さて、予告通り「ファーレ立川」のアート作品群を撮影していこう。
まず、撮影にあたっては「ファーレ立川アートマップ」を参照した。
FUJIFILM X-Pro2 (XF23mmF2 R WR, 23mm, f/4, 1/450 sec, ISO6400)
アート作品を撮影するといっても、ただ撮影しているだけではなかなかおもしろい内容にならなさそうなので、今回は「パートカラー」エフェクトと相性のいい被写体を選んで掲載してみようと思う。
※ 以降のアート作品の説明は、「ファーレ立川アートマップ」に記載されている内容である。
パートカラーとは
「パートカラー」とは、特定の色域だけを残し、残りをモノクロにするデジカメ写真のエフェクトの1つ。
富士フイルムXシリーズでは、「アドバンストフィルター」というエフェクト効果(フィルムシミュレーションとは違うもの)の一つである。
わかりにくいので補足しておくと、「アドバンストフィルター」は背面十字キーの上ボタン「DRIVE」から呼び出す。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 6.5 sec, ISO200)
パートカラーの他にもトイカメラとかミニチュアとか、いろいろなフィルターがあるので、試してみるのもおもしろそうだ。
パートカラーの使いかた
撮影していて思ったのだが、「パートカラー」はアート作品との相性がいい。
特に色がはっきりしていて、単色で構成されている作品ではかなり威力を発揮する。
街中の雑多な色を排除することで、アート作品の存在感が引き立つからだ。
パートカラーが使えるカメラ
ちなみに、パートカラー自体は別に富士フイルムのデジカメにだけ搭載されている機能ではない。
有名どころだと、
- SONY RX100シリーズ
- OLYMPUS PENシリーズ
あたりに使えるカメラがあるようだ。他のメーカーのカメラでも使えるものがあると思うが、別にこのエフェクトが使えるかどうかでカメラを選ぶ必要はないと思う。Photoshopなどの編集ソフトで後から加工することも可能だ。
撮影時のこと
今回はパートカラーを使おうと決めていたので、事前に使い方の下調べを簡単にしていったのだが、ひとつ気になることがあった。
細かいことなのだが、撮影後の確認をプレビューボタンで呼び出した時に、フィルター効果が反映されていないのだ。結果、「ほんとうにパートカラーで保存されてるのか、これ」というムダな不安を感じつつの撮影となった。
こういう無意味な不備は、信用を落とすことにつながっていくので、細かいことと言わずに改善していってほしい。
おわりに
ファーレ立川のアート作品群の撮影は楽しかった。
街中に点在する作品を捜索して撮影するのは初めてだったが、なんかゲームのようで、夢中で撮影してしまった。
そんなファーレ立川のアート作品はまだまだたくさんあるので、今後もコンセプトを決めて定期的に記事にしていきたいと思う。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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