M-P(Typ240) と東京旅行
11月最後の週末、久しぶりの東京へ行ってきた。
遊びに行ったのではない。
ライカストア東京で、「M-P(Typ240)とM MONOCHROM(Typ246)のセンサークリーニング」をすることが唯一の目的だ。
…嘘だ。めっちゃ遊びにいった。
早く東京へ行きたい。
とにかく、空港へ急ごう。
旅の写真 with M-P(Typ240)
女満別空港
…早すぎた。
女満別空港は、地方のよくある小規模な空港。
建物内にこれといった見所はなく、適当に土産物屋を物色して、あとは大人しく座っていた。
張り切って早く来てしまったため、1時間くらい暇だった。
屋上にも行ってみたが、見ての通りの状況なうえ、飛行機の本数が少ないので飛行機の写真も撮れず。
あとの時間はもう、スマホと一体化するのみ…。
東京、2日目。秋葉原の朝。
女満別空港で目を閉じて、目を開けたら、東京旅行2日目の朝になっていた。
いや、嘘だ。
このカメラで撮影を開始したのが2日目の朝だっただけで、初日はGR Ⅲで主に撮影した。
気が向いたら、その時の写真も記事にしようと思う。
さて、2日目の朝6時。
ライカストアの予約時間は午前11時。5時間何もしないなんてことは無理だ。
1秒でも長く、東京を楽しまなければ(強迫観念)。
まだ暗い中、身支度を整え、ホテルを出発した。
朝6時台の秋葉原。
もちろん、店は全くやっていない。
朝食を吉野家(地元にない)で済ませ、少し写真を撮る。
私はレトロな街並みよりも、UDXのデッキとかそういうところに安心を感じるタイプの人間なので、なんかあの辺にたむろしてしまう。
ちなみに、秋葉原を取り歩いたのはこの時間帯が最後。旅行中、秋葉原の店を巡ることもなかった。
「東京旅行といえば拠点は秋葉原」と、脊髄反射で宿を取ったが、今後は再考が必要かも。
秋葉原駅前はもはや勝手知ったる…は言い過ぎだが、お馴染みの街並み。
東京から離れてしばらく経つので、リハビリがてら朝の駅前を取り歩いた。
「やっぱり、写真は面白い。」
そんな気持ちを再認識したかった。
このカメラで秋葉原を撮ったのはここまで。
ここから、ライカストアのある銀座へ移動するのだが、写真が多くなってきたので、今回はここまでにしよう。
東京をM-P(Typ240)で撮る
M-P(Typ240)を購入してから、初めての東京旅行だった。
M-P(Typ240)で撮る東京は…良くも悪くも「いつもの東京」だった。
レトロ調に写るわけではない。2014年製のカメラだし、あたりまえか。レンズがSUMMICRON-M 1:2/35mm(1992年製)だったので、こっちの方が古い。
まあ、私程度の感性で、「このレンズは味わい深い写りをする」とか言ってみたところで、だけども。
肩の力を抜いて、ありのままを撮影できるのも、このカメラの魅力だと思う。
ライカMシステムは、レンズが小さいので、見た目が大袈裟になりすぎない。
道東ではその恩恵を感じることはあまりないが、東京で撮影するとき、このカメラ・レンズの組み合わせは目立たずとてもいい。
おわりに
M型ライカは、都会が似合う。たった1日半程度の旅行だったが、振り返ってみると楽しかった。
…とはいえ、今は道東暮らし。ちゃんと、現実を見なくては。
今回の遠征を経て、道東で撮影する、私の写真がどう変わるのか。変わらないのか。辞めるのか。
いやいや、今はまだ、写真を撮り続けていきたい。
…道東の、厳しい冬がまたやってくる。
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