-E3は「コンパクトなX-Pro2」という需要があるが、ぼくの中ではそもそもミラーレスであるX-Pro2はすでに十分コンパクトという位置付けなので除外する。)

X-Tシリーズの必要性

FUJIFILM X-Pro2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 18mm, f/3.2, 1/10 sec, ISO200)
かっこいいけどね。

X-H1が登場した今、X-T2 を買う動機

X-H1より小さい

X-H1より安い

のどちらかだろう。

そしてX-T2よりも軽いX-T20がラインナップされていることから考えると…

「X-H1が高いから、仕方なくX-T2」

というニーズが大多数、ということになる。

ぼくはこういう「型落ちモデルが廉価版として売られる」という製品ラインナップがあんまり好きではない。美しくない。
はっきりいうと嫌いである。

よって今のiPhoneのラインナップ(iPhone 7が併売されている)も大嫌いである。

もういっそのこと

X-H1 / X-T20 / X-A5  (あと X-Pro2)

みたいなラインナップでいいんじゃないかな。

…ん?X-Pro2がいちばん要らない気がする?

それについてはこれから説明しよう。

X-Proとは

FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 1/1 sec, ISO200)
かっこいいんだよね

富士フイルムXシリーズは2012年の初登場時、他のカメラメーカーとは一線を画したプロダクトコンセプトで話題となった。

そもそもレンジファインダースタイルのレンズ固定式カメラ「X100」から始まったという歴史そのものが特異だったわけだが、初めて登場したレンズ交換式カメラも、やはりレンジファインダースタイルのX-Pro1だったからだ。

「100%趣味用のカメラ」
「こんなカメラをプロユースで使うやつなんかいない」
「AFが使い物にならない」

 「ハイアマチュア(笑)」
とか色々言われていたのを記憶している。(某価格コムで)

そんな批判があってもこのスタイルで登場したのは、そのスタイルに相当のこだわりがあったからだろう。

強引にまとめると

元々は
Xシリーズ = レンジファインダースタイル
なのだ。

そう考えると、一眼スタイルのX-H1がフラッグシップとなる現在のラインナップは、Xシリーズが当初思い描いていた理想からずれてしまっているのかもしれない。(100%妄想だが)

なお、X-Pro1と同時にリリースしたシリーズ初の交換レンズは全て単焦点レンズ
XF18mmF2 R
XF35mmF1.4 R
XF60mmF2.4 R Macroの3種。

最も大きいXF60mmF2.4 R Macroもそんなに大きくなく、X-Pro1のOVFでも使用できるようにという配慮が感じられる。

その後ズームレンズも発売しているが、レンズの大型化が加速し始めたのは一眼タイプのX-T1が登場した頃からだろう。

つまり、X-Tシリーズの登場により、リリースするレンズはX-Proに似合うレンズじゃなくてもよくなったわけだ。

個人的にはそれによって「個性を失ってしまった」と思っているが、X-T1とレンズラインナップの拡充がXシリーズを盛り上げたのも事実である。

これからのXシリーズのラインナップ

じゃあXシリーズが一眼スタイルをラインナップすることに反対なのか、というと全くそんなことはない

そんなことはないどころか、初めて買ったXシリーズはX-T10で、X-Pro2を持っているのにX-T2を買って、さらにX-H1を買う寸前まで行くくらいには好きである。

つまりは大好きである。

だからこれからも一眼スタイルのシリーズは続いていってほしいわけだが、ラインナップがごちゃごちゃするし、存在意義が微妙なのでX-TシリーズはX-Hシリーズと統一してもいいんじゃない?と思うわけである。

これからのX-Proシリーズ

今後どんなにXシリーズの需要が一眼レフスタイルに傾いても、X-Proシリーズは(あとX100シリーズも)発売し続けてほしいと思っている。

正直言って、もはや純粋なラインナップで行けばX-Proシリーズはなくてもいい存在なのかもしれない。

でもこのシリーズがなくなってしまうと、なんか富士フイルムらしさというか、他メーカーとの差別化ができなくなってしまうような気がする。

なにより、X-Proシリーズという、変態的なこだわりと特徴を持ったカメラが市場から消えるのはなんか寂しいのだ。
変態性については、このカタログを見てもらいたい。Xシリーズのカタログでこれだけかなり異質。カタログっていうかむしろ写真集みたいになっているけど…)

…まあ、そんなことを言っているから、いつまでたってもぼくのカメラ断捨離は進まないのかもしれないけど。

FUJIFILM X100F (FUJINON 23mmF2, 23mm, f/2, 1/30 sec, ISO400)
そして今回の記事とは全く関係のないX100F の写真である。

 

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