さようなら、SONYとSIGMA -「沼」からの逃亡-

さらばSONY、さらばSIGMA。

 前回の記事で、断捨離を決行することを宣言した。

 そしてこの度、大幅な機材入れ替えを完了したので報告する。
 おそらく、3〜4回目くらいの「機材断捨離」だ。

 具体的には、SONY・SIGMAの機材を全て手放した。
 これにより、所有しているカメラ機材は以下の3メーカーに絞られたことになる。

レンジファインダー:Leica
ミラーレス:FUJIFILM
コンパクトカメラ:FUJIFILM 、RICOH

なぜ、SONYとSIGMAを手放したのか。

 今回、なぜSONYとSIGMAを手放したのか。

 それは、Eマウントシステムが私にとって「無限の物欲」の発生源だったからだ。

  •  今年の1月頃、撮影機会がほとんどないにも関わらず「α7R Ⅴ」へのアップグレードを画策していた(50万円)
  •  SIGMAから70-200mm F2.8が発売されたら、大三元を揃えるために絶対に買うと決めていた(多分15万円くらい?)
  •  価格が比較的安いというだけの理由で、使用頻度の低いレンズ(中望遠・超望遠)を購入した(20万円)
  •  なんなら「SONY純正の大三元Ⅱ型を揃えれば上がれるとか考えていた(100万円)

 これらは全て本当に検討していたプランだ。

 今思えば、非常に恐ろしい。
 プロカメラマンでもない一般素人(しかも写真をあまり撮らない)が、こんなことを本気で実行に移そうとしていたのだ。

 私は意志が弱い。物欲に弱すぎる。

 だから、一目散にそこから逃げなればならなかったのだ。

 SONYもSIGMAも何も悪くない。

 私が悪い。それだけ。

これからのこと。

 それでも残った機材の数は多い。

 カメラ7→6台(コンパクトカメラ含む)
 レンズ13→8本


 「これのどこが断捨離だ」という話ではある。

 だが、これで終わりではない。
 機材の整理については、今後も継続して実施していく。

 ただ、この辺は少し落ち着いて考えていこうと思う。

 今まで私は「断捨離ブームに浮かされてパニック売却し、必要なものまで手放して後で後悔する」という歴史を繰り返してきた。

 今回は慎重にいきたい。

「最新機種」から距離を置く

 今回の機材整理は、前回も書いたように「終わる」ための整理。

 考え方はどちらかというと「終活」に近い。

 なので、今後は「新発売の最新機種にアップデートしよう!」とならないことが重要。

 ちなみに、今回の断捨離、しっかりと新レンズを買っていたりする。
 ただ売却するより、下取り交換の方がお得だからね!

 …すいません、怒らずに、最後まで聞いていただけませんか。

 機材整理の下取り交換で新規購入したレンズは、過去所有していたマクロレンズ「XF60mmF2.4 R Macro」と、以前買う寸前まで行っていた中望遠レンズ「XF90mmF2 R LM WR」の2本。

 Leicaも含めて交換レンズはこれで完成とし、これ以上増やさない。
 今後、使用頻度を加味してさらに整理していくことも考えている。…っていうか減らしていかないといけない。

 幸い(かどうか分からないが)、FUJIFILMの新製品にはあまり興味がない。
 そして、基本的に買えない。


 これが私にとっては重要だった。

 通常であれば問題のある状況を肯定的に解釈すれば、「買いたくても買えないから買わない」という状況が勝手に作られているということだ。

 買い物依存症の傾向がある今の私にとって、今のFUJIFILMの状況は、心を落ち着かせるのにちょうどいい。

 …実際はそんなことを言っている時点で「狂っている」のかもしれないが、ひとまずそう決めたので、まずは一歩進んだということで。

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問題が解決したわけではない

 一定程度の機材整理はできたが、問題が解決したわけではない。

 この趣味を続けるにあたっての1番の問題は、「そもそも撮りたいものがない」ことである。

 「魅力的な街並み、近代的な建築物」を、「街に紛れて撮影したい」人間にとって、道東の中核都市は撮影機会が限定される。

 贅沢は言わない。

 別に東京でなくてもいい。

 独特な街並みを持つ、片田舎の観光地でもいい。


 だが、私が住んでいるエリアは100%「よくある中堅都市」であり、駅前のアーケード街にも飽きてしまった(というか個人的な事情で近づきたくない)今となっては、撮りたいものを探すのが至難の業だ。

