【富士フイルム】Xシリーズとの4年と1ヶ月

X-H1
X-H1

 

この記事の概要

ブログ主が愛用してきた、富士フイルム「Xシリーズ」のカメラについて振り返る。
わずかばかりだが作例も載せているので、購入を検討している方は参考にしていただきたい。

結果的には、富士フイルムのカメラは最高!…だった。

ここまでの4年と1ヶ月間、ありがとう。

 

X-T10

X-T10
X-T10 × XF23mmF1.4 R

使用期間

2015年11月〜2016年4月(6ヶ月)

購入動機:「フルサイズと大三元」は重すぎる。

このカメラの購入動機は、2回目の京都撮影旅行。
D810と大三元レンズ2本で旅に出たわけだが、途中でやる気がなくなるレベルの疲弊。
今思えばそんな重い装備で歩き回れば当然そういうことになるわけだが。

京都のヨドバシカメラで初めてXシリーズを意識した。
iMacの画面に映し出される写真はかなりのハイクオリティに見えたのだ。

旅行から帰ってすぐに、カメラを1台買うことになった。
それがX-T10。
いきなりX-T1とかに行かないところが理性的だった(当時は今ほど金銭感覚が壊れてなかった?)。

なお、この時はD810をメイン機として残していた。
Xシリーズはあくまでも撮影旅行用のシステム。
そういう割り切り方をしていた。

感想:旅行用にちょうどいい「小ささ」。

時計台
札幌時計台

コンパクトで持ち出しやすいのが最大の利点。
とは言え、そのままでは少しハンドリングが悪かったので、純正のメタルグリップを使っていた。
これはかなり操作性がアップするのでおすすめだ。

※型番がX-T10用だけど、現行機種「X-T30」にも使用可能のようだ。

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ところで、撮影旅行に最適!…のはずだったんだけど、どういう訳か旅行に持ち出したという記録が一切ない。

冬に買って、春には手放してしまっているからだろう(北海道の冬は厳しい)。
というわけで、持ち前の機動力を発揮する機会には恵まれなかった。

どうでしょう
どうでしょうのオープニング的な

でも、このカメラは富士フイルムを好きになった「始まりのカメラ」。
第2世代センサー採用カメラの中で所有していたのはこのカメラだけだが、画質に遜色や不満を感じたことはなかった。

売却:次世代への移行。

このカメラを所有していた時期にメインを張っていたのはNikonのD810。
X-T10は結局最後まで「D810のサブ」の地位から抜け出せなかった(さすがに相手が悪いと思うけど)。

そしてX-Pro2の発売。
第3世代センサー×プロセッサに新フィルムシミュレーション「ACROS」。

…欲望には耐えられなかった。

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X-Pro2

X-Pro2
X-Pro2 × XF35mmF1.4 R

使用期間

2016年4月〜使用中(3年9ヶ月)

購入動機:Xシリーズ新時代の幕開け。

第3世代センサー・プロセッサの能力は第2世代と比較すると圧倒的。
AF速度やAFエリアの向上、画質の改善(1,600万画素→2,400万画素にアップ)。

そしてフィルムシミュレーション「ACROS」
白黒写真にハマり始めていた自分には、このフィルムシミュレーションの存在は完全に反則。

そしてトドメがマップカメラのサイトで行われたX-Pro2担当者インタビュー
このインタビューで語られた、「変態的なこだわり」に魅力を感じて、購入に至った。

感想:長い期間、使い続けたいカメラ。

美術館
東京の撮影スポットを共にたくさん回った

レンジファインダー「風」カメラであるX-Pro2は、街中での撮影に威力を発揮した。
一眼レフっぽい外観ではないため、街中で構えるハードルが(少し)下がる。

おかげでD810では撮影できないような写真が撮れたと思う。

ギンザシックス地下
GINZA SIXへの地下通路。

このカメラは「単焦点レンズを積極的に使いたくなる」カメラだ。
っていうか、ズームレンズが似合わない(個人の感想)。

このカメラで特に使用頻度が高かったのは「XF35mmF1.4 R」。
最近は中望遠スナップにハマり「XF60mmF2.4 R Macro」の出番が増えていた。

明るい単焦点レンズでの撮影は楽しかった。

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(万人におすすめはしないが)

