カメラ選び企画、第1弾。
「Canon EOS 5D Mark Ⅲ × 海」編である。
EOS 5D Mark Ⅲ
まず今回は、EOS 5D Mark Ⅲというカメラについて説明しよう。
2012年3月22日発売。(発売から6年!)
キャッチフレーズは「地球の光をすべて受け止めるために。」
キヤノンのデジタル一眼レフカメラでは、「ハイアマチュアモデル」カテゴリのトップモデルである。
主なスペックは以下のとおり。
モデル名 | EOS 5D Mark Ⅲ |
発売日 | 2012年3月22日 |
有効画素数 | 2230万画素 |
撮像素子 | 約36×24mmフルサイズセンサー |
マウント | EFマウント |
最速シャッター速度 | 1/8000秒 |
液晶モニター | ワイド3.2型(3:2)/約104万ドット |
メディア | CF/SDカード ダブルスロット |
寸法 | 約152.0(幅)×116.4(高さ)×76.4(奥行)mm |
重量(バッテリー・メディア込) | 約950g |
なお、現在は後継機である「EOS 5D Mark Ⅳ」が発売しており、立派な型落ちモデルである。
EF50mm F1.2L USM
そして、今回使用したレンズがこちら。
EF50mm F1.2L USM。
キャッチフレーズは「圧倒的な明るさを誇る超大口径・標準単焦点レンズ。」
開放絞りF1.2、赤いラインが目印のキヤノンEFレンズの上級ライン「L(Luxury)シリーズ」の標準レンズだ。
なお、2007年1月26日発売。(11年前!)
開放絞りでの「柔らかく味がある(緩いとも言う)」描写が特徴。
発売からかなり年数が経過しており、光学性能的にはすでに時代遅れかもしれないが、むしろそれがいい。
主なスペックは以下のとおり。
モデル名 | EF50mm F1.2L USM |
レンズ構成 | 6群8枚 |
最小絞り | F16 |
最短撮影距離 | 0.45m |
フィルター径 | 72mm |
最大径×長さ | φ85.8mm×65.5mm |
重量 | 約590g |
なんで買ったの?
そもそもなんでこのカメラとレンズを買ったんだ、という話だ。
ニコンを手放して(2017/5)からこのカメラを買うまで(2017/7)の約2ヶ月の間に一体何があったのか?
ニコンD810を手放した直後、ぼくはFUJIFILM X-T2と共に鈴鹿サーキット・伊勢神宮へ撮影旅行に行っている。
その時、純粋に「X-T2を今後の一眼レフタイプのメインに据えるのはちょっと不安」と感じた。
何より気になったのは「EVFと背面液晶の色の差」だが、それ以外にも一眼レフとは異なる操作感やフルサイズより小さいボケ感など、一言で言うとフルサイズから移行して来た「違和感」みたいなものを感じていたんだと思う。
結局のところ、「フルサイズ一眼レフが恋しくなった」のだ。
そして数ある一眼レフタイプのカメラの中からキヤノンを選んだ一番の理由は、この「EF50mm F1.2L USM」を使ってみたかったからである。
で、なんでこのレンズを使いたかったかといえば、「ダカフェ日記」みたいな写真が撮りたいと思ったからだ。
(その後、「あ、ダカフェ日記みたいな写真を撮ろうにも、家に子供も犬もいねぇや」ということに気が付いて、ショックのあまりしばらくお蔵入りしていたのは内緒だ)
なぜⅣではなくⅢなのか
最新機種のⅣが発売されていたにも関わらず、Ⅲを選んだ理由。
それは「ダカフェ日記がEOS 5D Mark Ⅱで撮影されていたから」である。
つまり、最新機種で撮影したからといっていい写真になるとは限らない、ということ。
むしろ「最新機種を使うなんてカッコ悪い」みたいな気持ちになった。
あと、純粋にお金を節約しようと思ったこと、新品のMark Ⅲを買うチャンスはそろそろ無くなると思ったことなど、いろいろ理由はあるが、まあ、買うべくして買ったのだ。
なお、今から新品のEOS 5D Mark Ⅲが欲しい人(あまりいないと思うが)は、地方系の家電量販店(ヤマダ電機など)に行くと、まだ置いている店舗があるかもしれない。(ヨドバシカメラやビックカメラには置いていない…)
次回予告
というわけで、まったくもって海に出かけないのでわかったと思うが、今回の記事は前編である。
次回はこのカメラ・レンズと一緒に江ノ島・横浜へ行った話をしよう。
↓富士フイルムの話題じゃなくてごめんなさい。
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