前回までのあらすじ
国立新美術館にやってきたぼくは、素敵な建築デザインに興奮を隠しきれずシャッターを切りまくった。
けたたましいシャッター音を周囲に撒き散らしながら…
建築の日本展へに行こう!
この日はまだ時間があったので、せっかくなので、もう一ヶ所行くことにした。
建築物スナップを撮り始めるなら、まずは建築のことを知らなければ。
そんなふうに考えていたところに、六本木ヒルズ内にある森美術館でうってつけの展示が行われていた。
「建築の日本展」である。
建築の日本展とは
建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの
日本の建築を読み解く鍵と考えられる要素と考えられる9つの特質で章を編成し、考察する。という内容の展示。
具体的には日本、および海外の日本建築について、写真、模型、その他の展示で紹介する、というものだ。
詳しくは公式ページをご覧いただきたい。
六本木ヒルズへ
森美術館へ行くために、国立新美術館から六本木ヒルズへ向かった。
あいかわらずデカくてかっこいい建物だ。入っている店は高級ブランド店が多くて、なかなか手が出ないものばかりだが。
ところで、六本木ヒルズ入口付近に、なんかドラえもんがいっぱいいた。
個人的にはこのなんとも言えない表情が好きだ。
森美術館へ
ひとしきり楽しんだあと、建物内へ。
森美術館は高層階にある。
ガラスドームの入口からエントランスへ入り、エレベーターで52階へ。
美術館は53階。
直接展示室に行ってもよかったのだが、せっかくなのでまずは52階の屋内展望スペース「東京スカイビュー」へ。
東京スカイビュー
東京が一望できる。なんかもやがかかってるが。
東京タワーが見える。なんかもやがかかってるが。
建物内もなかなか素晴らしい。光と陰のグラデーションが印象的だった。
オーストラリアの建築に関する展示もあった。
建築の日本展
さて、そろそろ本番。53階の美術館へ。
入口の作品は撮影ができるということなので、撮影してみた。
なかなかフォトジェニックな展示だと思うんだけど、どうだろうか。
「建築の日本展」感想
ほとんどの展示は撮影不可だったのであまり写真はない。
ざっくりとした感想としては、日本の建築について、かなり興味深い資料や作品が展示されていて、少なくとも今後、訪れてみたい場所が20ヶ所以上増えた。
建築物が好きな方は、ぜひ一度行ってみてほしい。きっと新たな発見があると思う。
(9月17日まで開催しているようだ。)
機材について
前回の記事に引き続き、EOS 5D Mark ⅢとEF24-70mm F4L IS USM、それにRICOH GRで撮影した。
シャッター音が気になるのは引き続きだったが、それ以外にもいくつか問題が発覚した。
操作感
キヤノンEOSシリーズと富士フイルムXシリーズは、操作感が違いすぎる。
これはキヤノンが悪いとか富士フイルムがいいとかの問題ではない。
2つのメーカーのカメラを所持するということは、つまり操作性や価値観が全く違うシステムを使い分ける、ということだ。
そしてこの2つのメーカーについて言うと、操作感がかなりかけ離れている(電源スイッチの位置、絞りの操作方法、レンズ交換ボタンの位置、AFポイントの移動など)。
どちらかというとニコンの方がまだ富士フイルムに近い部分があると思う(と言っても、やはり違うんだけど)。
つまり、キヤノンと富士フイルムを両方所持する利点は、全くない。
絵作り
今回、EOS 5D Mark Ⅲの設定は、ダカフェ日記でおなじみの森さんのカメラ設定が書いてある、ダカフェカメラで紹介されている設定をそのまま使用したもの。
少し印象的な色味になっている気がするけど、狙ってやっているわけではない。
富士フイルムXシリーズで撮影する時も、基本的にはフィルムシミュレーションをそのまま適用している。
絵作りに関するこだわりやオリジナリティがない。
そんな状態で、設定の異なる2つのカメラを所持する余裕があるのだろうか?
ひとまず、富士フイルムXシリーズで、自分の常用する設定を詰めていくべきじゃないか?
…という、壮大な前振りをして、今回の記事はこの辺で終わりになる。
おまけ
屋上展望台にも行ってきた。
あと、こちらが「ゴンのありったけを込めたパフェ」だ。
ジャンプ展も開催中だ。
はじめまして。
六本木ヒルズはどこを撮っても画になりますよね。けやき坂の方もなかなかグリーンが多くていいですよね!
都内在住なのでいろいろ拝見しています。
また定期的にお邪魔しますね。
ありがとうございました。
camemamaさん、コメントありがとうございます!!
六本木ヒルズは大好きな被写体の一つでした。あのエリアはどこをとってもかっこいいし、なにより上品だと思います。
今は札幌に引っ越してしまいましたけど、東京はいいですよね…
今の状況がはやく収束してくれることを祈ってます!そして、ぜひまたこのブログも覗いてくださいね!