今日はちょっと愚痴でも。
ぼくは基本的に、休日はカメラを持って街を歩いている。
なので、必然的に少し大きめのバッグを持って歩くことが多いのだが、まあ、よくカバンが人にぶつかる。
「東京は人が多いからしかたないな」
「大きいカバンだからぶつかっちゃって申し訳ないな」
と、少し前までは思っていた。
でも、どうも違うような気がしてきた。
今日のことだ。
少し大きめのトートバッグを肩にかけていて、トイレに入った。
で、手を洗っている時に後ろを通った人がトートバッグに接触。
まあ、いつものことかなと思って振り返る。
手洗い場の後ろに結構広大なスペース。どう考えても接触するような幅じゃない。
ああ、こいつらはそもそも「よける気がない」んだ、と直感した。
「よけない」人たち
考えすぎだと思うだろうか。
ちなみに、札幌にいた時にそんな接触はほぼなかった。あたりまえだが。
そのことがあってから、この1年足らずの東京生活を少し振り返ってみた。
いろいろ思い返してみると、この街の「人にぶつかることへの配慮のなさ」はちょっと異常だと思った。
接触しないと歩くスキマもないほど混んでいるのならわかる。竹下通りとか。なんだろうね、あれ。お祭りなの?
でも、休日のそんなに人の多くない駅構内とか、店舗の廊下とかでも、彼らはまったくもって人に道を譲らない。っていうかコースを変えない。
そして接触。また接触。たまにイライラしながら振り返ったりしてる。
生きのいいあんちゃんとかがやってるんなら「まあそういう奴もいるよな」程度で受け流すんだけど、まあ、老若男女がみんなしてそう。
お子様からおじいおばあまで。
ファミリーにいたっては横幅が大きいぶんさらにタチが悪い。
歩いている時だけじゃない
電車を降りようとドアの前に行くと、後ろから接触して圧力をかける。
いやいや、まだドア開いてないから。押しても意味ないから。
電車の中で背中に硬いものが当たる。
スマホの先が背中に当たっている。…手をあげればいいのだろうか?
…なんなのだろうか。触れ合いたいのだろうか。
東京砂漠なんだろうか。
よけましょうよ
「人が多いこと」は、マナーを軽視していいという免罪符にはならない、と思う。
「人とすれ違う時はお互い気を使う」
「不快に思う人もいるので、極力接触は避ける」
そんな当たり前が通用しない街なのだろうか。
ちょっと残念な気持ちになった今日この頃である。
RICOH IMAGING COMPANY, LTD. GR (GR LENS, 18.3mm, f/4, 1/80 sec, ISO100)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
写真と関係ない話でごめんなさい。
記事を読んで共感しています。
10数年前は前から来る人を避けようとしたら、相手も同じ方向に避けてしまい、気まずい。なんて事がよくありましたが、最近は年に一度あるか無いかです。
お互いが譲り合ったから起きていた事だと思います。
最近は誰も避けず、道も譲らず、前すら見ていない人がいます。
時代は変わるので、自分がついて行けてないだけなのかと思う事があります。
これからも記事を楽しく読ませていただきます。
某人間さん、コメントありがとうございます!
東京はみんな人混みに慣れすぎていて全然配慮をしない…ということにショックを受けてこの記事を書いた覚えがあります。
今住んでいる地域はむしろ人混みが発生しなさすぎて、東京の人混みが懐かしいという謎の気持ちになっています。
また東京に行ったらあの気持ちを味わえるかもしれない…いや味わう必要はないんですけど。
東京行きたい…
東京は田舎から出てきた田舎者が多いから距離感がつかめない+田舎者の自己主張
春は田舎者が増える