「カメラ買いたい病」との戦い -禁断症状-

有給を取ったある日の朝。
恐怖体験をしたので記録しておく。

※ 記事内の写真は、今回の話題と関係ありません。
撮影機材:LEICA M-P(Typ240) 、LEICA SUMMICRON-M 1:2/35mm

恐怖の体験談

01Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/35mm, 35mm, f/8, 1/1000 sec, ISO1000)

1:見 つ け た

その日は久しぶりの有給。
翌日も休みなので2連休初日の朝だ。うきうきだ。

何の気なしにマップカメラを覗く(?)。

FUJIFILM X-T5のレンズキットの中古(新同品)が入荷していた。

なお、現在新品のX-T5は3ヶ月待ち。

この機会を逃せば、いつ手に入るか分からない。
これは買うべきでは?買わないと後悔するのでは?

気が付くと、カメラがカートに入っていた

秒で支払い直前まで行く。

そこでふと、割引チケットの存在に気が付く。
いったんブラウザバックで戻る。
割引チケットを適用し、再度支払い直前画面へ。

これは決まったか…?

02Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/35mm, 35mm, f/11, 1/750 sec, ISO1000)

2:買取額、低すぎ…?

今度は下取りを全く入れていないことに気が付いて、α7R Ⅱを下取りカートに入れる。

…あれ、あんまり支払額が変わってないな?

うわっ…α7R Ⅱの買取額、低すぎ…?

ここでやっと、少しだけ冷静になる。

03Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/35mm, 35mm, f/6.8, 1/350 sec, ISO1000)

3:本当に必要?

うーん…確かに富士フイルムに戻りたい気持ちはある。あるけれども。

最新機種とはいえ、APS-CセンサーのX-T5というカメラの「格」に対して、犠牲が釣り合わない。

フルサイズ一眼×2台とレンズを下取りに出した挙句、追い金を払う…?
金銭的な負担が大きすぎないか?

そもそもそんなに急いでカメラを変えて、何がしたいんだよ。
何をどういうふうに撮りたいんだよ。

α7R Ⅲもα7R Ⅱもいいカメラだ。
SIGMAのレンズも良いレンズだ。

下取りに出す理由がない。
むしろLEICAの方が下取りに出す理由がたくさんあるじゃないか。

04Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/35mm, 35mm, f/4.8, 1/1000 sec, ISO1000)

4:生きがい

いや、もうなんかそんなことはどうでもいい。
毎日の苦痛、休日の虚無感から少しの時間だけでも逃れたい。

新しいカメラを買えば、少しの間だけでもそういう現実を忘れていい気持ちになれる。

それが俺の生きがいだ…!!!

あと1画面、あのボタンを押せば…
いやいや、もう少し考えてから

05Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/35mm, 35mm, f/6.8, 1/2000 sec, ISO1000)

5:時間切れ

なんてことを考えているうちに。

「SOLD OUT」

…助かった。

でも、残念だ…。

06Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/35mm, 35mm, f/4.8, 1/750 sec, ISO1000)

まとめ 〜発作と病気〜

多分病気だこれ。

買い物依存症と仕事のストレスによる鬱病か何かを併発している。

たったの2ヶ月、趣味系のものをほとんど買わなかっただけ。
有給で考える時間ができた瞬間にこの有様だ。

最近は運動もする気が起きず、筋トレもやめてしまった。
ズボンのお腹がキツイ。

ただ、物欲だけが一人歩きする。
物を買うのは労力がかからないからなぁ。ただそれだけ。

この先の人生が思いやられる…。

07Leica Camera AG LEICA M (Typ 240) (SUMMICRON-M f2/35mm, 35mm, f/3.4, 1/2000 sec, ISO1000)

プラモデル、最近作ってないなぁ…。
出費も減って助かってはいるけど。

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2件のコメント

YMさんこんにちは。お住まいの街の写真をありがとうございます! 駅前の「バス溜まり」が僕の住んでる地方に比べてとても広くて,北国ならではなのかなと興味深いです。ありがとうございました!

僕も過去に「中古は1点モノなのでお早めに」というメッセージに理性を失って(?)何度か後悔したことがあるので,今回の記事は当時の気分が生々しく蘇ってきて他人事に思えませんでした(^-^; ということは僕もYMさんと同様の「病気」なのかな?

この記事と他の記事でLIECA M-P + Summicronで撮られたカラー写真を拝見して,やはりYMさんはLEICAとの相性が良いなぁと思いました。僕は特に(構図を工夫なさったであろう)通路に落ちていた紙ゴミの写真が好きです。

写真を気に入っていただきありがとうございます!
バス溜まりはあれくらい広いものだと思っていたので、地域差が感じられて面白いですね!

機材については、一回考えるのをやめた方がいい気がしてきました…ひとまず現状維持で行こうかと

中古一点ものは本当に毒ですよね…結局後から買い戻せないものなんてなかったので、もっと冷静になりたいです。あと、暇になったらマップカメラを見る習慣を正そうと思います…

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