M-P(Typ240)通信（2023年10月号）

秋とM-P(Typ240)

　秋になった。
　最低気温がいきなり一桁台になった。

　寒い。特に職場が寒い。

　風邪をひいて長期休暇したい。

空の写真。

　これから、道東は家から出るのがどんどん辛くなってくる。
　冬はすぐそこだ。

　そうなる前に、今回はカメラを首から提げて、家の近所を撮影してきた。
　なんだか、印象的な雲が出ている朝だった。
　（…9月の写真なのは内緒だ。）

　羊雲が出ていた。

　このあと雨になるのだろう（実際なった）。

　過去、「毎日空を撮影しよう」と、とある写真家さんの真似をしようとしていたことがある。

　…まあ、3日で終了したが。興味がないことを真似しようしても続かないね。
　っていうか、何かをちゃんと続けたい。

　最近、筋トレもランニングもガンプラもやる気が起きずにやめてしまった。

　このままいけば、次は写真だ。

　そして、家でYouTubeを見ているだけのバケモノが誕生するのだ。

　…気を取り直して、写真の話を。

　M-P(Typ240)で撮影する空は、カメラの独特なホワイトバランスにより、少し深い色になる。
　これは現実に見たままの色ではないが、印象的な「M-P(Typ240)で撮った空の色」になる。

　今のところ、この色がお気に入りだ。

　複数のカメラを所有している理由の一つに、「カメラごとの色・絵作りの違いを楽しむ」ということがある。
　一時期、「どのカメラで撮影しても同じ仕上がりにするのがプロ（キリッ）」とか言っていたこともあった。

　でも私はプロではない。

　それどころか、現像が苦手なただの趣味カメラマン（レベル１のザコ）だ。
　いつ写真を止めるかの瀬戸際にいるクソザコ。

　だから今はとにかく、撮影するカメラごとに変わる写真の仕上がりを楽しみたいと思っている。
　「自分だけのこだわり」とか「自分の写真」なんてことはその後の話だ。

マクドナルドで朝食を

　ひとしきり撮影を楽しんだ後、近所のマクドナルドへ。

　朝食の時間なので朝マック。
　このカメラはマクドナルドの店内でもそれほど目立たない（個人の感想です）ので撮影可能だ。

　トレーと包装紙の緑が印象的な色になる。

　それはそれとして、月見マフィン、美味しかった。

　食事の後、駐車場を撮る。
　…特にメッセージ性はない。

日常に溶け込むカメラ、M-P(Typ240)。

　M-P(Typ240)はカメラとしては少し大きめだが、M型レンズは小型なので、思いのほか目立たない。
　首に下げて散歩をしていても、周囲から奇異の目で見られることはあまりない（たぶん）。

　カメラ単体ならα7シリーズの方が小型・軽量だが、レンズが巨大化するためどうしてもアンバランスになる（一部除く）。
　M型ライカはカメラとレンズの大きさのバランスがいいので、自然に首に下げられるのがいい（一部除く）。

　…まあ、それならXシリーズやGR Ⅲでもいいわけだが。

SUMMICRON-M 1:2/35mm(7枚玉)

　ここ最近はSUMMICRON-M 1:2/35mm(7枚玉)ばかり使用している。
　この焦点距離35mmのレンズは私の肌に合っているようで、撮影散歩にはついついこのレンズを選んでしまう。

　…このレンズが、最も値段が高かったと言う理由もある。内緒だけど。

　でも、それだけだと一辺倒になってしまうし、せっかくレンズ交換できるんだから、この秋はELMARIT-M 1:2.8/28mm ASPH. やSUMMICRON-M 1:2/50mmをもう少し使用していこうと思う。