ズーム全域で開放F4.0で撮影が可能な、いわゆる「小三元」広角ズームレンズだ。
今回はX-Pro2にこのレンズを装着して六本木へ出かけたときの話。
作例を紹介する記事だ。
国立新美術館を撮影
この日のX-Pro2のフィルムシミュレーションは「クラシッククローム」。
画質設定は以下の通り。
- ホワイトバランス:「自動」R:-1、B:+1
- ハイライトトーン:+2
- シャドウトーン:-1
- カラー:+2
- シャープネス:0
この設定で撮影してきたのは東京都六本木にある「国立新美術館」。
曲面を多用したガラスの壁とフレームが印象的な建物だ。

エスカレーターの間から見える1階。

エスカレーターの下部が半透明

超広角は画面に収めたい被写体を全て入れることができる
超広角域ではもちろん被写体が歪むが、むしろそれを楽しむのがいいと思う。
広い画角は、撮影したい被写体を全て入れることができる。

窓の影が床に落ちる
ダイナミックな遠近感が広角レンズの特徴。
このレンズはズームレンズだからといって、画質を犠牲にすることがない。

カーブを描く窓
XF10-24mmF4 R OISについて
手ブレ補正があるので、ボディに手ブレ補正がないカメラ(X-Pro2、X-T3等)でも安心して使うことができる。
画質は良好で、周辺の画質が破綻するようなことはない。
ちなみにあまりボケないが、フルサイズ換算15-36mm・開放F4.0というスペックはボケを期待するものではないと思う。
実売価格は2019/3時点で92,000円程度。
比較的高価な部類に入るが、その値段に見合う性能はあると思う。

メタルハンドグリップ「MHG-XPRO2」を装着したX-Pro2との相性はいい
まとめ
XF10-24mmF4 R OISのレビューは以前も一度やっているのに、なぜ今回また記事にしているのか。
…が、2019/3/9時点でXF8-16mmF2.8 R LM WRはレンタルサービスを行なっておらず、借りられなかったのだ。
本当はXFレンズで発売している2本の広角ズームレンズの比較テスト記事になるはずだったんだけど、結果的にXF10-24mmF4 R OIS単独の記事になってしまった、というわけだ。
どうでもいい話だけど。
とにかく1つだけ言えるのは、
XF10-24mmF4 R OISはとても良いレンズだ、ということだ。
おすすめである。
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