 個別事情で、住んでいる街そのものに愛着が湧かない(むしろ嫌悪対象になる)のも良くない。
 土着の文化やイベントごとにも参加する意欲が削られる。

 まあ、これは本当に個別事情なのでいいんだけど。

まず行動、それから軌道修正

 ひとまず行動してみよう。

 せっかく車もあるので、この際なんでもいいので撮影に行こう。
 そのうえで、少しでも興味のあるもの、撮影していて面白いと思うものを見つけていこう。

 家でYouTubeを見ていても何も解決しない。

 「行動せずに考えることで得られる成果よりも、経験の中で試行錯誤した結果のほうが比べ物にならないくらい大きい」と最近本で読んだ。

 まずはカメラを持って、「行ける範囲」で「興味が持てそうな場所(適当)」に行こう。

ちゃんと「勉強」しよう

 それと、趣味や仕事と関係ない「勉強」をする時間をつくろう。

 恥ずかしながら、社会人になってからというもの、まともに「勉強」をする時間を作ってこなかった。

 それが最近、仕事で自分の限界や怠惰に直面する場面が多くなり、精神的に落ち込む一因となっている気がする。
 「勉強」した内容が、仕事で使えるかどうかは分からないけど、少しでも興味のあることを「勉強」して吸収していく習慣をつけたい。
 そしてこれも、「とにかくやってみる」という姿勢を大事にしよう。

 つまらなければやめればいいし、くらいの軽い気持ちでテキストとか資料を買おう。機材にあんな高額を出せるんだから、それくらいはね。

 そこから写真の撮り方に繋がる何かが得られる、なんてこともあるかもしれないし。

おまけ(カメラ機材以外の断捨離)

 余談だが、今回はカメラに限らず「趣味の縮小」というコンセプトで動いている。

 趣味(のようなもの)に費やす時間・お金・物理的な空間を極力減らす努力をする。

 というわけで、「ガンプラ」も大量に売却した。
 それはもう、転売ヤーを疑われるのではないかという勢いで売りまくった。

 そもそもガンプラを買っていたのがほぼ「ストレス発散」のためだったこと、持っていても作れないガンプラになんの価値もないこと、ガンプラ作成技術の向上を自分が求めていないことなど。

 以前からガンプラへの興味が湧いて爆買いしては売却し、また急に興味が出て…を繰り返していたので、全て売却するのではなく、また作りたくなったら作れるくらいの数を残して手放した。

 最近全くプレイしていないゲーム機も手放した。
 たいした売値は付かなかったが、気持ち的にスッキリした。

 これで、家からSONY商品がほぼ消滅したことになる。

 またやり過ぎないように気をつけながら、今後も「終わる」ための整理を続けていこう。

07
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4件のコメント

ありがとうございます。
この記事を見て私も決断できました。
CanonR5とRFレンズ群を売却します。
同じく終活です。

ひゃくまるさん、コメントありがとうございます!

記事に共感していただき、ありがとうございます。お礼を言われると恐縮ですが…。
「終活」と聞くとネガティブな印象ですけど、機材を処分することで沼から抜け出して、気持ちも体も軽くして、先に進めればいいな、とか思っています。
お互い頑張りましょう!!

はじめまして、りっちゃんといいます。
非常に納得の記事で思わずコメントをさせてもらいます。
私も同様に、沼の住人です。
最近、再びFilmを始めてしまいました。
なかなか手放すことができないので、あまり使わないものは
手放すようにしていますが、SONYは何度も行ったり来たり。
よーく考えていきたいと思いました。

りっちゃんさん、コメントありがとうございます!
記事に共感していただきありがとうございます。
SONYは物欲を刺激するのが上手いので、またいつか手にする日が来るのかもしれません。とても怖いですね。
フィルム、いいですね!フィルム価格の高騰でどんどんお金持ちの趣味になり始めているので、私は怖くて手が出ませんけど、とても羨ましい!

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