イントロダクション
α7R Ⅲを購入した時、同時に購入したレンズは2本。
SIGMAの大三元と105mmマクロ。どちらも大きい・長いレンズで、ちょっとした散歩や部屋でちょっと撮影…みたいな時に、持っていくのが大げさになることがあるのが気になっていた。
せっかくのαなので、もう少し小さくて使いやすいレンズを持っておきたい。
ということで、ソニーαのレンズの中でも評判のいい標準レンズ、SEL55F18Z、別名「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」を導入することになった。
今回は、このレンズの外観や機能、作例を交えてレビューしていく。
SEL55F18Z
SEL55F18Zの発売日は2013年12月。約7年前に発売したレンズだ。
スペック
まずはスペック表から。
名称 |
Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA |
型名 |
SEL55F18Z |
焦点距離 |
55mm |
レンズ構成 |
5群7枚 |
開放絞り |
F1.8 |
最小絞り |
F22 |
最短撮影距離 |
50cm |
最大撮影倍率 |
0.14倍 |
フィルターサイズ |
φ49mm |
最大径 × 長さ |
φ64.4mm × 70.5mm |
質量 |
約281g |
フード |
ALC-SH131 |
希望小売価格 |
98,266円 |
このレンズはよく「最短撮影距離が長い」と言われているけど、大丈夫。
ライカ(75cm)よりも寄れてる。たいした問題じゃない。
それよりも明るめのF値でコンパクトな筐体であり、レンズとして扱いやすいことの方が、このレンズにとっては重要だ。
外観
ここからは軽く開封の儀を執り行いつつ、レンズの外観を見ていく。
ソニーのレンズの外箱はαオレンジ(?)。個人的にはシンプルなSIGMAの外箱の方が好き。いや、どうでもいいんだけども。さあ、開封しよう。
開封すると、レンズポーチ。
…レンズポーチってだいたいの交換レンズに付属してるけど、使ったことない。
細めの筐体。
これはα7に合うデザインだ。やったぜ。当時は「α=コンパクトなフルサイズ」という括りだったので、コンセプトにしっかりあったレンズを出してきた感じだった。
金属筐体の質感がいい感じだ。αの外装にマッチしている。当たり前だが。
かなりクリアーな前玉。絞り羽が透けて見えるので、絞り羽の枚数もカウントできそう(しないけど)。
レンズフードはレンズ本体とマッチしたデザイン。ただし、装着するとけっこうな長さになる…。
でもいいか、かっこいいから。
ほら、かっこいい。
描写
ここからは実際にどんな写真が撮れるか、作例紹介だ。
今回はこのレンズの実力をみよう!ということで、カラー写真にしてみた。
先に結論を言っておくと、色乗りがよく、生々しい描写。ボケが美しいレンズ。
知らんけど。
明るいレンズらしい、立体感のある描写が印象的だ。ボケの綺麗さ、雰囲気の良さを生かした撮影をしていきたい。頑張ろう。
それはそうと、最近同じ場所の写真ばかり撮っているような気がする。たまには冒険しないと…。
使ってみての感想。
αにマッチしたサイズ。
持ち出してみて改めて感じたのは、「αにちょうどいい」サイズ感。レンズフードを使わず、レンズプロテクターを使用して撮影してみたのだが、これがいい感じ。
縦位置グリップが装着されていても、重い!みたいなストレスはなかった。
そして、かっこよかった。
使いやすい画角と、明るさ。
55mmという焦点距離は「標準より少し長い」くらい。人によっては少し長すぎると感じるかもしれないけど、私にはなんかちょうどいい感じだ。
人は年齢を重ねるにつれて、目の焦点距離が狭まっていく…みたいな話を聞いたことがある。
老化か。老化現象か。
そのうち105mmがちょうどいいみたいになるのか…。
それと、F1.8のレンズは久しぶりに使ったけど、なんかもう、すごくちょうどいい。
無理にF1.4にして巨大化するレンズもあるけど、F1.8の単焦点レンズはちょうどいいサイズに収まる傾向にある。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
まとめ
このレンズは2回目の購入だけど、買ってよかった。
最近少し機材を買いすぎていたけど、このレンズには非常に満足している。
もうしばらくレンズは買わないよ。
ほんとだよ。
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