【機材レビュー】ORANGEMONKIE Foldio3

FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 55mm, f/11, 1/30 sec, ISO400)
今回はこれのレビュー。

ブツ撮り用のミニスタジオボックスFoldio3」を買ったのでレビューする。

Foldio3とは

Foldio3とは、韓国のベンチャー企業「ORANGEMONKIEが開発・販売しているミニスタジオボックス。

公式ページはこちら

ネットでブツ撮り用のブースを検索していたらとあるブログで紹介されていて、見た目のよさ使いやすそうなシンプルな構成畳んで小さくできるところが気に入って、すぐにポチった。

FoldioはこのFoldio3以外にも大きさが違う2モデルがラインナップされている。

  • Foldio1(26×26×26cm)
  • Foldio2(38×38×38cm)
  • Foldio3(62.4×64×55cm)

ちなみにぼくが買ったのは「Foldio3 + Halo bar」モデル。代金$159.00に送料が$29.80。計$188.80(¥21,085)だった。

なお、Halo barが同梱されていない通常モデルが$139.00(約¥15,200)、Halo barとさらに円形の回転テーブルが付いたHalo bar + Foldio360セットが$279.00(約¥30,500)だった。

Halo barは、マグネットを内蔵した三角錐状のLEDライト。ライティングに便利そうだったので今回は同梱版を選択した。(ターンテーブルは使わないと思ったので除外した。)

なお、支払い方法はクレジットカードかPayPal。

ぼくは海外の通販にそのままクレジットカードで払うのは不安なのでPayPalを利用している。

海外通販をよく利用する方は、PayPalに登録することをオススメする。

PayPalはこちら

※ちなみに海外通販のためにPayPalを利用する場合は、英語で登録することをオススメする。(住所も海外表記でしておくと便利。)

同梱物

FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 24.3mm, f/11, 1/30 sec, ISO400)
届いた
  • Foldio3本体
  • 本体内蔵LED用コード・アダプタ
  • 背景紙(白・黒)
  • Halo bar ×2

なお、注文画面で電源プラグの国タイプを選ぶ項目があるので、必ず「JP」を選ぼう

(届いた製品の外装には「US」と表記されているが、中身は日本タイプの電源プラグだった。脅かさないでほしい。)

外観(収納状態)

FUJIFILM X-Pro2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 37.4mm, f/3.6, 1/50 sec, ISO800)
右下はiPhone SE(大きさ比較用)。

収納時の寸法は62.5×39×6.5cm。持ち手も付いているので携帯性が高い。

ただし、背景紙やプラグ・アダプタ類は別に持ち運ぶ必要がある
…惜しい。
まあ部屋でしか使用しないし、たいしたマイナスポイントではないけれど。

展開・設置

展開はとても簡単。

1枚ずつ開いて、内蔵のマグネットで固定していくだけ。

FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 18mm, f/11, 1/30 sec, ISO400)
中央にある丸いのがマグネット。

コードを接続し、背景紙、Halo barを取り付けたら完成。

FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 24.3mm, f/11, 1/55 sec, ISO400)
こんな感じ。

Halo barは同梱の2股プラグをそれぞれの下部に接続し、Foldio3の本体照明用のリモコンに接続して使う。

FUJIFILM X-T2 (XF60mmF2.4 R Macro, 60mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO1000)
Halo bar。
FUJIFILM X-T2 (XF60mmF2.4 R Macro, 60mm, f/4.5, 1/30 sec, ISO3200)
シンプルだが、必要十分。

このリモコンは左右のダイヤルで照度を調節するシンプルなもの。

右側が本体内蔵LED用、左側がHalo bar用だ。

ちなみに2本のHalo barの照度を別々に調節することはできない

使用感

Canon EOS 5D Mark III (EF40mm F2.8 STM, 40mm, f/2.8, 1/13 sec, ISO400)
こんな感じで撮影する。

まだ数回しか使用していないが、簡単な使用レビュー。

  • 内蔵LEDはかなり明るくできる無段階で調節できて便利。
  • ブースの大きさは十分。プラモデルや靴、カメラ本体や周辺機器の撮影にはぴったりだ。
  • ただしもう少し大きいもの(バッグや洋服)になると厳しい。このブースでなんでも撮れる、は無理。
  • Halo barは通常、本体左右1カ所ずつのマグネット部に固定して使用するが、床に置いて下からライトアップなど応用も可能。明るさも十分。ただ、ワイヤレスならもっと最高かも。
  • マジックテープで固定できる背景紙は便利。他の色バリエーションも発売してほしい…
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 31.5mm, f/11, 1/30 sec, ISO400)
身の回り品を撮ってみたその1
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 44.4mm, f/11, 1/17 sec, ISO400)
身の回り品を撮ってみたその2
FUJIFILM X-T2 (XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS, 44.4mm, f/11, 1/35 sec, ISO400)
身の回り品を撮ってみたその3

まとめ

今のところ、評価は上々だ。

特に小さくたたんでしまえる(しかも楽に)ところが最高だ。

これから使い込んでみて、気がついたことがあればまたレビューしてみよう。

自宅用のミニスタジオボックス選びにお悩みの方は、候補に入れてみてはどうだろうか。

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