前回レビューした、SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art。
前回載せた作例はRAW撮って出しをそのままJPEGにしたものだったが、今回の記事はその時撮影した写真のモノクロ編集版を掲載する、という記事だ。もしかするとこの記事は需要がないかもしれない。
ちなみにモノクロ編集にはLightroomとSilver Efex Proを使用した。
Silver Efex Proはかなり細かいモノクロ編集ができるし、いろいろなモノクロフィルムのデフォルトデータが入っていて手軽に様々なパターンのモノクロが試せるし、なかなか面白いのでおすすめだ。
今回のα7R Ⅲ導入の目的の一つが、「自分のモノクロ写真を模索する」なので、その試みということで。編集技術が拙くてもおおらかな心で見てほしい。
装備
カメラ:α7R Ⅲ
服装:ユニクロのダウンコート、モンベルのトレールアクショングローブ
札幌駅前
スタートはみんな大好き札幌駅から。
謎のガラスドーム、アピアドーム。とりあえず絵になるので気になったら撮影している。今回は望遠端でガラスドーム内部のなんかガチャガチャした金属部分にフォーカスしている。
こちらもみんな大好き日生ビル。朝の光がガラス面に反射して、歩道にいい感じのハイライトを作っていた。
札幌市といえば北海道庁赤れんが庁舎。その前方の「札幌市北3条広場」から赤れんが庁舎を望む。
こちらは逆方向、道路側。いいタイミングで歩いてきた歩行者を撮影する。
北洋銀行はかなり古い建物をそのまま利用していて風情がいい。補修・改修工事は大変そうだが。歩行者を入れてバランスを整えてみようと試みた。
落書きにフォーカスしてみた。いや、落書きはダメ、絶対。
大通エリア
札幌駅から南下、大通公園付近のエリアへ。
札幌駅・大通り公園・時計台からほぼ同距離にある航路標識。後ろのレトロなホテルの窓がお気に入り。
こんにちは、わたしだ。
太陽光を浴びている太陽電池。ボケ感をみたくて撮影。いいですねー
屋根の出窓から光が差し込む狸小路。この構図、何回も撮影している気がする。
札幌ファクトリー
大きく東へ。札幌ファクトリーに行ってきた。特に用事はない。
葉がなくなった赤レンガ倉庫に絡まる蔦。ホラーテイストがいい。
光と影のコントラストが映えるレンガ張りの歩道。ファクトリーは何かと撮影しがいがある。
感想
レンズについて
なんか開放F2.8の写真ばかりになってしまった。
24-70mm F2.8 DG DN | Artを使ってみて、撮影中は見た目ほど大きさ・重さを感じることがなかった。カメラが小さいのでフロントヘビーになることは否めないが、左手でしっかりホールドして撮影に集中するので特に問題にはならない。それよりもF2.8まで使用できること、24-70mmを自由に選べることによる安心感が優っている。
重さによる疲労も心配していたが、これも体感では富士フイルムのカメラを使っていた時と大差ない(新しい機材でハイになっていた可能性はある)。
画質は申し分ない。さすがはSIGMA Art、暗部・明部ともにしっかりと描写している印象だ。…まあ、上の画像はコントラストを編集でいじっているので伝わりにくいかもしれないが、とにかく高画素のα7R Ⅲにしっかりと対応できていると感じる。
ファーストインプレッションとしては「概ね良好」といったところだ。偉そうに、と思うかもしれないが、1回の撮影でわかることはこれくらいのものだ。
撮影について
PeakDesignのSlide Liteが想像以上にいい。いままで頑なに「みんなが使っているから」という理由で導入しなかったPeakDesignだが、これはみんなが使っているだけあっていいものだ。袈裟懸けからの長さ調節が簡単にできる!
あと、モンベルのトレールアクティブグローブ。薄手のグローブなんだけど結構暖かい。それでいてギリギリカメラ操作が可能なフィット感。真冬に使えるかどうかは試してみないとわからないが、冬の撮影におすすめだ。
編集について
まだまだ編集についてあれこれ言うようなレベルではないが、一言「結構楽しい」。時間がかかるので社会人にはなかなかキツいという場面が今後出てきそうだけど、JPEG撮って出しと併用して現像作業も勉強していきたい。
まずは自分の形を作るところから始めたい。
まとめ
新しい機材を買うとテンションが上がる。これではダメだと思いながらもニヤけてしまう。しょうがない。写真も好きだけどカメラも好きなんだからしょうがない。…とはいえ、もうあまり無駄遣いはできないなぁ。
でもあれだな、無駄じゃなければいいんだよな。
…そういえばあの機材まだ持ってるけど、どうしよう?なんかいまさらあれ使うのもなんかテンション上がらないなぁ…。
そうだ
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