X-T2

X-T2
X-T2 × XF35mmF2 R WR

使用期間

2017年5月〜2018年7月(1年2ヶ月)

購入動機:一眼カメラの必要性。

X-Pro2の快進撃により、Nikon D810とニコンレンズ一式を手放すことを決意したわけだが、その際、「一眼レフスタイル」のカメラが無くなることを危惧したため購入。
正直、中身は完全にX-Pro2と同じなので「形が違う同じスペックのカメラ」が増えた形になったわけだが。

このカメラの導入は、「ズームレンズが似合うXシリーズ」が必要だったことも大きな動機になっている。
X-Pro2にズームレンズは付けたくない、でも動きものやレンズ1本での旅行にも行ってみたい。
そのための最適解(?)がこのカメラの導入だった、というわけだ。

感想:何にでも使える、「ちょうどいいカメラ」。

鈴鹿
ズームレンズを携えて、サーキットへ。

「Xシリーズでも、なんでもできる。」
このカメラを使って、そう感じた。

振り返ってみれば、このカメラで撮影した写真が一番よかったんじゃないか、と思うくらいだ。
撮影旅行でサーキットにも行った、コンテスト(オンラインサロンのだが)」にも応募した。
使いやすくて大きさも手頃。
背面液晶は上下左右に開く。
まさに「理想のカメラ」だったのかもしれない。…今思えば、だけど。

競馬場
競馬場で、走る馬を撮影。

このカメラが悪い、というわけではないが、常に意識せざるを得なかったのが、どうしても超えられない壁「センサーサイズ」
比較対象が以前所有していた「D810」だったのも良くなかった。

結果的にこのカメラは、フルサイズ病の悪化による「EOS 5D MarkⅢの購入」という結果を招く
それによりこのカメラの使用回数は激減していった…。

売却:新たな「フラッグシップ」へ。

ただでさえ出動回数が減っていたところに、最終的には「X-H1とXF16-55mmF2.8 R LM WRの導入」により下取りに出すことになってしまった。
だからと言って、このカメラがダメだった、ということはない。
実用面から言えば、むしろX-Pro2よりもレベルが高い。
バランス的には最高で、これ以上を望む必要はない。

X-H1と大三元レンズの誘惑に負けた自分が悪いのだ。
いや、X-H1もいいカメラ(むしろ最高のカメラ)なんだけど。

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X100F

X100F
X100F

使用期間

2017年8月〜使用中(2年5ヶ月)

購入動機:「Xシリーズの原点」を手に入れたい。

この時期、X-Pro2とRICOH GRを持っていた自分にとって、X100Fは正直、全く必要のないカメラだった。
サイズが微妙に大きいし、この頃は焦点距離も開放F値も被っている「XF23mmF2 R WR」も持っていたし。

それでも購入を決めたのは、これはもう「欲しかったから」としか言いようがない
X Storiesの高橋俊光氏、パトリック・ラ・ロック氏の記事を見たのが運の尽きだった。

このカメラは珍しくマップカメラの実店舗で買ったのを覚えている。
買おうと決めたら、もうその日のうちに欲しかった。

この頃、物欲が最高潮に高い時期だったとも言える。

感想:Xの画質を、どこへでも。

札幌駅
シャッターチャンスにサッと取り出して撮影できる。

そんな刹那的に購入したカメラだったが、非常に満足のいく結果になった。

完成の域に達した4代目「F」。
コンパクトカメラとして見ると少し大きめだが、それでもX-Pro2の小型版としてみれば小さいものだ。
とにかく、持ち出す心理的ハードルが低い
「買い物ついでにX100F」というのは、これ以降自分のスタンダードになる。

HERMES銀座と歩行者
HERMES銀座と歩行者

性能もレンズ以外はX-Pro2やX-T2と遜色がない
フォーカスレバーまで付いているというハイスペックカメラだ。

そして写り、という点で特に印象的なのは固定単焦点レンズ「Fujinon 23mmF2」。
開放絞り時の緩やかな雰囲気には他にはない魅力(魔力?)がある。
これは接写時に特に顕著(なんかオーラみたいなのが出ている状態?になる)だ。
こういう特性を使いこなしていくのがプロフェッショナルなんだろうと思う(自分は使いこなせていないが)。

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※そろそろ後継機種「X100V(仮)」の噂もちらほら。2020年中には発売?

