今日もお疲れさまです。
GITZOの三脚レビュー第2弾。
第一弾はこちら
今回はぼくが購入したトラベラー三脚、「GT1545T」(雲台セットGK1545T-82TQD)をレビューしよう。
GT1545Tとは
ジッツオの型番表示は統一されていて、
GT=脚のみ、脚の径が「1」型、「5」はカーボン、「4」段、シリーズ「5」番目のモデル、「T」=トラベラー。
合体すると「GT1545T」となる。
4段伸縮の小型カーボン三脚だ。
外観
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 44.4mm, f/8, 2.3 sec, ISO200)
見ての通り、かなりコンパクト。
縮長42.5cm。重さは1.45kg。(雲台込み。)
携帯性に優れている。
そして一目でGITZOだとわかるカーボン脚とノアールデコール。
カッコいい。
眺めているだけで満足感を感じられる。
伸縮メカニズム
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 1.9 sec, ISO200)
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 2.3 sec, ISO200)
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/8, 2.3 sec, ISO200)
トラベラー三脚の特徴は、その収納方法だ。脚が180度回転する事で通常の折りたたみ方法より縮長が短くなる。
この機構はGITZOのトラベラーが元祖で、つまりそれ以外の同じ機構を用いた三脚は全部トラベラーのパクリである。
パクリダメ、絶対。
脚を動かす時は脚の根本にあるアダプタを操作する。これは角度調節の役目も果たしており、これによって
通常の展開
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 32.9mm, f/8, 7.5 sec, ISO200)
より角度を付けた展開
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 46.3mm, f/8, 7 sec, ISO200)
の2種類の設置方法が可能だ。
雲台
GITZOは「三脚は素晴らしいけど雲台が…」という意見があるらしい。
実際に雲台だけは国産のメーカーのものを使っている人は多いらしく、ぼくも買う前はブログ記事等で見て気になっていた。
でもまあ、面倒くさいのでとりあえずセットで買ってしまったんだけど。
セット購入した雲台はGH1382TQD。自由雲台だ。
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 34.3mm, f/8, 3.2 sec, ISO200)
ところで、三脚の雲台にはいくつか種類があるが、「自由雲台」と「3ウェイ雲台」が主流だ。
自由雲台というのは先端についているボールで角度を自由に変えられる雲台で、3ウェイ雲台は上下・左右・縦横を1つずつ変えられる雲台。
用途によって使い分けるものだが、3ウェイ雲台は必然的に大きくなるので、トラベラーには自由雲台が基本となる。
さて、酷評されているGITZOの自由雲台(最新モデルは改良されているようだ)だったが、結果としては「普通に使うのにまったく支障がない」。
そして「デザインが共通しているのでまとまりが良い」。
下手に大きな雲台を買ってしまうと、せっかくのトラベラーの携帯性が生きないので要注意だ。
というわけで、主にデザイン面で満足な選択だった。
使用感
…肝心の使用レビューだが、この三脚を本来の用途(旅行に携帯)で使用したのは実は1回だけ。
広島旅行に持っていった。
感想は「すごくジャマだった」。
言い訳をさせてもらうと、このときはニコンD810に大三元レンズ3本をリュックに入れて、さらに三脚カバーに入れたGITZOを持ち運んでいたのだ。
そんなのジャマに決まってる。
いかにトラベラー三脚と言えども、カメラと三脚が両方入るバッグは絶対必要だ。
今回は三脚を持って行くときの心構えも良くなかった。
とりあえず宮島の鳥居撮影にスローシャッターを使ってみたいという理由で持っていったが、それ以降全く使わなかったし。
まとめ
どうしても必要、というのでなければ、旅に三脚は持って行かないほうがいい。ジャマだから。
以上、GITZOトラベラー三脚のレビューでした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメントを残す