先日から書いていることだが、カメラ機材を厳選しようと思っている。
今後の撮影に必要のない機材は手放してしまおうというわけだ。
そんなわけで今日は、単焦点レンズについて考えてみた。
あと、久しぶりにファーレ立川のアート作品も紹介する。
…別にやめたわけじゃないよ。
※ この記事のアート作品の説明は、「ファーレ立川アートマップ」に記載されているものです。
どの焦点距離のレンズが必要か
ズームレンズは画角24mmから200mm(35mm判換算)までをカバーして、だいたいF4くらいの明るさがあればいいという結論に至った。
これで大抵のものは撮影できる。
ので、現状Xシリーズをメインにするという計画の中では、レンズは揃っていることになる。
- XF10-24mmF4 R OIS
- XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
- XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS
あとは単焦点レンズ。
単焦点レンズを持つ理由。それは「大きくボケること」に尽きる。(賛否両論あると思うが)
というわけで、現時点で一番ボケを作りやすい「XF35mmF2 R WR」を試してみた。
…で、結果がこちら。

「ウサギとカメ」(藤原吉志子)藤原吉志子は金属を型にとかしこんでつくる作家です。それを鋳造(ちゅうぞう)というのです。よく知られた動物や童話を、楽しい意表をつく形でつくる童話作家といえるでしょう。彼女にとって、子どもがよじ登り、大人が腰掛けておしゃべりして、てっぺんがピカピカする、そんなほのぼのとして嬉しくなる彫刻がのどかな邪魔ものとして天下の公道にあることが望ましいのです。
今回はとにかく、開放絞りで撮影することを心がけてみた。

「ケンタウルス・モーターサイクル」(篠原有司男)これはカエルが乗ったオートバイのお化け、オートバイの神様です。篠原有司男は気合で生き、気合で仕事をしてきた作家で、その面目がこの作品にもあふれています。車輪やチェーンやスポークの形が見えるとはいえ、全体にあるのは作家の手が握った粘土のぐにょぐにょとしたかたまりの連続なのです。握って形ができていく時の体験、それは彫刻の出発点かもしれません。
結果としては、「まあ、ボケてるよね」という感じ。
…で、確かにボケているんだけど、ぼくの主観では「ちょっと足りない」。
フルサイズのF1.2レンズのボケ感を知ってしまっていると「なんか物足りない」という感想になってしまう。
F1.2の「変態的ボケ」が作品作りに必要か、と問われると…難しいところだけど。

これくらいのボケ感
XF56mmF1.2とか、焦点距離が大きいレンズを選ぶという手もあるけど、結果的にはフルサイズセンサーにボケの量で勝てるわけではない。
EOS 5D MarkⅢ、まさかの残留か…。
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