X-H1

X-H1
X-H1 × XF23mmF1.4 R

使用期間

2018年7月〜使用中(1年6ヶ月)

購入動機:「大三元」に耐えられるカメラを。

大三元レンズ「XF16-55mmF2.8 R LM WR」の魅力に負けた。
それがこのカメラを購入した一番の原因。
ボディ内手ブレ補正が搭載されているXシリーズはX-H1のみ。

なら、買うしかないじゃないか!(キャッシュバックもあったし)

感想:「建築スナップ」との高い親和性。

図書館
海みらい図書館

このカメラは、この時期にこだわって撮影していた建築スナップで威力を発揮した。
建築物は外観以外にも内部を撮影することも多い。
暗い室内では手ブレ補正が非常に助かる。

そして屋内での撮影では、大きなシャッター音は邪魔になる。
X-H1の「フェザータッチシャッター」はシャッター音が異常に静か。というかほとんど音がしない。
このおかげで室内でも安心して撮影できた。

ギンザシックス
人を流すのも簡単にできる。

ボディ内手ブレ補正のおかげで、暗い室内でも、街中で人物を流すのも簡単。
どこまでもお手軽で高性能なカメラ。
…これに慣れると、きっと写真の腕が鈍っていくんだろうなぁ。

宮古島
宮古島の海

防塵防滴と高い堅牢性から来る安心感。
XF16-55mmF2.8 R LM WRとセットなら、どこにでも持っていける。

宮古島でもお世話になった。
…少し重かったけど。

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※後継機種「X-H2」はまだまだ発売されない、という噂。

まとめ:富士フイルムXシリーズとの4年1ヶ月

というわけで、4年1ヶ月。
X-T10からX-H1まで。
第4世代(X-T3、X-Pro3等)は体験していないけど、Xシリーズの世界をひとしきり楽しめたと思う。

素晴らしい体験をさせてもらった。

本当にありがとう。

 

…いや、別に富士フイルムをやめるとは言っていないよ。

 

ソニー
ビル

 

ほんとだよ

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7 件のコメント

  • こんばんは。
    もうみてませんかね。
    同じくD810からX-T2に完全移行です。うっかりカメラショプでDF+ツァイスを覗いてしまいました。その時のショックはおわかりいただけるかと思います。最近AF可能なアダプターでEFレンズを考えていましたが、このページを拝見しやめることが決断できました。
    へんにEFレンズが手元にあったら5DMK2くらいを買ってしまうかもしれません!
    普及版で良いので300mmまでのレンズを出さしてほしいです。50-140には全く興味ないので。
    とりあえずありがとうございました!(笑)

    • まーさん、コメントありがとうございます!

      フルサイズからAPS-Cに移行すると、どうしてもいろいろと気になっちゃいますよね…

      「センサーサイズが大きくなったとしても撮影する写真が良くなるわけじゃない」つていうのは分かってるんですけどねー

      Xシリーズは超望遠レンズのラインナップが確かに弱いかもですね…
      XF100-400はでかいし高いし…

  • 返信ありがとうございます!
    少なくともD810にMP2/100でピントが合わせやすいと思って使ってました。
    EVFなんだから拡大すれば?とも思いますが、そういう癖がついてないんですよね〜 その昔、カメラの価格差はファインダーとまで言われてたわけですから、今もそこは変わらないのかなと思います。
    55-200がお気に入りなので追加でアダプターと70-300を考えました。
    色々考えてると70-200でテレコンがいいかななどと単なる物欲ではないかと(笑)
    でもEFレンズは買いません!きっぱり

    • マクロプラナー…羨ましい!このレンズのためにD850を買いそうになるくらいには気になってました。

      ファインダーは大事ですねー。OVFでもEVFでも。
      ファインダーがないっていうだけでGR3を買ってないくらいです。

      EFレンズを買っちゃうと…レンズからボディが生えてくるかも…?笑

  • YMさん
    今はD810もMP2/100も持ってませんよ~
    中望遠はXF90で満足してるもののツァイスが忘れられませんね~
    切りないですね^^;

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