2016年4月にX-Pro2を購入して、1年以上が経った。
その間、6,210枚の写真を撮影してきて、そろそろこのカメラについて語りたくなったので記事にしてみようと思う。
ぼくがどうしてX-Pro2を買ったのか。
そして飽きっぽいぼくがなぜこのカメラ手放さずに愛用しているのか。
外観、特徴
詳細な仕様については、公式ページを見ていただくこととして、ここではX-Pro2の特徴的な機能と気に入っているところについて個人的な感想を書こう。
- アドバンストハイブリッドマルチビューファインダー
1番の特徴はこれ。なんか長い名前だが、要約すると「EVF(電子ビューファインダー)とOVF(光学式ファインダー)を切り替えられるすごいファインダー」だ。これを搭載していることで、価格がつり上がっているとの噂あり。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 1.2 sec, ISO200)
買ったばかりの頃は「せっかくだから」とOVFと右下に小さなEVFを表示させるエレクトリックレンジファインダー(ERF)モードを多用していたが、右下の小窓は小さくて見づらいということに気がついてからは、割り切ってEVFのみで撮影することも多くなってきた。
以前X-T2の記事の際にも書いたように、EVFは色温度に多少難があるんだけど、見やすさ、ピントの合わせやすさ、構図の決めやすさが勝ることが多い。
白黒写真を撮る時には、白黒の画像を見ながら構図を決められるので、雰囲気もつかみやすい。
- 軍幹部の物理ダイヤル(と画期的なISOダイヤル)と形状
物理ダイヤルはXシリーズ全般の特徴だが、X-Pro2では画期的なビルトイン方式のISOダイヤル(シャッタースピードダイヤルの中に組み込まれている。変更する時はダイヤルを上に引き上げながら回す)が採用されている。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 39mm, f/4, 1/2 sec, ISO200)
かっこいい。しかも実用的だ。
「使いにくくて実用的でない」という人もいるが、ぼくはまったくそうは思わない。
そもそも撮影中にそんな頻繁にISO感度を変える状況が想像できない。画質が安定しないでしょ?
ただし、「撮影前にダイヤル位置をちゃんと確認しておく」ことはとっても大事。感度を上げた状態で気付かず撮影する悲劇に見舞われたこともある。(X-T2でだが)
露出補正ダイヤルが不意に動きやすいと評判だが、僕は実感したことがない。 - 美しいボディペイント
とにかく塗装が高級で、普通は市販できないレベルのものらしい。詳しくはマップカメラのこちらの記事を見ていただきたい。
これを読んでしまったせいで、ぼくはX-Pro2を「買わざるを得なくなってしまった」。
底面に少し傷が入ってしまったが、むしろ傷がつくことで味が出ると思っている。
できるだけ長く使ってエイジングを楽しみたい。
そんな風に思えるカメラだ。 - 防塵防滴・耐低温構造
正直そんなに体感はしていない。そもそも雨の中で撮影することはまれだし、撮影することになったとしても基本的には傘をさしながら撮影する。
濡れながら撮影する根性が欲しい。
いずれにしても、これはX100Fにはない機能で、付加価値としては大きい。
結局何が言いたいのかというと、発売から2年以上経っているが、今からでもこのカメラは「買い」だということ。
なぜならこのスタイルは唯一無二だから。
次回は実際にどんな写真を撮れるかに焦点をあててレビューをしたいと思う。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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(2020/7/12追記)現在は、後継機種のX-Pro3が発売中。
x-pro2の発売年って2016年・・・ですよね?
2017年時点で2年と書かれていますので、あれ?と思いました次第です。
いきなり失礼致しました。
たつてるさん、コメントありがとうございます。
…ホントですね!どう考えても1年だよ!
タイトルと本文直しときます〜…
ご指摘ありがとうございました!